神去なあなあ日常

著者 :
  • 徳間書店
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レビュー : 1024
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198627317

感想・レビュー・書評

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  • ビバ!林業!! 清一さん、カッコいい~!!! いや、ヨキも結構好きだけどねw あ、主人公は勇気くんだけどね・・・ま、今後に期待、ってことでwww

  • 横浜育ちの18歳の頼りない青年が、高校卒業後、突如、広大な山中を職場とし、百年の単位で仕事をする「林業」に携わる事に。神様(熊野古道がモデル)のいる山村での生活で体験する、さまざまな事件や恋愛を通して、生きていく上での「しなやかさ」を身に付けていく。事件を乗り越えながら、はじめはよそ者として距離を置かれていた村の人たちとの信頼関係を深めていく様も読んでいて心地がよかった。三浦しをん氏がよく描く二十歳前後の青年像にはいつもただならぬ魅力を感じる。

  • 平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。でも、なぜだか三重県の林業の現場に放り込まれてしまい・・・。携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事、一人前になれるのか・・?四季の美しい神去村で、勇気と個性的な村人たちが繰り広げる騒動記!林業エンタテイメント小説の傑作。(背表紙より)

    本屋さんで衝動買いです・・。帯の「林業っておもしれー!」っていうのが本当におもしろそうで惹かれた・・。三浦しをんさんならハズレはないし、買うしかないでしょ・・!(^^)!
    で・・。面白かった~!!登場人物みーんな面白い!さすがとしか言えません。『舟を編む』の林業編、みたいな。すごいなぁとずっと言いながら、くすくす笑いながらの2時間読書。11月に続編が出るって!楽しみです!(^^)!

  • 林業に従事し山と共に生きる人々の、自然に対する敬愛と恐怖の想いが、ミスマッチのような飄々とした文体で上手に描かれてました。 ググッたところ、舞台のモデルとなったのは三重県の旧美杉村というところらしい。 僕は何となく「もののけ姫」のイメージで読み進めてたけれど、実際の場所を見てみたいなぁ。 若干人間関係がキレイに書かれすぎてるかなぁと感じるところはあって、狭い村であれば尚のことドロドロしたものがあるのではないかな、と思わないでもなかったです。 でも面白かった! 11月に出るらしい続編も楽しみです。 なあなあ。

  • 林業、自然と共に生活をする人達のたくましさとおおらかさがとてもいい いいなあこういうの 仕事に誇りを持ってる人はかっこいい

  • 神去村に行ってみたいなあ。そう思わせてくれるほど魅力的な村だ。都会にあるような娯楽施設があるわけではない。目を見張るような景観もない。でも、あたたかい人柄をした村民に囲まれて俺も林業してえと思った。本書は主人公が神去村に来てからの1年間を書いた日記形式で語られていく。特に盛り上がるシーンはないし、恋に関する話も深くは入らずあっさりとしたものだ。しかし、あの全体を流れるゆるーい雰囲気はなんかいいなあ。つまらない人はつまらないと言うんだろうけど、忙しない日々に追われてる者にとってはリラックスできる感じです。読むとしたら夏だなあ。もう夏も終わるよ。いつ読むの?・・・今でしょ。

  • なんで★4つなのか、自分でもわかりません。気分です。
    小説はすごく面白いです。一切物語は言及しませんが、とにかく①誰もよく分からない世界を面白く語ってくれること。②主人公(男)および周囲の人々の面白さと真摯さに心打たれること。
    三浦しをんの小説は宝です。

  • 田舎の林業に放り込まれた青年の話。村(田舎)や交流の描写が生き生きとして職業小説ながら読みやすい。

  • 神去村の描写が実にいきいきとしている。森の空気の匂いや音がリアルに立ち上がってくる。三重弁(というか神去弁)はとても懐かしかった。私の親戚も三重にたくさんいるが、みんなあんな感じでのんびり喋る。
    田舎の人だから善良だ、という、都会人勇気の思い込みを、あっさり覆す村人がいい。自然相手に暮らしている人は、実は冷徹なリアリストだったりする。
    人が死ぬことについても、仰々しく捉えないのだ。

    同じ著者の「舟を編む」では、主人公がずばり「変人」だった。私はこういう、なにか一つのことに没頭してしまうような人が大好きなのだが、本作だと村全体が「変」ということになってしまって、今ひとつピントが絞り切れない感じになった。都会の、イマドキの若者が林業に出会って変わっていく、というストーリーなので仕方ないが、いちいち田舎のしきたりに驚き過ぎじゃないの?と思ってしまった。私が田舎寄りの人間だからかもしれない。

    三浦しをんさんは、「全作読み」するかどうか、まだ迷っているところである。

  • 美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。
    (BOOKデータベースより)

    ***

    前情報が全くない状態で読みました。
    最初は都会から来た10代の若者が林業なんて、しかもさらっと馴染むなんて無理がある、と思ったけど、そんなことが気にならなくなるくらい、最後は面白かった。
    特に山を下る部分は爆笑。
    これぞしをん節。

    山の壮大さや村の緩く厳しい雰囲気がとても伝わってくるお話でした。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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