民主国家vs専制国家 激突の時代が始まる

  • 徳間書店 (2009年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198626730

みんなの感想まとめ

現代の国際情勢を深く掘り下げる本書は、民主国家と専制国家の対立構造を鮮やかに描写しています。ポスト冷戦後の世界において、当初の期待とは裏腹にナショナリズムが逆に勢いを増し、アメリカやヨーロッパ、日本と...

感想・レビュー・書評

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  • アメリカ、中国、ロシア、日本、インドの多極化が到来するという予測は当たらなかったが、キッシンジャーらのリアリストたちは人間というものの普遍の性質を周囲の人々より明確に把握していたといえる。
    ナショナリズムがグローバル化によって、弱体化されるどころか逆に勢いを増してしまった。
    今日のロシアに蔓延するムードは第一次大戦後のドイツで見られた現象を思い出させる。
    中国の理論家や政策立案者たちは、東アジアにおける中国の支配が再び始まっているとみている。
    中国と日本の競争は、アジアの地政学においては今も中心的な位置を占めている。
    1989年から2001年までにアメリカは建国以来もっとも高い頻度で外国の領土に対して武力介入を行った。
    中国やロシアが国営器を守り、世界で尊重される強国となるためには、国内での強い支配が必要。
    テロとの戦いで、アメリカとロシア、アメリカと中国が真の戦略上の協力関係を結ぶことなどありえない。

  • ポスト冷戦後の世界情勢は、民主主義の旗印のもと世界がまとまる、という当初の西側諸国の甘い期待とは裏腹に、新たな対立構造、すなわちアメリカ、ヨーロッパ、日本をはじめとする民主国家と、ロシア、中国をはじめとする専制独裁国家との対立が生まれた―というような論が展開されてる。
    これからのアメリカや中国、ロシアの行動の行方を占うのに、なかなか役立つと思う。

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