「ビジネス書」のトリセツ

著者 :
  • 徳間書店
3.24
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本棚登録 : 605
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198627645

作品紹介・あらすじ

勝間和代から本田直之、神田昌典、「HACKS!」シリーズまでビジネス書を完全解剖!この一冊で、本当に役立つ本を選べる、知識が身につく!そしてベストセラーまで書けるようになる。

感想・レビュー・書評

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  • 読書術の本。

    ・自分の読み方だけでなく、
    他の人の読み方まで紹介しているところが面白い。
    ・本の読み方だけでなく、
    書き方・出版・プロモーションまで記載されているところも面白い。

    しかし、この人の企画は面白いなぁ。。
    (面白いばっかりで、すみません…。)

  • 著者は年間千1千冊を読むとのこと

    自己流アレンジで使うとポイントは、まず「はじめに」と目次で概要を掴んで、
    ババっと斜め読みでしっかり読むに値するかを値踏みしてから読む、というところか。

    貧乏性がゆえについつい丁寧に読もうとするが、時は金なり

  • ビジネス書を活用する方法を学び、出版に向けた活動ができるようになる本。

    ■本の保管をカテゴリー別、著者別にしておく。

    ■「まえがき」に本の重要部分
    → まえがきと目次をしっかり読む

    ■一気に読破する
    → 脳の短期メモリーに入れてしまう

    ■感銘を受けた本は3回繰り返して読む

    ■本のつかみの部分
    1.回想型
    2.予告三振型
    3.説教型
    4.自慢型
    5.ロジック型
    6.エモーショナルマーケティング型

    ■ビジネス書を書くステップ
    1.ゴールセッティング
    2.タイトルとまえがき
    3.章立てと構成
    4.ベストセラーの文章術
    5.キャラ立ち
    6.セールスプロモーション

    ■文章で何か足りないと思ったとき
    → 説教、自慢、繰り返しを追加する

    ■本田直之の本
    → キーワード、略語、引用

    ■HACKSシリーズ
    → 枕+解説

    ■本を書いたあと
    → 献本を依頼して書評を書いてもらう
    → 書店周りをする

    ■本だすのが目的ではなく、本を出して売るのが目的

    ■本の企画書と「はじめに」を書いて出版社に売りこむ

  • トリセツという言葉を最近知りました。実家で妹の部屋の片付けを手伝っていた時「あ、トリセツこんなところにあった〜♪」と言うので、なんのこっちゃと彼女の手元を見てみると、なんと取り扱い説明書。「!!!」たまげましたね。よくよく調べてみるとトリセツをタイトルに使った本もすでに相当量出ているようで、すっかり定着している言葉なのでしょう。海外に住んでいると、旬の言葉に触れる機会が少ないですから、帰国する度にぎょっとすることになります。KYとかね。誰のイニシャルかしらと思いました。

    「本を読む本」のような古典的名著があるなかで、本読みのための本を書くなんて。しかもビジネス書にターゲットをしぼって「成功案内」というエンターテイメントにしてしまうなんて。その上トリセツなんて面白いタイトルまでつけてあるなんて。会社を辞めた後の1年で1000冊を超えるビジネス書を読みあさり、事業拡大に失敗して抱えた3億円の負債をすっかり回収した人物が書いた本だなんて、これはもう絶対「買い!」です。

    ベストセラーの書評 + おすすめリストで構成されていると思いきや内容はもっと盛りだくさん。●ビジネス書の選び方買い方 ●ビジネス書を身につける読書術 ●ビジネス書の分析 ●人気ビジネス書著者別「読みどころ」 、そしてそして!本書の一番の売りであり、著者の本領発揮と思える、●ベストセラービジネス書の「書き方」とセールスプロモーション。他にもビジネス書の系図や人気書評家ブロガー一覧までまとめてあります。

    私が一番参考になったと思うのは「mece検索」という、特定のジャンルの本を「もれなくダブりなく」検索する方法。垂直検索、横断検索、指名検索、でまさに縦横無尽に本を探していき、ドンっ!とまとめて注文する方法です。ただし、これを実行するには、月10万円以上の出費を覚悟しましょう。

    著者はベストセラー作家となるまでは、「ビジネス書の書き方売り方」という講座をやっていた方です。古今東西の成功本を読みあさった彼ならではの鋭い指摘や造詣の深い分析には舌を巻くものがありますが、残念ながら本書を読んでも、私たちが明日スカ本を摑んでしまう確立は減らないと思います。こればかりは自分で1000冊読んで目を肥やすしかないのでしょう。この点をふまえて読むのなら、エンターテイメント性の高い1冊と言えそうです。

