剣豪将軍義輝 (下)

  • 徳間書店 (2009年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198626792

感想・レビュー・書評

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  • この時代を描いた小説はあまりないので、興味深かった。義輝の器の大きさ、彼を慕って集う個性的な、家来というより同志のような面々。この将軍の最期は有名なので知ってはいたが、悲壮感の中にも清々しさがあった。
    この作者の「風魔」もそうだけど、終わり方が爽やかで、希望を感じさせる。
    歴代足利将軍の中にも、こんな人物もいたことを、多くの人に知ってほしいと思った。

  • 魅力溢れる主人公が史実の展開に合わせて一気にスケールダウン。
    信長が人の下につくことを良しとするか?という、自分の信長像との違和感が拭えず。清洲同盟を実現させる前に松永弾正殺しとけよ。

  • 義輝と松永弾正久秀との戦いがより佳境に向かっていきます。下巻も人物が生き生きとしていて、楽しめながら読み進める事が出来ました。

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著者プロフィール

1955年静岡県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロ勤務を経て執筆活動に。95年、『剣豪将軍義輝』で、一躍脚光を浴びる。おもな代表作は『海王』『ふたり道三』『夏雲あがれ』『家康、死す』『風魔』『陣借り平助』など。『乱丸』で2015年第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。近著に『天離り果つる国』がある。

「2023年 『義輝異聞 将軍の星 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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