ゲイツとバフェット 新しい資本主義を語る

  • 徳間書店 (2009年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198627232

みんなの感想まとめ

資本主義の未来を考察する本書は、ビル・ゲイツが提唱する「創造的資本主義」を中心に、経済学者たちの見解を集めています。現行の資本主義では、富の恩恵を受けられない人々が存在する中で、教育や貧困問題の解決に...

感想・レビュー・書評

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  • 「ゲイツとバフェット新しい資本主義を語る」という割にはあまり語られてなくて、何かの講演会でビル・ゲイツがしたスピーチに関する感想を学者とか記者が投稿した内容を集めてまとめた、ってだけの一冊。

    2人の語り合いも冒頭にはあるが本書の95%はそれ以外の人の批評文が延々と掲載されている。

    タイトルに関する内容を期待している人は要注意。

  • ビル・ゲイツの提唱する「創造的資本主義」について、バフェットとゲイツの対談を皮切りに、アメリカ各界の識者が自分の言いたいことを、順番に述べている書。本書の中心は、バフェットとゲイツではなく、後半のほうにある。

  • 今、僕が考えていること。
    資本主義とは何か? 二人の賢者ならびに数多くの経済学者たちの資本主義に対する考えが詰まったもの。日本語で言えば、『利』というものと、『義』というものの塩梅について深く考えさせられたものです。良いことをアピールしたら、人は喜んで買ってくれるだろうと、安易に考えていた私の脳を直撃させたものでした。また日をおいて読もう。『利』とは何でしょうか?

  • ビル・ゲイツの提唱する資本主義の次のステップ、『創造的資本主義』を軸に、経済の専門家が
    その可能性と問題点について見解を述べる仕組みになっています。

    1.現行の資本主義体制においては、残念ながら富の恩恵を受けることのできない人々がいて、
    それらの途上国・後進国の人々へ教育の機会の提供や貧困問題の解決に導くスキームが必要だ。

    2.そのためには政府組織やNGOなどの公共セクターのみならず、はるかに大きな規模を持つ営利企業も
    『企業の社会的責任』=CSRとして問題解決に取り組めるように社会システムを変更するべきではないか。

    3.焦点は、企業の社会的責任において慈善事業を肩代わりすることで問題解決に到るか否か、です。

    くだけて書くと、社会問題に興味のある奴は学問のある人間なんだから、知恵を集めて問題解決スキームに少なからず収益の上げられる
    構造を組み込もうよ。そしてそうした企業はクールでカッコいいと思われるようになって、その企業から商品を買いたがる消費者が生まれる
    環境を作ろうよ。そうしたら企業も消費者も途上国の恵まれない人々もハッピーな社会になるんじゃない?=『創造的資本主義』

    反対も賛成も懐疑的な人もいて正解はありませんが、色々な示唆は与えてくれました。

    ただ他のレビュアーの方も言っている様に題名&表紙と内容が一致していません。
    編集者の売りたいという気持ちは分かりますが、この作りはフェアーではないと思います。

  • ダボス会議でのゲイツの「創造的資本主義」についての討論を収めた本である。賛否両論それぞれに意見に説得性があり、自分の考えがあっちに行ったり、こっちにいったりしてしまった。何より凄いのがこれだけのメンバーがwebのコミュニティに意見をよせたことが驚きだ。

  • ビルゲイツがダボス会議にて提唱した創造的資本主義の可能性を巡る一書。創造的資本主義についてビルゲイツとバフェットの二人が思いを巡らす対談を行い、後半では経済金融界の名だたる有識者が賛否を意見する。
    読んでいて率直に思った疑問は金融工学を用いた新自由主義の経済が成り立つのに貧困を改善することはできない矛盾。
    政府と慈善団体と企業による三竦みの繋がりと健全さが必要だろう。
    新自由主義に成り立ち一定の崩壊を招いた資本主義について、新たなビジョンを提示した一書だった。

  • 個益と公益に関する話。貧困問題を解決する際に資本主義はどのように関われるか、関わるべきかという点について様々な経済関係者等がお互いの意見をぶつけ合う。国際協力に関心がある人にはおすすめ。ただ、結局なぜ「貧困問題を先進国が解決しなければならないのか?」という自分の問題意識を解決させるには至らず。

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