  • 今回の一冊は、「ビジネス書」のトリセツ
    水野俊哉著を紹介します。

    水野さんと言えばマッピング。そして年間1000冊も読まれるという。凄い。
    今回もマッピングだけでも買いの一冊。

    ビジネス書を解剖しまくってます。
    ビジネス書の選び方から、探し方、読書術、習慣、整理術、さらにはビジネス書の書き方まで書かれています。

    著者の分析力ってほんとすごいですね。

    ビジネス書好きな方もビジネス書をこれから読んでみようという方もいろいろと参考になる一冊です。

    • miya-roseさん
      マッピングって面白そう。分析力のあるコメントが書けるって素晴らしい。未来を切り開くメッセージ・ヒントが詰まってたりしますよね。
      マッピングって面白そう。分析力のあるコメントが書けるって素晴らしい。未来を切り開くメッセージ・ヒントが詰まってたりしますよね。
      2011/07/02
    • かっちゃんさん
      >miya-roseさん
      コメントありがとうございます。
      マッピング是非チャレンジしてみてください。考えが纏まることもあるので是非。
      ...
      >miya-roseさん
      コメントありがとうございます。
      マッピング是非チャレンジしてみてください。考えが纏まることもあるので是非。
      ビジネス書はほんと自分を成長させてくれる一つのツールですね。
      2011/07/03
  • 本や著者の紹介が多かったのが残念
    この本で学ぶと言うよりは、次へ繋げるための手引書のよう

  • ビジネス書の読み方や傾向を細かく分析。
    紹介本も豊富に載っている。

    ・インプットをアウトプットに変える。
    ・感銘を受けた本は最低3回読む。
    ・勉強は自発的ハマるととんでもなく面白い。

  • のっけから、推薦文の応酬。ややひく。

    ・リアル本は、本棚でカテゴリわけ
    「マネー投資」「成功・自己啓発」「人文系」
    「心理学」「脳機能」「小説」「婚カツ」「新書」
    「経営」

    ・まっとうな速読法
    1.本を読む目的を明確に
    2.目標を立ててアファーメーション
    3.大事な部分から読む
    4.集中してイッキに読む
    5.何度も繰り返し読む

    ※アファーメーション
    =肯定的自己睡眠
    「この本を2時間で読み、著者になりきり、もっと主張したい内容を読み取る」
    「この本の中から次の本の執筆に関連する部分だけ記憶する」

    ・必ずアウトプット
    blogや勉強会

  • 2009/10/27

  • 2009年7月31日 初版

    サブタイトルは「一流の人になる!究極の読書術」

    「ビジネス本をいかに読むか」という読書術の本だと思っていたが、内容的にはPart2までがその範囲で、それ以降はビジネス書の著者の話など。
    確かに「ビジネス書のトリセツ」という名前にウソは無い。

    読書術に関しては「書評を書く」ための読書法という感じ。著者のやり方が絶対的に正しい、という所より一歩引いたスタンスは共感できる。
    本に線を引く人と引かない人はおそらく一生相容れないだろう。

    「ビジネス書」というジャンルの解説についてはPart3以降いろいろ分析がある。
    ただ個人的にはまったく興味が無く、結構マニアックな世界だと思う。

    これからビジネス書を書きたい、と思っている人ならば非常に参考になる情報が載っている。

    ちなみに、勝間さんの扱いが面白い。

    牽引が付いていたのが印象的だった。多分使わないと思うが。

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著者プロフィール

◎1973年生まれ。作家、出版プロデューサー、経営コンサルタント、富裕層専門コンサルタント。複数の会社に出資するエンジェル投資家でもある。
◎ベンチャー起業家、経営コンサルタントとして数多くのベンチャー企業経営に関わりながら、世界中の成功本やビジネス書を読破。近年は富裕層の思考法やライフスタイル、成功法則を広めるべく執筆活動をしている。
◎現在は自ら立ち上げた出版社でクリニック経営者、オーナー経営者、不動産投資家などの出版及びプロモーションのアドバイスなどを行っており、その活動は「出版ブランディング×Web」のクロスメディア「パブリア」に詳しい。
◎著書は、シリーズ10万部突破のベストセラーとなった『成功本50冊「勝ち抜け」案内』(光文社)の他、『今いますぐ本を出しなさい ビジネスを成長させる出版入門』『ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち』(秀和システム)など多数。

「2022年 『富豪作家 貧乏作家 ビジネス書作家にお金が集まる仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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