井沢式「日本史入門」講座 天武系vs天智系/天皇家交代と日本教成立の巻 (3)

  • 徳間書店 (2007年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198624071

みんなの感想まとめ

歴史の新たな視点を提供する本書は、正史の裏に潜む真実を探求し、特に天皇家の変遷や仏教のあり方に焦点を当てています。著者は、歴史が強者によって作られることや、宗教観が無視されがちな点を批判し、実証主義や...

感想・レビュー・書評

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  • 副タイトルのとおりの内容で、称徳天皇を中心に取り上げています。天皇家の変遷というのは、なかなか面白いものです。

  • そう言われてみれば、名も無き防人の歌も天皇の歌もなんの区別もなく一緒に並べられてるって凄いことだ(@_@;)

    改めて万葉集が読んでみたくなった。

  • 久しぶりの井沢さんの本

    氏曰く、正史と呼ばれる歴史は強者が作り上げたものあり、強者に都合のよいように書かれそれは必ずしも正しくない。

    また宗教観を排除した歴史は真実を伝えない。

    そんなこれまでの歴史を正す氏の歴史の第三弾

    今回は日本の仏教について
    出家が基本であるはずの仏教だが、現在の日本を見てみると結婚をしているお坊さんはたくさんいる。
    これは本当の仏教なのだろうか?
    いつからお坊さんが結婚するようになったのだろうか?

    それは親鸞が現われてからだ。

    また聖武天皇の大仏建立の詔の真意は大仏による平和だけでなく、跡継ぎ問題が関係する。

    その聖武天皇(天武系)の娘であり女帝となった称徳天皇と道鏡による不倫のスキャンダルの裏には天武系から天智系へと天皇の血筋が変化し、天智系が書いた捏造!?

    万葉集は世界でも稀な天皇から名もない兵士まで幅広い人の歌が収録されている。昔は歌がうまければ身分を越えられたのかもしれない!!

    桓武天皇による平安京遷都は天武系による怨霊のせい?
    などなど、歴史の教科書では決して触れることのない裏を上記の正史の問題点を解決したアプローチで読みとく。

    非常に面白い。

  • かつて、「逆説の日本史」シリーズをずっと読んでいて、でも戦国時代の話になったから興味が薄れて井沢元彦からは少し離れていた。戦国時代ってなんか苦手なんだよね、俺。
    このシリーズでも著者の視点はぶれることなく、宗教無視、権威主義の歴史家批判からの日本史解読を行っている。そしてその歴史物語が面白くって「逆説の日本史」と重複する内容があるのはわかっていながら、また買ってしまうのだ。
    「入門」とある通り、「逆説」よりもわかりやすく書かれているし、コラム的にポイントがまとめられている。そのコラムが少し読む際に邪魔にはなるが、二度読みをする際はそこだけを読めばいい親切構成だと思えば、まあ許せる。
    日本史に興味がある、興味を持ちたいという方はこちらから読んでみるといいかもしれない。
    ただ、「宗教無視、権威主義の歴史家批判」が繰り返し出てくるのは読んでいて疲れる。

  • 道鏡を寵愛した事で有名な孝謙=称徳天皇があそこまで悪く言われるのは何故か。次の代で血統が天智系に変わったため、天武系が悪く言われるのであ〜る。確かに…称徳天皇の治世に何が起こったかというのはなかなかありそうな説です。日本型仏教についての指摘なども解りやすい。同じ事の繰り返しが多いのが気になるけど。

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著者プロフィール

作家。1954年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。『逆説の日本史』シリーズ(小学館)は、単行本・文庫本・コミック版で累計580万部突破の超ベスト&ロングセラーとなっている。 著書に『紫式部はなぜ主人公を源氏にしたのか』(PHP研究所)、『学校では教えてくれない日本史の授業』『「誤解」の日本史』(ともにPHP文庫)、『歴史・経済・文化の論点がわかる お金の日本史 完全版』(KADOKAWA)、『徳川15代の定説を覆す』(宝島社新書)など多数。

「2026年 『怨霊と鎮魂で読み解く日本芸能史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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