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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198627539
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
テーマは、オウム真理教の教祖の四女が自身の生い立ちや教団内の経験を赤裸々に語ることにあります。著者は、教祖の娘として育った背景がある一方で、実際には虐待や苦しい体験を強いられていたことを明かし、驚きと...
感想・レビュー・書評
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オウム真理教・麻原彰晃の四女さんの告白本
教祖の娘ということで贅沢してたのかな~なんて思いきや…修行とか実験とかされてなかなかなツライ体験も…
いろいろ思うことはあるし、
おそらくこの本を読んでいろいろ言う人もいるだろう
オウム真理教が起こした事件は重大で
その事件によって今も苦しんでいる人がいる
そして今もその事件は終わっていない
四女のさとかさんがこれからどのように生きるのか
自分なりに考えていくことは大切なことだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近出た元オウム真理教・麻原彰晃の三女が書いた本を読んでみたいと思ったものの、先に出ていた四女の著書から。正直なところ、どんな感想を持って良いかわかりかねる部分がある。まず、20歳そこそこの著者がここまで書けるのかということ。自身は教団との関わりを捨て家族とも離れて暮らしながら、未だ危険なオウム真理教を内側から総括すべきという使命感、教団はもちろん自身も事件の犠牲者への償いをせねばならないという思考、教団に関する理解、また文章力どれを取っても当てはまる。ただ同時に、江川紹子氏に後見人になってもらった際のエピソードを暴露と言っても良いような形で書いていたり、自身の自殺願望をはじめ直截的な記述もあり、本作を読みながら著者という人物像を組み立てる過程で混乱が起こる。さらに、これは当然なのかもしれないけれど、父に対する感情の曖昧さ。恐れ憎んでいるのか情が残っているのかが判然としない。要するに、本作が信じるに値するのか?と読み手が感じてしまうこと自体が著者の不幸であり、それこそが何故自身が麻原彰晃の子として生まれてしまったのか、という問いでもあるのだろうと感じた。
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オウム真理教の教祖の四女が語る教団内の様子、自分の生い立ちについて語った本。
教祖の娘ということで、幼い頃から甘やかされて育ったのだろうと思っていたが、実際は虐待されていたという。
一般社会的に見て異常な集団の中にあっても、普通の考えを持っているように感じたのだが、本心なのか、
社会的に受け入れてもらえるよう偽善者を装って、
書いているのかはわからない。
教祖が逮捕された後も、信者たちが奪還作戦を練っていたり、危険な考えを持つ集団だったのだなと改めて思わされた。
社会に居場所がないと、元の古巣が、たとえ社会的に受け入れ難いような集団であっても、そこに戻るしかないということもあるのかもしれないが、教団を離れたと言っても、信者と暮らしていたり、時系列が前後したりして分かりにくく、本人を信じていいのかと感じずにはいられない。
本人以外の子供たちの言い分も知りたいものだ。
後半に、死刑確定した教団幹部との手紙のやりとりが載せられており、手紙からは、普通の人間が凶悪犯罪に手を染めたのだなと思うような内容だった。
よく精神を病まずに、ここまで生きて来られたものだと思っていたら、やはり最後に心の病であることを明かしている。 -
犯罪者の子どもとして生まれることでどのような人生を送っていくことになるのか、興味があり手に取った。
また著者は生まれた時から宗教、マインドコントロールの中にいたということで、制約や制限も伴い、いわゆる「普通の人生」を送れない環境にあった。
だからこそ常識の面で疑問があったり、全て同情的になることができないこともあったが、内部にいた人間からの麻原や幹部像、世界の見方に迫るには貴重な文献だと感じた。 -
麻原彰晃の4女が2010年(当時20歳)に書いた本。
オウムの関連本は様々なものがあるが、これは身内が書いたものなのでとても新鮮だった。メインストリームとなっている妻や3女(アーチャリー)とは袖を分かち、家を出て暮らしているとの事。
特殊な環境育ち親の愛情もあまり受ける事の出来なった痛みが、突き刺さるように伝わってくる。どんなに寂しかった事だろう。そして、心が壊れてしまうくらいに傷ついている。
今も心の病と戦っているとの事。色々と思うところのある自分の育った環境が、どんなに恵まれていたかを思い知らせてくれる一冊でした。 -
娘から見た父親、そしてオウム真理教。
少し前に三女アーチャリーの本も読んだけど視点が変わるとずいぶんと違いがありますね。 -
オウム真理教の麻原彰晃の四女(「聡香」はペンネーム)による手記である。
少し前に読んだインタビュー集『オウムを生きて』にこの四女へのインタビューが掲載されており、それに強い印象を受けたので、手を伸ばしてみた。
