大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

  • 徳間書店 (2009年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198627423

みんなの感想まとめ

物語は、主人公コンラッドが悪しき業を取り除くために魔法の館で働き始めるところから始まります。彼は、若き日のクリストファーと出会い、共に成長していく様子が描かれています。クリストファーの成長や、日々の小...

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズを読んで。
    自分の近くにいる大人が、必ずしも正しいことをしているとは限らないということ。
    今回のお話は、若い日のクレストマンシーのこと。

  • 私の頭の中で、
    ジブリの映像が映し出されるほど、
    わくわくがあふれている作品。

    どうしても館が舞台のため、
    展開が限定された話になるのだけれど、
    途中で意外な世界の広がりを見せるし、
    ラストで館から飛び出すことで、
    それまでちょっと停滞していたお話が
    一気に動き出して心が動かされる結末へと
    むかっていくところが好き。

    子どもが自立していく姿を
    見事に描いているなと思う。

    自立していくためには、
    家族から離れ、別の場所で
    試練を乗り越えていかなければならない。
    もう一つ大事なことは、
    象徴的に親殺しをしなければならない。
    なぜならば、
    子どもはそれまで親の定めた運命に
    乗っかって生きてきたから。
    自分の人生を生きるためには、
    それらを壊さなければならない。

    そんなことをちゃんと描いている。

    ところで特に心に残ったのはラストの
    母親とゲイブリエルの会話。
    「私のもとに誰もいなくなってしまう」
    「人のことをかまわない人間は
     おうおうにしてそうなるものです」

    まさにその通り。

  • 面白かった。本当に不思議な館だった。

  • 前にも読んだはずなのだけれど、ほとんど忘れていた一冊。クリストファーがだいぶ育って頼もしくなっている。年下らしき男の子の視点から見るからかもしれないが。ミリー探しに必死になっているの、よいねえ。
    子供の頃、守り人シリーズの二木真希子の絵がすごく好きで、外伝が佐竹美保の絵になった時にがっかりして勝手になんとなく苦手になっていたのだけど(そのくせその前に読んでいた不思議を売る男の絵は気に入っていた)、20年越しで今見るとファンタジーと相性ぴったりな素敵なイラストだなあ。表紙画がとても好き。

  • 2022/08/30

  • 外からみたお屋敷!従僕見習い!少年クリストファーとのやりとり。たまらないです。ずっと読んでたい、と思えます。
    そして花婿付き添いの仲!

    ミリーは理想と違う学校で、ちょっと可哀想で、そこらへんのイギリスの学校にすればよかったのに!と思いましたが、なんとかなってよかった。

  • 数日前に読了。「大魔法使いクレストマンシー」シリーズの一冊。
    シリーズのほかの巻でもちょっと思っていたけれど、クリストファーの尊大さと憎めなさの感じが、ハウルと似てるなと思う。終盤に人が大勢出てきて、大混乱のうちに片がついていくのは、ジョーンズ作品の一つのパターンなのかも?フェミニストなお母さんの描写は、個人的には納得しがたかった。けっきょく異性愛主義全肯定ってことなのかなぁ。
    表紙から裏表紙に続く、塔の絵の躍動感がすごい。

  • クレストマンシーシリーズの一作。クレストマンシーであるクリストファーの15、6歳の頃を年下の主人公目線で描いてます。「クリストファーの魔法の旅」の頃は他力本願なところもありましたが、今回は行方不明になった自分にとって大事な少女を探すためものすごく頑張っていて成長したんだなーと思いつつ、服のこだわりや気取った言い方から、大人時代の彼の片鱗が見れたりして、楽しかったです。主人公とクリストファーの掛け合いも面白かったし、いつものように後半に向けての展開のスピード感はたまりませんでした。良い友人関係になった二人の今後の物語か、あれば是非読んでみたいです。

  • 大魔法使いクレストマンシーシリーズの一応5作目。
    ここまで何冊かこのシリーズを読んであるからこそ楽しめる部分が沢山ありました。物語の設定的にここまでの5作品の中では一番好きかも。
    またしても、ちょっと頼りない男の子が主人公ではありますが、頼りないけれど心はまっすぐで優しいのが良いです。そして、身近な人に酷い人がいて、勧善懲悪なのもパターンですが安心して読めます。

    ネタバレの内容ですが、変化が起こるたびに、世界の様子が変わるので、想像するのが大変ではあるけれど、だからこそファンタジーの醍醐味があるように思います。また人物描写が面白くて、それも想像する楽しみがありました。
    クレストマンシー城に来る前のクリストファーと、大人になったクリストファーしか知らないので、成長過程のクリストファーに会えたのは良かったです。ちょっと気障ったらしくて高慢なのが玉に瑕ですが、本質的にはミリーを助けようと頑張っている一生懸命な男の子だし、あの頼りなくて他力本願だった彼を思えば、成長したと思います。きっと悪い部分もこれから直して成長していくのだろうと思って、物語になっていない裏側に思いを馳せました。

