耳をふさいで夜を走る

  • 徳間書店 (2008年6月1日発売)
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感想 : 70
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198625405

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるストーリーが展開され、主人公は突如として恋人からの襲撃を受け、正当防衛の末に彼女を殺してしまう。この衝撃的な出来事を通じて、彼の内面に潜む「覚醒」とは何か、そしてその背後にある殺意の理由...

感想・レビュー・書評

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  • どうしても3人の女性を殺さなければならない。彼女たちに罪があるわけではない。

    そんな「なぜ?」からはじまる石持さん得意の倒叙型のミステリーに見せかけて、うーん、いつもにもまして物語の進行役のくどさが肌に合いません。
    人の行為の不整合さや、善悪に対する石持さんの考え方は見えるのですが、シリアルキラー・ミステリーと銘打った作品に合わなかった気がします。

  • 石持作品はいつも動機で躓く。

    「扉は閉ざされたまま」も「君の望む死に方」も
    主人公は大忙しだ。
    今回主人公の後をついて回って、邪魔しまくる、
    優佳のような子はいないものの、
    何しろ殺さなければならない人数が多い。
    そして行動範囲が豪く広い。
    殺人犯は頑張らなければならない。
    当初考えていたような計画が何度もうまくいくはずもなく、
    だんだんグダグダになっていく。
    ターゲットに犯人が無条件に信頼されている。
    いやそれ以上に恋慕われているのだ。
    結局その上に成り立っていた物語。
    犯人には、お疲れ様を。
    でも。。。。ちょっと馬鹿?

  • 設定や動機や覚醒とかは納得できないし、ありえそうもない。それを無視して読めば、ハラハラして面白く読める。出てくる地名も馴染みある所なので、尚更親しみがある。

  • 冤罪被害者支援団体のメンバーが、様々な思惑で殺し殺される話。ほんのわずかな情報から、推理するっていう、石持さん独特の話し運びは出てこない。

  • 石持さんの作品にしてはそこまでだった。

  • いつか読んだ??・・・と思いつつ進む
    最後は思っていたのと違ってて

  • えらいエロかったw

  • 謎解きよりもスリルが心に残りました。
    刑事視点で見たら全く別の物語になりそう!アルラウネなんて知りませんでした…。
    嫌な気分になれるいいミステリです。

  •  冤罪被害者支援団体に所属している並木直俊は、同じ団体でカウンセラーを務めている奥村あかねに殺されそうになり、以前から考えていた女性3人の殺害を決意する。あかねが自分を襲ってきたということは、3人のうちいずれかが”覚醒”したからだ。そうさせてしまった責任は自分にもある。だから自分は、命を奪ってでも彼女らを止めなければならない。彼女達はアルラウネなのだから。今夜中に必ず――。

     ひと晩で3人を殺さないといけないと考える主人公の思考と行動が延々とつづられている感じで、途中で飽きてきたし、いちいち起こる性衝動の描写に最後はいい加減うんざりした。オチも、「そういう決着しかもうありえないよな~」とかなり早くから予想できるものでそのまんま。”覚醒”というのも現実味なし。よって動機も理解できず。

  • 並木の脳裏をそのまま文字にしたような、延々と妄想・想像の記述が続く。
    時間にして数時間の出来事をこんなに長く鬱々悶々と書くのは大変だろうななどと余計な気をまわしながら読んだ。

    いちおう、シリアルキラー的な筋立てだけど、
    描写は、多々出てくるものの、さほどえげつないエログロではない感じ。
    動機の甘さは毎度のこと。

  • 完全犯罪がバレるか?バレナイカ?みたいので進めて欲しかった。人は殺せずに終わって欲しかった。特に美女は殺すな!覚醒ってかなり重要なキーワードだったけど、あんまり説得力がなく、全体的に無理やり感漂う。ところでエロ描写は必要?無意味にモテる主人公の存在自体がリアリティが無い。まぁ妬みです。

