本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198627348
みんなの感想まとめ
リアルな働く日々や失業生活を通して、著者の感情や心情が色濃く描かれた作品です。苦しさとコミカルさが交錯する語り口は、読者を引き込み、時には息苦しさを感じさせながらも、思わず笑ってしまう瞬間を提供します...
感想・レビュー・書評
-
じわじわと苦しい働く日々はリアルで、読んでいるとこちらも息苦しくなるのだけれど、色んなことへの細かなつっこみを繰り返す語りがとてもコミカルで面白かった。
失業ひきこもり編だけは苦しくならず、文学として読んでひきこまれた。透き通った印象がある。
あとがきも、切ないのだけれど魅力的で、いつのまきか薫さんをとても好きになってしまってた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分も非正規雇用のままの30代なので、著者の考えや悩み、価値観にすごく共感できました。
第2章ところでの、母親との会話が面白くてしかも泣けます。
非正規雇用、うつ病、30代という立場である著者ですが、あまり金銭的な貧困を嘆く表現もなく、「こんな社会だけど、まだやっていけそうだ」みたいなかろうじて前向きであることが救いです。 -
うんこ貯金箱のインパクトです。
読んでいて見につまされる感じです。 -
ワーキングプアと呼ばれる人の日常が書かれた本。
著者の経験が書かれており、結果も結論もないが、その時期に書いたものを本にまとめたとみえて、著者の感情、心情が文章に表れていてリアリティが高くなっている。
読んでみて非常に面白かった。
就職氷河期に大学を出た著者が、正社員になれず、派遣社員としてプロバイダーのコールセンターで働いているところから話が始まる。
当初は、正社員への憧れやしっかりした社会人になりたいとの想いも強く、コールセンターでの理不尽な電話や勤務内容に不満も多い。
更に仕事のストレスからうつ病を患ってしまい、派遣会社を辞め、引きこもりの生活に陥ってしまう。
この頃の内容は、うつ病特有の認知の歪みが大きく自己否定な内容が多い。
しかし、父親に助けを求めた時に自分の重荷となっていた価値観を捨てることで少し楽になる。
その後は、リハビリがてらはじめたネットカフェでの出来事が書かれているが、前半とは違い、どこか楽しそうな雰囲気がある。
本のカバーに「こんなどん底人生でも、ちょっと幸せ??」と書かれているのが印象的。 -
同じような立場のせいか、“どうしてボクには仕事がないんだろう”というタイトルにちょいと魅かれて衝動買い(下流生活かどうかは分からないけど)。
大学は出たけれど、インターネットプロバイダーのサポートセンターの派遣社員(オペレーター)とネットカフェのバイトという非正規雇用で働いているという筆者。しかもうつ病も持っている。
他人事ではないな~と思いつつも、これといった本の感想も思い浮かばず。。。 -
+SNSサイト上で偶然知り合った薫さんの著作
+素朴な文章で話がしみじみと伝わってきます。
+作中の感想
-1章の後半は切なくて胸が詰まった。
-真夜中に友人が訪ねてくるお話はほろっときます。
-最も好きだったのは「何もしてないのに体は動いている」。人間の本質だ!
+夜に街の明かりを見て、一つ一つの明かりの下には誰かの暮らしがあることを
自然に想像できなくなってしまった人にお薦めです。 -
仕事云々というよりは、鬱との闘病記という色が濃い。同じような状況にいる人には、心の支えになるかも。深刻さを抑えて、笑い飛ばそうと努力してる点はすごいなと思う。
本棚登録 :
感想 :