    シリーズの他の作品も、物語前半のペースが遅く、後半に向けてスピードアップする感じがありましたし、ラストの展開の面白さがあると思いましたが、この作品も、ラストの大団円に向けての展開にスピード感もあり、華やかさもあり、大掛かりなお芝居を観ているような感覚がありました。うん、アニメとかじゃなく、映画とかの実写で観たら面白いかも。他の作品より、前半の面白さが私にとっては大きかったです。

    それにしても「風の脚」」とか「業の主」とかがイマイチ掴みきれませんでした。あれって、どういう生き物(生き物だかもわからないけれど)でどういう設定のものなのだろうか。もしかして、この作者の他の作品を読むとわかるのだろうか。
    あと、本のタイトルの邦訳、巧いですね。これ「コンラッドの運命」とかだったら、ピンとこないし惹きこまれない気がします。訳者の作品への愛を感じました。

  • クレストマンシーの幼少期。それはいいんだけど、語り手が今までの登場人物じゃなくてがっかり。
    クレストマンシーとミリーの二人の仲がちょっと見れて満足。
    そして焦っているクリストファーが貴重すぎる。

  • 再読。「クリストファーの魔法の旅」から成長した姿を年下のコンラッド目線で書かれているが相変わらずと言えば相変わらず。特に他のキャラクターから描かれるクリストファーがちょっと新鮮で、キザなところが余計に目立って面白かった。コンラッドがまた良い子でみんなに好かれるのも良く分かった。それにしても邦題は本当に素晴らしい。「コンラッドの運命」じゃなくて良かった。

  • クレストマンシーシリーズ

    まだ、クリストファー。
    高慢だけど根は良いクリストファーは準主役。

    ハウルの動く城みたいに、最後にきれいに人間関係がまとめられる

  • うーん、クリストファーってこんな高飛車に育っちゃうの?
    大ショック( ・ัω・ั; )
    主人公とクリストファーのその後の話がもっと読みたくなるなぁ。

  • 大魔法使いクレストマンシーの一作。主人公はコンラッド。

    このシリーズはクリストファーといい、大人に振り回される子供がかわいそうすぎる。子供を利用して悪事を企む大人の多さに絶望しそうだ。
    今作のコンラッドも金に汚い叔父や無関心な母に振り回される。業が悪いなどだまされて進学する道を閉ざされ、変な屋敷で働くことにされるなんてむちゃくちゃだ。クリストファーとミリーの件は双方のコミュニケーション不足、屋敷でこき使われるのはそれが仕事なのだからそれほど酷いとは思えないが、コンラッドの進路の件はかわいそうすぎる。
    可能性の世界を操って悪巧みをする一家は最終的に罰せられるのですっとはする。後、今更ながらキャットの時代にクリストファーの奥さんがミリーだったと気づいた。コンラッドも出てきてたりしたらおもしろんだけれど。

  • おもしろくて一気に読んでしまった。シリーズの中でもわりと好き。

  • 家具になりきりモード!

    コミカルなところとぞっとする部分のまざり具合がよかった。
    風の脚こわいよう…

  • クリストファーはミリーをを助けようっとやっきになっていたり、ミリーはクリストファーを見直したり…お互いを意識しはじめた2人の恋模様にニヤニヤしっぱなし。

    コンラッドの可能性を身内は引き出せなくて、異世界から来た人たちに助けてもらう。作者・ダイアナさんのお決まりのワクワク感。コンラッドの可能性は何かな、何かなっと先が気になって最後まで楽しめた。

  • クレストマンシーシリーズは小学生の頃からほんと大好きで、まさか新刊が出てるとは思わずわくわくして読んだ。
    クリストファーが大好きなのでかなり満足。

  • ★★★★★
    こちらも、クレストマンシーシリーズ。
    現クレストマンシーの10代のころのお話。
    (まっきー)

    クレストマンシーが何者か、を説明すると、シリーズを読んでない人へのネタバレになっちゃうので、あえて書きませんね

  • 読書日記。

    久しぶりのクレストマンシーシリーズ。
    魔法を使ってるらしい館で小姓として働くことになった少年は、そこでイヤな少年だった頃のクレストマンシーと出会う。

    ジョーンズさんの作品ではヒネてるヤツほど魅力的。

    (2009年09月20日読了)

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著者プロフィール

慶應義塾大学理工学部物理学科卒業。訳書に、「バンダビーカー家は五人きょうだい」シリーズ、『大魔法使いクレストマンシー クリストファーの魔法の旅』『同 魔女と暮らせば』『同 魔法の館にやとわれて』『同 キャットと魔法の卵』『アーヤと魔女』『賢女ひきいる魔法の旅は』『魔法使いの卵』『時の町の伝説』(以上、徳間書店)などがある。

「2022年 『おもちゃ屋のねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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