神去なあなあ日常

著者 :
  • 徳間書店
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レビュー : 1023
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198627317

感想・レビュー・書評

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  • 美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。
    「BOOK」データベース より

    平野勇気(外部から入った人)視点の神去村のできごとの記録物語.
    自然と向き合う人は、ここ一番は厳しいが、基本的に優しい人たちだ.守るべきものを守り、ときによそ者を受け入れる.長い歴史を支えるのは、誇りとおおらかさをもった人たちだ.
    ここまでできたドラマでなくても、こんな人の心のやりとりが、あちこちで生まれたらいい、そんな風に思う一冊.

    • 円軌道の外さん

      ecottさん、はじめまして!
      関西出身で東京在住、
      読書は勿論、映画と音楽と猫には目がないプロボクサーです。
      遅くなりましたがお...

      ecottさん、はじめまして!
      関西出身で東京在住、
      読書は勿論、映画と音楽と猫には目がないプロボクサーです。
      遅くなりましたがお気に入りポチ&フォローありがとうございました(^o^)

      僕もこの作品大好きです。
      普段の生活では知ることのできない林業の理想と現実にビックリだったし、
      野生児のヨキに山の男の懐の深さを見ました(笑)

      林業関係の仕事に携わる人たちにかなり好評だと聞いていたので
      僕は映画版を先に観に行ったんですが、
      ecottさんのレビューに 「自然と向き合う人は、ここ一番は厳しいが、 基本的に優しい人たちだ。」って書かれてるとおり、
      たまたま隣りに座っていた年配のご夫妻が林業に携わってる方で
      すごく優しく林業の現実について話してくれたんです。
      映画のストーリーも『実際林業はこんな感じだし、ちゃんと描いていて感動した』と仰っていたので
      「ああ~、噂は嘘やなかったんや」って、 観に行った甲斐がありました(笑)

      それにしても、ecottさんのプロフィール見させてもらいましたが、左利き、Jazz、図書館、関西出身、森見登美彦など少なからず共通点があって
      好きのツボも似ているみたいで
      嬉しくなってしまいました(笑)

      またオススメありましたら
      教えていただけると嬉しいです。

      ではでは、これからも末永くよろしくお願いします!

      あっ、コメントや花丸ポチいただければ
      必ずお返しに伺いますので
      こちらにもまた気軽に遊びに来てくださいね。
      (お返事は仕事の都合によってかなり遅くなったりもしますが、そこは御了承願います…汗)

      ではでは~(^^)


      2015/06/12
  • 何故に林業をテーマに??って戸惑いながらも、しをんさんだから読んで、、、

    林業かっこいい!!てなりました。 「まほろ駅前~」とかもそうだけど、ほんまにその職業の魅力を描くのがうまい。(余談やけど映画も良かった)

    綿密に取材したシズル感があるし、方言も活きてる。

  • 帯で宮崎駿さんが書評を書いてるのに目が留まり、即購入しました!
    初めはジブリ好きのミーハー心で読み始めたのが、どんどん物語に引き込まれていく!!おもれー!!
    と、思ってる内にサクッと読み終えました(^^)
    圧倒的な自然と、そこに寄り添うように暮らす人達の(この作品の中のニュアンスで言うと、"寄り添うことが許された人達"とでも言うべきでしょうか)、息づかいまで感じる「なぁなぁ」日常が、面白く心地よい作品です。

    あ、あと、もし犬好きなら一層おもしろいと感じるでしょう(^^)笑

    続編も希望です!!

  • やはり三浦しをんさんの作品はいいな。

    映画化されたこともあり、まぁ、読んでみようかな、と手に取りました(図書館でちょっと予約待ちしたけれど)

    高校卒業と同時に就職浪人になりそうだった勇気は、担任と両親のお膳立てにより、神去村での林業研修に身を投じる羽目になった。
    携帯の電波は(山の上でしか)入らず、娯楽施設は皆無。
    そんな過疎化の進む山間の小さな村で、勇気がであった数々の奇跡。
    神隠しがあったり、神様の娘が見えたりして、少しファンタジーな感じもあるけれど、絶対的な自然の前ではこういうことも起こりうるかもなぁ、と思わせられる。
    都会っ子の勇気が、どんどんと逞しく成長していく姿を追うのはとても楽しかった。
    まつりでの疾走感は、まさにエンターテイメント!