が、本書は一冊の本としての出来があまりよくないし、どんよりとしたいやな読後感が残る。『オウムを生きて』のインタビューのほうがずっとよかった。
たぶん、本書もライターが聞き書きしてまとめたものだと思うが、そのまとめ方にバイアスが感じられる。読者の目を引くようなどぎついエピソードばかりをことさら強調している印象を受けるのだ。
たとえば第一章に、著者が姉と弟とともに拘置所に父の面会に赴いたときのエピソードが記されている。
その際、麻原は接見室で、なんと子どもたちを前にして自慰行為を始めたのだという。麻原の精神障害が詐病ではないことを示すエピソードだが、それにしても、こんな話を娘の手記にわざわざ入れる必要があるだろうか? 私がゴーストライターだったらカットする。
ほかにも、麻原が教団内に多数作った愛人たちをめぐるエピソードだとか、麻原の妻・松本知子(つまり著者の実母)が男性信者と不倫していたという話とか、実話系週刊誌並みのキワドイ話が次々と登場する。
《私には姉が三人、弟が二人いますが、父が愛人である信者に産ませた子供は、私が会っただけでも六人います。姉などの話によると私たち姉弟を含めると父の子供は十五人いると聞きました。》
それらのキワドイ話は著者が見聞きした事実ではあるのだろうが、読んでいてウンザリする。まとめ方が“週刊誌目線”なのだ。
麻原彰晃の娘という重い十字架を背負って生まれた、著者の心の軌跡。それをもっと真摯にたどったならば、ある種の文学的感動を呼び起こす本になったと思う。しかし、本書にそんな感動はなく、下世話で薄っぺらい。また、内容がうまく整理しきれていない印象もある。 -
う〜ん、単純な感想は、自分だけいい人ぶってる。と思ってしまった。
理由は、この本を出して被害者の方に償いたいなどといいながら、父のことを大好き、などと言い親のことを非難しているのか味方しているのかわからなかったこと。
でも最後のご本人の人生、いままでどれだけ苦労してオウムというイメージから普通の生活が送れずいじめや様々な差別偏見にあってきたかというところを読むと正直そんな単純な想いだけではない、当事者にしかわからない葛藤があるんだなぁと思った。
普通に考えれば、これだけのことをしてきた親の元に生まれたら大好きなんて想いは消えそうだが、いろいろあるんだろうなぁ。。 -
2017/5/3読了
オウム事件には興味があっても、真に近づく著書は
やはり少ないもの。
四女の証言は(ネット上でいろいろ言われているが)
真実であると思う。
生まれ、育ちから過酷であり、親にすがり支えられながら
生きていく幼少期を自分の身に頼らなければならないのは
いかにつらいものか
そしてオウムがどれほど狂っていたのか
ただ、超現象を妄想と言い切れるまでになったのは
よくも小さいころの記憶をそんなにしっかりと持っているものだろうか。
一部、「ん?」と思うこともあったけれど
おそらくどこかでうそを挟まないと、現実問題、身の危険が及ぶのだろうか。
この本だして大丈夫なのか?????
今でもオウムは息をしていて
闇の情報や組織や、ISISの日本版のような
触れてはいけないタブーのようなものが多々あるのだろう
インターネットの普及により、現代の宗教観が薄れるだの、時代は変わってきているとはいえ
いまだ、恐ろしい何かは口を大きく開けて待っている。
それに気づくか、のみこまれないか。
それは個人の気づきの手腕に託される。 -
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オウム真理教元教祖、麻原彰晃の四女の手記、この本を読む際は後に出た三女(麗華)の著作、そして次女のブログ(アメブロ)も併せて読む必要があるだろう。あくまでも個人的な推測だが、この四女の手記を出たことの背後には公安調査庁のバックアップがあったと思う。麻原の「詐病」説やアレフの「麻原隠し」説など公安サイドに都合の良いストーリーだからだ。また、1989年生まれの著者が地下鉄サリン事件前後の教団内のエピソードや人間関係を事細かく記述しているなど不自然なところが多い。しかしオウム信者のキーマンの人となりやその後の人生などを記している内容などは興味深いものも多くこの本が全く無価値だと思わない。オウムの教義体系を実質的に作成したというI・K氏への厳しい目線も注目に値する。
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2016.02.13
オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件が世間を騒がせたのは私が小学校3年の時でした。
あれから20年が経ち、でも事件は今もなお風化することなく世間の人々の記憶の中で強烈な印象を残しています。
そんな教団の教祖の四女が書いた手記。
幼かったころに感じたこと、体験したこと、いろんな感情と記憶が去来し、彼女を苦しめるのでしょう。
同じシーンが何度も出てきたり、いきなり話が前後したり、彼女が今も混乱の中で生きていることが伝わる内容でした。
異常で特殊な集団の中で育ち、常識すらわからずいきなり犯罪者のような扱いをされる生活。
家族にも頼れず、誰も信用できない生活。自活したくても差別と命の危険に晒される生活…。
父や教団のしたことに対して被害者に賠償したいが、手段がわからず、結局は信者に頼らざるを得ず、精神的に不安定な生活、という感じでしょうか。
この本の印税の一部が事件の被害者の賠償に充てられてるのかな?
