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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198626716
みんなの感想まとめ
農薬や化学肥料を否定する風潮の裏に潜む真実を探る内容で、無農薬や有機栽培の安全性についての疑問を提起しています。著者は、有機栽培が必ずしも安全であるとは限らないことを示し、リサイクル農法や生ゴミ堆肥の...
感想・レビュー・書評
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半分は眉に唾を付けながら読みました。ようするに『有機栽培』そのものではなく、有機栽培の『方法』によって危ない野菜ができる、という事が書かれてありました。
途中で買ってきた野菜は洗剤で洗うべき、と書かれていたのには開口してしまいました。あと、読むほどに、そこまで心配したら著者さんは食べるものがなくなってしまうのではないかと心配になりました。
ただ、最後に書かれていた『バケツ稲ネットワーク』というのは興味深く、ホームページも見てみました。お米をバケツで作る、というプロジェクトなのですが、私もさっそくやってみようと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
無農薬無化学肥料有機栽培が、安全であると保証はされない。
有機栽培は、循環農業で、その循環の中で、バランスが崩れていれば、
大きな問題となることは、必須である。
生ゴミリサイクルの肥料の使用は安全か?
家畜排泄物を使用した有機堆肥は安全か?
下水処理汚泥の堆肥は問題がないのか?
無自覚無知の有機栽培農家という概念が、レッテル貼りすぎるね。
すくなくとも、無〈農薬〉有機栽培を始めようとする人は、
無自覚では、始めないと思う。問題は、その方法が、科学的なのかでは、
ないだろうか。
正しい有機栽培と行き過ぎたリサイクル有機栽培。
現場の報告をして、現場の真実を明らかにするというが、
どれだけデータの事実性があるかといえば、情緒的な扇動。
畜産廃棄物は、昭和40年代から それ以前は、落ち葉などの植物質を使っていた。
というが、松下さん。江戸時代から、金肥と言われた、人糞をわすれていますね。
ただし、抗生物質などを飲んでいなかったのは、事実です。
松下さんはいう
『堆肥は、発酵すると無機化する。』ふーん。そんな簡単じゃないです。
微生物の働きであり、化学分解ではないですから、全部無機化しないです。
無機化するものがある。というべきかな。
松下さんはいう
『未発酵の有機物はひたすら臭う。それは植物に害をもたらすガスが発生している。』
硝酸態窒素問題は、有機栽培に限った問題ではないが、
あたかも、有機栽培だけに、焦点を当てる。
同じように、ミネラル不足は、土壌分析をきちんとするべき問題だ。
食品廃棄物が、2004年に1100万トンあるとしているが、解決策は示すわけではない。
フードマイレージ、仮想水から見た日本の事情。
食料輸入が多いから、ゴミが増え、ゴミを焼却する。
松下さんの言っている食料自給率は、カロリーベースであり、金額ベースではない。 -
有機野菜だから洗わなくても食べられる、とか言った信仰や、無農薬などに纏わる裏側を綴った本。
農薬と化学肥料=悪という構図は危険であるという指摘。 -
内容より気になるのが文章の書き方。読む人に対して、やや不親切。例えば、『2007年、日本学術会議の…』のくだりは、日本学術会議のどの提言(あるいは報告、勧告など)なのか分からない。また、おそらく農業環境技術研究所のことだろうが、『農水省環境技術研究所』と、微妙に違う。農水省の仕組みに詳しいと自ら語る割に、表現が雑。内容について、まず、いわゆる空中戦が多い。こうだったらこうなる、という仮定の表現で展開しており、実際にこうしており、こういう問題が起きたという事例が書かれていない。小規模な実験でもよいので、事例がないと、地に足が付いた議論にならない。ただ、問題提起したいことは、何と無くわかる。しっかり読まないと分からない作りになっているが。
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この本を読むまでは、本当に自分の体にとって危険かどうかを判断しようがないので、農薬漬けの野菜は危険である一方、生ごみリサイクルや有機栽培のものは安全なのだという固定観念がありました。