  • 覚醒を防ぐっていうから『新世界より』、みたいな超能力とかDNAものかと…。
    そのへんが期待外れかな。

  • 図書館にて。
    出だしから驚きのスタート。
    表紙に書かれているあらすじをさっそく裏切る展開に、思わず残りの9割のストーリーはどうなってしまうんだろうとくらくらした。
    それぞれが思惑を抱えて動きつつ、ラスト寸前まで並木の思い通りになっていき…このまま並木が全員殺しても最終的にいいわけはきくのかな~なんて思い返していたらあらら、という感じ。そうだよね、そう来るよね。推理物の鉄則、一番弱そうで美しい人が一番怖かったりする。
    最後の一文がぞぞー。アルラウネ、さぞきれいなんでしょうね。

  • なんとなく、“そういうことだろうなぁ~”って思いながら読んでた。
    登場人物のプロフィールが分からないところまでは面白かったけど、全容が見えてきたら、“やっぱ、そーかぁ(´Д`)”って感じ。
    エンディングは、なんとなくモヤモヤした。主人公が生き残った方がよかったのでは?3人の中で一番幼い少女を生き残らせると(彼女も“覚醒”しちゃったけど)、今までの残虐性はどこ行ったぁー!!ってなるんじゃ???というか、なった。途中からは繰り返しも多くなって、くどいなぁ
    ~って思ってたとこでの、主人公、まさかの失速。なんか中途半端。
    作品名『耳を~』は、「アルラウネ」と、主人公の動きとつながってて、合ってると思う。
    装丁のイラスト、超~巨乳!うらやましい(><)←

  • 2012/09/08
    自宅

  • 夏休み前半ということで、石持浅海特集。何だか石持浅海っぽくない残虐さというか、スプラッターというか。アルラウネの話は面白いと思うけど、こんな理由で連続殺人を試みるかね。リアリティがないと思う。人を殺して勃起する、のはともかく、最後に並木が幸とセックスして気持ちいいってのは気に入らない。幸側も気持ちよかったってのも気に入らない。そんな同志だなんてある?3人の女の子に加え、あかねも本間悠子も美人、というのが気に入らない。そんなうまい話、あるかいな。

    2017.5.23
    ぐはー、まさかの再読!全然気づかなかった。でもいまいちだったのは一緒だな。結局こんな理由で人を殺せるかいな、と思っちゃうんだよな。石持浅海は当たりはずれが大きい、というか、あんま好きじゃないのかも。

  • 読書完了日2012年05月31日。

  • この作者は2冊目。1冊目の「月の扉」の後だとそこまで突飛だと思わなかったかな。。。まだ読みやすかったです。もう少し追いかけてみます、元気なときに。

  • うーん。
    うーーーん。

    最近面白くなってきたと思ったんですがね。
    新しい次元に手を出したら火傷しちゃいましたか。


    最初のドキドキやぐるぐるが、スキーのジャンプ台のような勢いで下降線を描く感じ。


    ご都合主義も極めりという感じだし、シリアルキラーを書きたいのならもっときちんと殺してくださいという。

    どうも焦点がぼやけていた。
    残念すぎる。

    理不尽ならとことん理不尽にしてください。
    感情移入させたいなら主人公たちの行動にもっと説得力持たせてください。

    新刊で買ったあの日の自分を殴りたい。


    自己投資0だったら☆1つ増やせるかなくらい。

  • 2012/01/20 読了

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著者プロフィール

1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長編デビュー。03年『月の扉』が話題となり、〝碓氷優佳シリーズ〟第1弾となった05年『扉は閉ざされたまま』(祥伝社文庫)が 「このミステリーがすごい!」第2位。同シリーズの最新作に『君が護りたい人は』(祥伝社刊ノン・ノベル)。本作は『Rのつく月には気をつけよう』(祥伝社文庫)の続編。

「2022年 『Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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