あまりにも自分の生きてきた環境と違いすぎて、小説のようにしか感じられないのが正直な感想です。 -
麻原の四女。文章構成力か人格のどちらかが破壊されていて矛盾が多く読みにくい。事実であれば上祐も麻原信仰を捨てていないことになるが・・・。
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いろいろ複雑な環境で、
誰が何を言っても想像しかできない乖離。
辛いよなぁと思う。
彼女がボーダーみたいになるのも仕方ない。
たとえ殺人の首謀者で気持ち悪い人であっても
やっぱり父親が恋しいのは切ないな。 -
1995/3に地下鉄サリン事件が起こり、当時6才だった麻原彰晃の4女が事件後15年21才に書いた本。
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著者は麻原彰晃の四女。
物心ついたころにはすでに教団で暮らしていた。
教団の崩壊がなければ、これほどの苦しみはなく生きられたのかな(幸せかどうかはわからないが)、と思う。
本人の意思とは関係のないところで振り回され、そこから抜け出すこともままならない苦しさ。
死刑判決を受けた元信者との思い出・交流のことも書かれている。身近で交流したひとだけが知るような意外な印象が描かれている。 -
生きていく苦悩
オウム真理教教祖麻原彰晃氏の四女として生まれた著者。
出生時から教団の内部環境で育てられ、外界との接触がほぼ断たれた状態で成長し、サリン事件を契機に守られた世界からの脱却へ向かっていく。
表題はまさに著者の心の声だと思う。
日本は「生まれた環境はしょうがないが、努力次第で変えられる」という常識がある程度まかり通っていると信じていた。
しかし、彼女のようにあまりに事が大きなケースでは、そのような言説は全く意味が無い。
まず、大多数の共通認識を身につけるとこから始まり、すると今度はその常識に自身の人生を否定される。過去だけではなく、その親をもつ、という自分ではどうしようもなく、かつ一生逃れられない状況から苦しみもがく。
ただ、彼女の言葉からは、教団や家族への責任転嫁のような一方的な怨嗟はそれほど強く感じられない。
むしろ家族へはむしろ愛情を望む強い渇望の思いを感じる。
仲違いや叱咤があっても、根底に家族である強い信頼感を持った関係を築きたかった。けれど、多くの人間の関与により親族だけで家族という単位を構成する事が出来なくなってしまったのではないだろうか。
悪い影響を彼女に与えてしまった信仰だが、彼女の今の言葉にも信仰による影響はあるのだろう。 -
オウムの家族の中で一番まともだと思われる作者だが
やはり、生まれたころから異様な環境に囲まれていたからか
「・・・?」なことが多く感じられた
家出→元信者を頼る
これってやっぱり変だし普通じゃない
何だかんだとお金には苦労していないようなのも変
幼いころから両親の愛情を受けずに育って気の毒だとは思うが
どこかで強い決意を持って生き直さないと
生涯同じことの繰り返しのような気がする
せっかく手を差し伸べてくれた江川さんの元を去ったのが
一番の間違えだったのではないか
愛されることを知らないということは
甘えることも下手になってしまうんだな~と思った -
麻原の四女が書いた手記。自分が置かれていた(そして置かれている)“異常”な日常が淡々と描かれている。暴露的なエピソードもあるにはあるが、それに対する彼女の感情が平坦すぎて読み流してしまう。そのテの本を期待した人には残念な出来かも。
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小さいときからの洗脳の中で、よくそこを乗り越えてこれたと思う。しかし、その小さなときに、これほどまでの内容がわかるのか、疑問である。
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