海王 (上)

  • 徳間書店 (2009年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198626648

みんなの感想まとめ

歴史を舞台にした壮大な物語が展開され、特に足利義輝の遺児に焦点を当てたストーリーが魅力的です。物語は、没落しつつある家系を支える旧臣たちの生き様を描き、彼らの思いや葛藤が心に響きます。急展開が下巻に向...

感想・レビュー・書評

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  • こちらも1000Pを越える読み物。以前読んだ「足利義輝」の続編のようにも感じます。これは面白い!スポットは13代将軍足利義輝の遺児に当てられています。

    ハイワンを中心に彼を支える旧臣達の生き様がなんともいえない。没落した家系となりつつもあるが、それを必死に支え将軍家復興ではなく、一人の男として何とか立派にの想いがほろりとさせる。

    急展開を迎え始めるのが、下巻に入ってから相変わらず足利義昭はチョイ役で、信長の義輝の思いの引継ぎや秀吉の幼き日の恋心に、家康のやはり義輝に対しての思い!天下に名を轟かせた3人の三者三様の思いが交錯するところがなんともぜっ妙に描かれている。

    「海王の魂は自由よ。誰にも仕えぬ」

    そして兄弟の再会が驚きだった。武家社会から公家社会まで多くの人に愛された足利義輝の完結系がこの1冊なんでしょうね。これを読まないことには宮本先生の足利義輝を読破したとはいえないでしょうね!

    それにしても冒頭で殺されて1~2Pで消えていく松永久秀なんて読んだことないですね!最高に面白い

  • 「剣豪将軍義輝」がよかったので、こちらも読んでみた。長い!けど、面白い。歴史上の人物も入り混じって、なかなか楽しめる。
    表紙やタイトルから、義輝の遺児が海で活躍する話かと思ったけど、そうでもなかった。

  • 前作もそうだったけど、よく練られたストーリーに感心。
    歴史上の人物をうまく配しての伝奇的時代小説。
    ストーリーが練られてないと陳腐で読むにたえないが、この人の作品はすごい。

    それと、前作に続く、貴公子流浪譚。
    主人公がどこまでも清々しいのが、昔懐かしい娯楽ものの時代小説の雰囲気を感じさせて楽しい。

  • 剣豪将軍・足利義輝の遺児を主役に据えた時代物作品です。従兄(?)の細川忠興等、実在の武将達とのドラマも熱いです。どちらかと言えば戦闘描写の激しい作品ですが、読み応えもあってお勧めです。

  • 剣豪将軍義輝の面白さの残像でおもしろいけれど、海王から読んだら、今ひとつかも。もっと海に出て行く話と期待していたので、上っ面をなぞった戦国時代小説になってしまったのが残念。

  • 『作家の読書道3』に出てきた宮本昌孝さん。
    “誰?”って思ってしまいましたが、以前『風魔』を読んでいました。
    魅力的なキャラ作りをする作家さんでした。
    で、『作家の読書道』に載っていた『海王』を読み始めました。
    まだ、上巻を読み終えたところですが、おもしろいです。
    正直読むまでは“足利義輝の遺児って言われてもなぁ”という感じ(だって、ちょっとマイナーじゃありません?)だったのですが、どんどんのめり込んでしまいました。
    でも、上巻で一番気に入ったのは主人公じゃなくて、本能寺で信長が死ぬ場面。
    信長、格好よすぎです。
    さあ、下巻を読まなくちゃ。

  • 織田信長や明智光秀など、おなじみの武将が登場し、そこに架空のキャラクターが絡んでいく。

    でも、なんか舞台がおなじみすぎて、あまり架空のキャラクターが入り込む余地が自分的にはないんですよね。


    しかも、表紙の絵などを見て、海賊とか海がらみの話かと思いきや、そうでもない。


    だから、読んでて、話にすごい違和感を感じるし、あまり話にのめりこめないなあ・・・。

    また、なんかキャラにも現実味がないんですよね。

    ちょっとねえ・・・。

    後半、どう展開するかですね。

    読んでて、だるい感じ。

  • 長いです。下巻は読まないかもしれません。どうでもいいが、「海王」で書籍検索すると、BLものがたくさん出るのね。ちょっと興味しんしん。

  •  読了。これは面白い! ☆4・5点。

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著者プロフィール

1955年静岡県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロ勤務を経て執筆活動に。95年、『剣豪将軍義輝』で、一躍脚光を浴びる。おもな代表作は『海王』『ふたり道三』『夏雲あがれ』『家康、死す』『風魔』『陣借り平助』など。『乱丸』で2015年第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。近著に『天離り果つる国』がある。

「2023年 『義輝異聞 将軍の星 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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