地の螢

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198624569

作品紹介・あらすじ

昭和十五年。統制令により燃料が軍需主体へと移行しつつあった。岡村寛次郎は、代替燃料として有望な亜炭層が発見された岩手県南部で鉱山開発に着手する。現地で補佐するのは、寡黙だが義に厚い佐忠だった。地元土建業者との確執、外国人鉱夫への嫌がらせ、落盤事故、特高警察の追及…岡村たちに次々と困難が降りかかる。不安な時代を懸命に誠実に生きる男たちの感動物語。

感想・レビュー・書評

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  • 戦時中、会社の意向で亜炭鉱を開発運営していくことになった男、鉱夫、町民の話。

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著者プロフィール

1937年生まれ。岩手県出身。立教大学卒業。出版社勤務を経て作家に。69年「雪洞にて」で文學界新人賞受賞。他に『家族の肖像』(新潮社)、『欅通りの人びと』(講談社)など。

「2022年 『だれもが子供だったころ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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