悪魔は天使の胸の中に

  • 徳間書店 (2008年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198625115

みんなの感想まとめ

複数の事件が同時に発生する中、元FBI心理捜査官のエミコ・クルーニルが、刑事の城島と共に真犯人を追うサスペンスが展開されます。作品はスピーディーな展開と緊迫感が魅力で、エンターテインメントとしての要素...

感想・レビュー・書評

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  • 生贄を読んだので……
    前作を! エミコ クルーニルの傷の謎。
    連続する事件に共通する謎 プロファイリングと刑事の勘。

    闇を表す(DANCERのような)表現
    エンタメに振った時の柴田作品全開でした。

    瓦川いいな(笑)

  • 娯楽エンターテインメント作品。スピーディーな展開。仙台、福岡、新宿、米沢…各地で同時発生した死傷事件の謎を求めて、一気に読ませる。確かに面白いサスペンス小説なのだが……  何か足りない。ありきたりというか、深みがない。主人公は元FBI心理捜査官エミコ・クルーニル。日米のハーフ。ある事件をきっかけにFBIを辞め、日本に居を移した。フリーの犯罪プロファイラーとして、各メディアで活躍している。そんな彼女にあの事件で死んだはずの凶悪犯の魔の手が迫るというストーリー。犯行には現代社会の問題を取り入れ、恐怖を煽る。ネット社会に潜む危険がポイント。現在も法の網の目をすり抜けている問題? この犯罪方法は殺人を行なわせることが現実に可能なのだろうか、と不気味で不安を感じさせる上手い描き方。ただし、その方法は意外とよく知られた方法。ミステリ・ドラマなどでも犯行に使われたのを観たことがある。だから、作中で警察がその方法を見破ったときにも特別な驚きはなかった。インターネット上で利用した点は新しいのかもしれないが、新鮮味はなかった。主人公エミコと、彼女を警護する城島刑事の描写は好感が持てた。だから、城島刑事の妻の死の真相も知りたかったのだが、書かれていない。事件を捜査する過程で何かがきっかけになってわかるのかと思ったが、肩透かしだった。後半に浮かび上がった犯人が、ありきたりな犯人像通りの人物。「えっ、この人が!!」という、登場人物たちのすぐ隣にいる誰かが犯人だったら盛り上がったのにと残念だった。

  • FBI捜査官が出てくるので…どうかな??って思ったけど、テンポよく話は進んでくので、読みやすかった。

  • 2015.04.24
    元FBIのエミコ・クルーニル。全身に傷跡を残しながらも何とか生き延びている女性がプロファイルしてサブリミナル効果でパソコンを利用して不特定多数の殺人実行者を作っていく男を追い詰め、最後には逆にサブリミナル・カットで犯人を自殺へと導く。現実的で非常に恐ろしき小説。柴田哲孝はこんな小説まで書くのか。

  • トリックはすぐに分かったが結構楽しめた。ラストは評価が分かれるところと思う。

  • ふと気づくと一気読み。が入り混じる非現実と現実。そこに惹かれたのかも。にしても、最後の城島の間抜けぶりはなんだろう。事件は未解決かと思うくらい。最初のシーンの奇天烈さとのバランスなのかな。完全なる娯楽小説。

  • 良くある話ではあるのですが、エミコクルーニルのキャラが好きだったので最後まで一気に読んでしまいました。
    犯人の手段については疑問が残りますが、さほどリアルさを追求する作品ではないので大きな問題ではありません。
    最後はスカっとします。盛り上がりには欠けますがむしろ底が好き。
    しかしこの作品では魅力的だったエミコが続編ではあんなことに…
    しくしく。

  • 同時多発する通り魔殺人事件、ただの通り魔で片付けられないものを
    感じた刑事の城島は元FBI捜査官のエミコに協力を仰ぎ
    除々に真犯人に迫っていく。犯人のトリック、エミコの過去、など
    あきさせない展開でおもしろかったです。

    ラストにエミコが行った幕引きは
    タイトルにつながり予想外でした。

  • 元FBI捜査官エミコと新宿署の刑事城島が、通り魔事件の真相を捜査するが・・・
    先は読めるけれど、テンポが良いし、悪くない。
    ただ、最近の話なのに微妙に古臭さを感じたのは、私だけかしら。

  • tenguを読んで以来の著者。

    期待しすぎたのか残念。

  • 主人公元FBI捜査官エミコ・クルーニルにはFBI時代に負った深い傷を持っており、今は、日本で犯罪事件のコメンテータなどで活躍しています。その彼女と、純日本人警察官城島秀明が同時に多発した通り魔殺人事件の共通点に気づき捜査を始めます。
    犯人の意図は、その犯罪の手法は?事件は現代の危うい世の中を描いており、メイドカフェにおとづれる人々の描写も面白かったです。
    特に謎とき物を中心としているわけではなく、犯罪心理小説なので、実際にいそうな犯人にぞっとしました。

  • 明日も仕事なのに…。面白すぎてグイグイ読まされた。柴田哲孝作品はスベリ知らず。必ず面白い。一級のスリルが味わえる。【全国で多発する不可解な共通点を持つ殺人事件、それらが全て収束した時、驚愕の真実が明らかに…】 こう書くとそんな突飛な感じでもないけど、上手いんだ。面白いんだ。もっともっともっと売れていいハズ。なんでもっと騒がれないんだろう。みんな損してるよ絶対。

  • 新幹線で読むために無理やり買ったんだけど。最近読んだなかで、一番いまいち。

  • 2008-6-78

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著者プロフィール

1957年、東京都出身。日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身し、現在はフィクションとノンフィクションの両分野で広く活躍する。パリ〜ダカールラリーにプライベートで2回出場し、1990年にはドライバーとして完走。1991年『KAPPA』で小説家デビュー。2006年、『下山事件 最後の証言』で第59回「日本推理作家協会賞・評論その他の部門」と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年、『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞し、ベストセラー作家となった。他の著書に『DANCER』『GEQ』『デッドエンド』『WOLF』『下山事件 暗殺者たちの夏』『クズリ』『野守虫』『五十六 ISOROKU異聞・真珠湾攻撃』『ミッドナイト』『幕末紀』など、多数ある。

「2021年 『ジミー・ハワードのジッポー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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