とてつもない未来を引き寄せる予見力

  • 徳間書店 (2009年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198626662

みんなの感想まとめ

未来を見据え、現在の行動を導く力をテーマにしたこの作品は、予見力を高めるための新たな視点を提供します。著者は、未来を臨場感を持って捉えることの重要性を説き、過去に囚われずに自分の未来を描く力を育む方法...

感想・レビュー・書評

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  • 本書は科学の見地から見た引き寄せの法則である。
    苫米地英人氏が世の中をどう見ているのか。彼流の引き寄せの法則。それを科学という文脈で説明したのが本書である。
    時の流れは未来から現在へと流れる。未来はすでにきているがスコトーマで見えないだけである。抽象度を上げることで大量の情報から重要な情報を発見できる。これらは彼のこれまでの主張と何ら変わりがない。
    苫米地英人氏自身は機能脳科学の科学者である。米国にてコンピューター言語学で博士号をとっている。言動から察するに凄腕のプログラマーである。一方、自身が主催する団体では式神を扱ってセルフコーチングを教えている。
    引き寄せの法則はきっとあるのだろう。科学という道具では証明できないたぐいのものなのだと思う。現に本書でも彼が信じるところの一部について新たに分かった科学の発見を当てはめて説明しているに過ぎないように感じる。

  • 未来から現在を見る。
    時間は、未来から現在、過去へと流れている。
    予見するというより、自分の思っている未来のために行動することで、結果、予見したとおりになる。
    未来に臨場感を持つことによって、高い抽象度を持ち、スコトーマが外れる。
    苫米地さんがいつも言ってる内容ではあるけど、同じ著者の本を読むことによっての速読で早く読めた。染み込ませる事ができる。
    2009年の発行の本なので、ちょっと古い本。後半の世界情勢の章では、今を言い当ててる部分が多々あり、流石だなぁと感服します。

  •  書名から、「超能力開発法」みたいなアヤシゲな内容を想像する向きも多いだろうが、そういう本ではない。「時間は未来から過去に流れている」という、「苫米地本」ではおなじみの持論をふまえ、先入見を排して物事を見ることで「予見力」(予知能力ではない)を高めるコツを説いた本である。

     まあ、超能力の本ではないにしろ、アヤシゲな本には違いない(笑)。

     「苫米地本」はどれもうさんくささ満載だが、ノイズの山のような内容の中に、ごく一部、ダイヤモンドのような卓見が秘められていて、私はそれだけを目当てに読みつづけている。

     本書もしかり。大部分はヨタ話にしか思えないが、次のような記述には、「祈りがかなう」メカニズムの一端を科学の眼で解き明かした印象があり、目を瞠る。

    《「想像もできない未来」を描き、その未来に対して強く臨場感を持てれば、すでにあなたはその未来の一部になっているのです。現在の中に「想像もできない未来」につながる兆しを見つけることができるし、必要なときがくれば、未来をつかむためのアクションも起こすことができます。
     なぜなら、人間の脳にはホメオスタシス(恒常性維持機能)があるからです。ホメオスタシスとは、外界の環境変化に対して生体を安定した状態に保とうとする働きのことです。
    (中略)
     ホメオスタシスは肉体的なことだけではなく、心理的なことにも働きます。たとえば、年収500万円で満足している人が偶然宝くじで1億円当たってしまった場合。その人にとっては年収500万円が自分にとって安定した状態であるため、1億円を持っていることに不安を感じてしまって、あっという間に使い果たしてしまうこともホメオスタシスの作用なのです。
     ちなみに自分が安定した状態でいられる空間のことを、コンフォート・ゾーンと呼びます。人間の脳はコンフォート・ゾーンにいることで非常にリラックスできるため、コンフォート・ゾーンを維持しようと無意識に働いているのです。
     話を未来に戻しましょう。
     未来に強い臨場感を持ったとき、その未来があなたにとってのコンフォート・ゾーンになります。すると、ホメオスタシスの機能が働き、その未来と現状の乖離を埋めるために脳が活性化します。脳は五感をフル稼働させて、現在の中に隠れている未来の情報を収集しはじめます。その未来を実現するためにやるべきことも見えてきます。私がこれまでに「目の前の世界の見え方が変わる」「今まで見えなかったことが見えるようになる」とお話ししたのは、まさにこのホメオスタシスの作用なのです。》

     この「ホメオスタシス」と「コンフォート・ゾーン」の話は、ほかの「苫米地本」にもくり返し登場する。いわば、苫米地思想の鍵概念。それをさまざまな形に変奏することで、苫米地は山ほどの著作をものしているわけだ。
     中身の薄い本を粗製濫造するより、「ホメオスタシス」「コンフォート・ゾーン」をめぐるメカニズムに的を絞り、脳機能学者としての専門知を駆使して綿密に解き明かした本格的解説書を出してほしい。

  • なんだこりゃ?