特に生ごみリサイクルについては、10年以上前に市役所が募集していたモニターとして、プランターに多くの野菜(ピーマン、トマト、ナス)を作った経験もあったので信じていたのですが、この本を読んで生ごみリサイクルも安全なわけではないことがわかりました。
20年以上前に、O157が初めて流行した頃、「かいわれ大根」がその原因とされて、スーパーから一斉に消えてたのを記憶していますが、その原因もあるところから「牛肉が原因である」という噂を聞いたことがあります、この本にて牛がO157を保菌しやすい(p153)と説明がされていたことに驚きました。
以下は気になったポイントです。
・富栄養とは、人や家畜の排泄物、生ごみ等の有機物で、農産物自体や生活に関する水環境が限界以上に汚れることを意味する(p20)
・主原料が鉱石で、ミネラルであるはずの化学肥料をなぜか消費者は嫌うので、抗生物質やホルモン、重金属、添加剤の入った畜産廃棄物を大量に使用することになる(p28)
・日本で流通する食品全体の2割近くにあたる年間2100万トン以上の食品が廃棄され、この量は日本のコメ生産量の2倍以上、途上国5000万人以上が1年間に食べる量である(p34)
・フードマイレージ(輸入された食料を、量×距離で表現する)によれば、日本はダントツの1位であり、世界でいちばん環境に負荷を与えている国となる(p46)
・生ごみ(残飯、調理残滓)には、油分、粗脂肪含有量が多く、重金属を含む可能性がある(p66)
・米国ではカビ毒汚染されていない優良なトウモロコシは、まずバイオエタノール向けへ使われる(p84)
・土壌改良効果のあるミミズはフトミミズ類であり、主として腐植を含んだ土壌を摂取するが、ごみ処理で大量に利用されるシマミミズは、有機物や生ごみを主食として土中の重金属や薬物を生体濃縮する(p103、104)
・生ごみを処理する場合、60~70℃にすることで大腸菌、サルモネラ等の食中毒菌を死滅させられるが、70℃以上では生ごみ処理に必要な菌も死滅するので注意を要する(p107)
・江戸時代は下肥のみが使われていたのではなく、緑肥、落ち葉、ワラといった植物質有機物が原料となった堆肥のほかに、油かす、骨粉、干鰯、魚の内蔵が使われていた(p109)
・江戸時代は完全なリサイクル都市ではなく、永代橋はごみ捨て場であったし、須崎百万坪は、ゴミと土砂で埋め立てられた場所(p110)
・平成16年2月に発生した鳥インフルエンザは当初、農場内に埋められたが、4年後の平成20年1月に、掘り返されてやっと焼却された(p146)
・牛はO157を保菌しやすい家畜である、牛にとってはO157は何でもない普通の菌であるが、人間にとってはそれが出すベロ毒素は危険(p153)
・1961年成立の農業基本法は、米国からの飼料作物としてのトウモロコシ、大豆、大麦等の関税は「ゼロ」にされた(p167)
・1970年以前は植物性有機物が原料の堆肥が主体であったが、それ以後は、動物性廃棄物が原料の堆肥が中心、1980年以降は更に植物残滓が原料の堆肥も追加(p187)
・安全な野菜を選ぶ基準は、1)旬の野菜、2)近場で採れたもの、3)小型野菜(カットされない)、である(p202)
・野菜が本来持っている「基本の姿や形」は植物のDNAに刻み込まれているので、栄養不足の野菜はそれができない「奇形」となる(p207)
・本来、泥つき野菜は、買ってすぐに畑に植えるためのもの、泥にはバイ菌類やウィルスが混じっている可能性が大きい(p209)
・立派な有機農家とは、家畜フンは一部で、基本的には、落ち葉等
の植物質の堆肥を使っている農家である(p217)
・野菜を安全に食べる方法として、1)蒸す、2)煮る、3)炙る、がある(p219) -
有機物は植物の栄養にならない。
牛糞には寄生虫などが多くいる。 -
分類=農業・野菜。09年1月。
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目から鱗ばかりの衝撃事実!!
事実かどうかは分からないが、このようなことも知っておく必要がある。
確かに政府が進める政策等は鵜呑みに信用するのではなく、裏を読み取る必要がある。という教訓にもなる。
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