    林業に触れる機会などない。
    自宅近くに、森林組合の事務所があるわたしですら、どんなことをするのか知らない。
    衰退をたどる一次産業にスポットを当てたこの作品は、「知らしめる」という観点からもとてもいいものだと思う。

    そのうち続編も読みたいな。

  • 映画を観る予定なので、その前にと原作を読破。
    面白かった!
    さくさくっと読めるのだけど、内容はけっこう
    深いものがある。

    いきなり林業の現場に放り込まれた青年勇気の
    視点で語られるのだけど、山奥の村や林業の
    厳しい現実が語られている。
    それ以上に、ヨキを中心にした村の面々の個性
    豊かな姿が楽しくて、そして頼もしい。

    勇気の心境の変化も納得。
    クライマックスのあのシーン、映画でもあるかな~。
    すごいスペクタクルで、スクリーンで観たい!
    勇気&直紀のその後も気になる。
    ってことで、続編も読むぞ!

  • 軽快な文章。
    ぶっ飛んだエピソードの数々。
    春は花見、夏は蛍や濡れ縁でスイカ、それに夏祭り、
    秋は黄金の稲穂に勇壮な例大祭。
    そこに住む、謙虚さを忘れず、
    自然の恵みを大切にする人々。
    まるで日本の原風景を見ているかよう。。。

    文句なしに面白かった!

  • 宮崎駿監督、映画化はまだですか?

    古き良き日本とその大自然。日本の祭ってファンタジーだよね。
    ヘタレな主人公が林業を通して成長して行く様が、とても生き生きと伝わってきて、読後感のさわやかな一冊でした。

    日本がどれだけ自然を大切にして、おつきあいをしてきたのか知ってもらうためにもとても良い本です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「舟を編む」を読んで三浦しをんファンになり、次なに読もうかと物色中(もう5本リストアップ)。これも加えなきゃ!
      「日本の祭ってファンタジーだ...
      「舟を編む」を読んで三浦しをんファンになり、次なに読もうかと物色中(もう5本リストアップ)。これも加えなきゃ!
      「日本の祭ってファンタジーだよね」
      非日常を味わえますよね!
      2012/08/23
    • cecilさん
      nyancomaruさん>
      舟を編む良かったんですか!じゃあ私も買おうかなぁ★三浦しおんの作品は雰囲気があって好きです。
      nyancomaruさん>
      舟を編む良かったんですか!じゃあ私も買おうかなぁ★三浦しおんの作品は雰囲気があって好きです。
      2012/08/23
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「舟を編む良かったんですか!」
      とっても、ジーンときますよ!
      「舟を編む良かったんですか!」
      とっても、ジーンときますよ!
      2012/08/29
  • 面白かった!

    勇気、ヨキ、清一、繁ばあちゃん、山太…登場人物のキャラとバランスが絶妙。
    林業という未知の世界も面白かったし、なあなあな暮らしぶりも素敵でした。

    ファイト一発が出てきちゃうあたり...もう、大好きです。

  • おもしろかった~!地味な林業の話かと思ったら、まじめに面白い要素がつめ込まれていて、何度声を出して笑ったかわからない。

    平野勇気という高校を卒業したばかりのちゃらんぽらんの若者が、訳もわからず、古い神秘的な神去村に放り込まれて、林業の修行をするハメになる話。

    勇気の飾り気のない語り口のお陰でスラスラ読める。初めは嫌々だった勇気が、次第に林業に、この村に、のめり込んでいく様子が、わざとらしくなく(ここが大事)、すがすがしく描かれている。

    読後感もいい。

  • おもしろい!

著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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