  • うーん、話が大き過ぎるからか理解できず

  • 人間の脳は自分が重要だおと思うものしか認識していない。
    予見力は現在の状況を正しく認識して未来を見る力。
    未来はすでに起こっている。
    真の未来は常に現状の外側で起こる。
    想像もできない未来が臨場感を持ってイメージすることができれば現在の世界の認識の仕方が劇的に変化する。

  • 過去から未来を組み立てていくのではなく、未来からみて現在を巻き込みながら未来を組み立てていくことを説いた本。予見力とは「未来から現在を見る力」で、未来は現在のなかに存在するが、未来は現状の外に起こるので、「現状の外側にある未来」から現在を見る必要がある。その現状の外側にある、想像もできない未来から、現在を見ることができれば(=「想像もできない未来」が臨場感をもってイメージする)、現在の世界の認識の仕方が劇的に変化する。今までみえてこなかったこと、認識できなかった情報が目の前の世界から立ち上がってきて、まったく別の世界に生きているような感覚を味わうことができる。
    未来が見えない原因は3つあり、①ストコーマの問題、②フレームの問題、③抽象度の問題がある。
    本の中盤からは苫米地氏の具体例があって、興味のあるなしが分かれそうだが、参考になる。また、とてつもない未来を引き寄せるという嘘くさいことも、認知心理学の領域を根拠に書かれているので説得力がある。普通に自己啓発書として良書と思う。

  • 2010/3/9
     未来が見えない原因は、
      「スコト​ーマ(心理的盲点)」
      「フレーム​(考え方の枠組み)」
      「抽象度」​
    にあるという内容。説明の仕方は​良いと思うけど、
    顔がインチキ臭​いんだよな。”

  • 力強い説得力があり、苫米地さんならではの発想力だと感心させられる。
    現在を正しく認識するには、現在のフレームをいったん解体して、未来からの視点に基づく新たなフレームを構築しなければならない。
    未来の情報は現在の中にあり、未来は既に起こっているのである。
    未来が見えてこない原因は「スコトーマ」「フレーム」「抽象度」の三つだそうだ。
    今まで、自分が築いてきた価値観とはいったい何だったのかと考えさせられ、あまのじゃくトレーニングに興味を持った。

  •  この本はおもしろかった!今話題の苫米地さんの本ですが、ドリプラ鶴岡さん、フォーラムの加藤さん、沢雉会石井さんとかと同じようなことを言っていて、非常に参考になったというよりはやっぱり結果を出していける人の考え方には共通項がたくさんあるんだな、と思いました。
     ただ、前述したお三方も非常に聡明でわかりやすく考え方を教えてくれたのですが、僕はこの苫米地さんはちょっと違う頭の良さがあると思います。なんていうか、自分がどこまでわかっているかを読ませない深さを持っているというか、頭の中をのぞいてみたいと思わせてくれる人だなと思いました。
     こないだtwitterでもつぶやいたけれど、「占い師が未来を予測できるなら、カジノに行かせてみればいい」とか「数寄屋橋交差点の宝くじ売り場が当たりやすいのは、それだけの枚数が買われているだけで、当選確率と売り場の間にはなんの関係もない」とかは言われてみてなるほどなと思いました。コロンブスの卵って奴ですかね。「気づいてみれば当たり前だけどなかなか気づけない」、そういうところに気づけることって、とっても大事だと思います。才能なのかなと思ってしまう部分もあるし、少しうらやましかったです。
     とてつもない未来を引き寄せるかどうかは別として(いや、実際この通りに行動していく勇気のある人はこんな本読まなくてもそんな未来に進んでいけると思うけど)、コンフォートゾーンやホメオスタシスの話とか、普通に読み物としてもビジネスに活かす学びを欲してる人にも、これからのみんなに必要なシンプルだけど大事なことが書いてあると思うんで読んでみて欲しいです。

    【kijimasashi的には、こんな人向け】
    ・ビジネス本を読むのが好き。
    ・大きな夢を持っている。
    ・好奇心旺盛。
    ・今まで、何をやっても何故かうまくいかなかった。
    ・SFが好き。

    僕の好きな言葉ですが、「夢しか実現しない」と思ってます。今この世の中にあるものは誰かがやろうと考えて実現してきたものばかりです。これからの自分が何を夢見るのか、きっかけをくれる本になるかもしれませんよ。

  • 2009.11.09

    とてつもない未来を引き寄せる「予見力」
    ドクター苫米地の新刊です!

    わくわくと手に取りました。

    未来予測については、これからの
    経済、世界情勢はどうなっていくのか?

    経営者やビジネスマンはもちろん、
    興味、関心のあるところで色々な本を
    読まれたり勉強されているのではないでしょうか。

    経営者にとって「先見力」は大切です。
    成功者は「先見の明」があったと
    評されますよね。

    ドクター苫米地いわく
    予見力とは、
    「現在の状況、今まさに起こっている
    出来事の意味を正しく見る力」であり、

    「現在を正しく見ることで、現在の中にある
    未来を見出す力」のこと。

    どうすれば「未来につながる現在」を
    正しく見出すことができるのか。

    「未来の視点から、現在を見つめる」

    そして、予見力とは
    「その未来を実現する力」

    ドクター苫米地の描く
    「日本を平和で豊かな国にする」をテーマに
    日本の未来、国政への大胆な提言は、
    とてつもなさがありますが、大いに参考にすべき
    素晴らしいものだと思います。

    こんなことができるわけがない!と思うか。

    こういう未来を自分たちの手で創っていこうと
    思えるか。

    まさに、左脳と右脳のドッキング型。
    「奇跡の脳」とシンクロしました。

    「未来を決める力は自分たちにある」

    そして予見力を身につけるためのトレーニング
    「あまのじゃく」
    「物事を立体的にみる」
    「未来の世界にリアリティを感じる」

    具体的な方法が描かれています。

  • とてつもない未来を引き寄せる予見力
    著者: 苫米地英人 / 徳間書店 / 単行本(ソフトカバー) / 2009-10-20
    http://booklog.jp/users/jwtdream/archives/4198626669

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著者プロフィール

認知科学者。コグニティブリサーチラボ株式会社CEO兼基礎研究所長、カーネギーメロン大学CyLabフェロー、ジョージメイソン大学指揮・統制・通信・コンピューティング・サイバー・インテリジェンス(C5I)研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会会長、一般社団法人日本外交政策学会会長。UNIDO(国際連合工業開発機関)次世代型人道的地雷保護プロジェクト代表。
1972年、米国にて13歳で大学数学を履修。マサチューセッツ大学を経て、上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社。1985年、フルブライト全額給付生としてイエール大学大学院計算機科学科博士課程に留学し、「人工知能の父」と呼ばれるロジャー・シャンクに師事。イエール大学認知科学研究所、同人工知能研究所研究員を兼任。1987年カーネギーメロン大学奨学生として博士課程に転籍。計算機科学部など複数のプロジェクトで、米国政府予算等による研究に従事。また、1989年の三菱地所によるロックフェラーセンター買収に財務担当として在学中に従事。
1986年にはカーネギーメロン大学機械翻訳研究所で世界初の音声通訳システムの開発に成功。同時期、最初期の生成AI開発に従事し、1990年には研究中のATRにおいて、AI幻覚問題を生成AIと記号AIの並列稼働により解決するMONA-LISAアーキテクチャを、密結合共有メモリ型並列マシン上に並列プログラミング言語で実装することに成功。1993年、全米で4人目、日本人として初の計算言語学博士号(Ph.D)を取得。また、1988年には米在住のまま、世界でも最初期、日本では初の人工知能研究開発専門企業コグニティブ・リサーチ・ラボラトリィズ株式会社(現コグニティブリサーチラボ株式会社)を設立。
帰国後、徳島大学知能情報工学科助教授、ジャストシステム・ディレクター兼基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。1990年代にはハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院との合同研究において、世界最初期の機能脳科学研究に従事。日本政府プロジェクトとしては、1998年から現在まで計算機科学・人工知能分野の複数の政府予算研究開発代表として研究に従事。2008年、カーネギーメロン大学CyLabフェロー。2014年から2019年3月まで、河野克俊統合幕僚長(当時)直轄の自衛隊サイバー軍創設に、カーネギーメロン大学代表として協力。
2007年、戦争領域が認知領域に拡大することに警鐘を鳴らし、「Cognitive Warfare」という英語を造語し、自ら「認知戦」と日本語訳も造語。2019年よりジョージメイソン大学C5I研究教授として、米国で初の認知戦研究専任教授となり、現在に至る。2022年8月には米インド太平洋軍司令官に世界初の認知戦システムをプレゼンテーション。2025年2月には、米軍並びにワシントンDC関係者に認知戦講義を行った。
2025年2月より国連UNIDOプロジェクト代表として、非戦地における民間人の犠牲を全世界で防ぐことを目的とした「ドローンを活用した空中地雷探知およびデジタル警告システム」研究開発リーダーを務める。国土の約4分の1、2,500種類の地雷が埋設されているウクライナで、2025年7月に最初のフィールドテストに成功。有事や自然災害による大規模停電、通信網やインターネット切断、GPS切断時にも正確な地雷位置をセキュアに民間人へ提示する技術の実証に成功した。
一方で、コーチングの元祖ルー・タイスの晩年には、その右腕として、米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「TPIE」「PX2」「TICEコーチング」などの開発を担当。現在もルー・タイスの遺言により、その後継者として、コーチング普及・発展に尽力している。

「2026年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2026年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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