「ビジネス書」のトリセツ

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198627645

感想・レビュー・書評

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  • ビジネス本の「トリセツ」とした切り口が面白いですね。
    まだ熟読レベルではないので、はっきりした事は言えませんが・・・
    ビジネス本読者は共感できる部分もあるのでは?
    著者側の視点が興味深かったです。

  • ■この本を読んで何を得ようと思ったのか?
     ビジネス書を選ぶ基準を知りたい
    ■何を得る事が出来たのか?
     ブックレビューのサイトを参考にして本を選択できる
    ■この本に関してのコメント
     これからビジネス書を読む人にもいいと思います。

  • ・本を読む歳は、本当に大事な2ページを探すつもりで読めばいい。
    それを自分宛にメールするなり、読書ノートにメモするなりして本は捨てる。

    ・旬のビジネス書の書評はアソシエ、日経BPネットキャリワカ。新刊のチェックは日経広告欄。

    ・最強の本の探し方
    amazon:
    「勉強」を検索⇒「並べ替え」で「売れている順」⇒漏れていた本をリストに加える。
    著書名で「指名検索」⇒リストに加える。

    ・速読法
    ①本を読む目的を明確にする
    ②目標をたててアファメーションする ※2
    ③本を要素分解して大事な部分(特に目次と前書き)から読む ※3
    ④集中して一気に読む ※4
    ⑤何度も繰り返し読む ※5

    ※2 肯定的自己催眠。
    「この本を2時間で読み、著者になりきり、もっとも主張したい内容を読み取るのだ」
    「この本の中から次の本の執筆に関連する部分だけは記憶する」
    など目標を設定する。

    ※3 Aタイトル、B前書き、C目次、D本文、Eあとがきだが、A⇒B⇒E⇒C⇒Dの順で読む
    本文において、見出しや太字だけ先に読んで、その後通読する。
    ベストセラーになるようなビジネス書ほど、タイトルと前書きに内容が集約されている。

    ※4 本の中で著者が最も訴えかけたい点はどこかというAPM(Author's Primary Message)を常に意識して読む。
    そして一気に読破する。脳の短期メモリに一気にポイントだけ焼き付ける。頭の中にインストールする。

    ※5 感銘を受けた本は3回読む。

    ・インプットしたらアウトプットせよ。ビジネス書を読んで知識という栄養を入手したら、かならず日々の業務に活かし、仕事の筋力を鍛える。
    なっちょになり、ブログなりでアウトプット。

    ・アウトプット活用例
    ①仕事
    ②ブログ・メルマガ
    ③リアルでの交流

  • 図書館で目に付いたので借りて読んでみました。
    出たてなので話題が新しいのがなにより。
    最近売れているビジネス書を網羅しているので参考になりました。
    後半のビジネス書の書き方は、書きたい、出したい方には参考に
    なる情報でしょう。著者の持論、分析はおもしろいはずです。
    とりあえず読み切りましたが、私には後半部分はどうでもよかった
    のでダレました。

  • エンターテイメント本ですね。チーム組んでマニアックにローラーかけたらかなり面白くなったと思うんですが、そこが残念。ぶった切りと解説書の間みたいになってしまった。書き方・売り方はかなりマニアックネタも。

  • 普段は中古本しか購入しませんが、これは親書で購入しました。面白い内容で、一気に読めました。

  • 夢をかなえるゾウで有名な水野俊哉さんの書。


    ビジネス書を楽しく、効果的に読む方法や、おすすめのビジネス書が書かれている。


    水野さんは、本当に面白い視点から本を書くなと思います。


  • <感想>
    タイトル通り、読書術の限定した話ではなく、もう少し拡大?飛散?した内容だった。
    売れっ子著者について書かれていたところが斬新で面白く、参考になった。
    著書の評価のようにどのような動機で出版するかなど、ビジネス書業界の裏側を覗くことができ楽しく読めた。



    <要点>
    ■ビジネス書が身につかない理由
    1.読むだけで行動しない
    2.誤読してしまう
    3.本の選び方が間違っている

    ■まっとうな読書法の範囲
    1.本を読む目的を明確にする
    2.目標を立ててアフォメーション(肯定的自己催眠)する
    3.本を要素分解して大事な部分(目次、前書き、後書き)から読む
    4.集中して一気に読む
    5.何度も繰り返し読む



    <実践>
    ■読むだけで行動しない
     行動に移せるようなジャンルの本を読む
    ■本の選び方を間違っている
     Web上ではAmazonだけでなく著名な書評ブログや雑誌・新聞の書評を参考にする。
     書店では、目的を明確にし、目次、前書き、後書きを読んで購入する。
    ■あるジャンルの本を1冊読むと満足してしまう
     目的のジャンルを設定しそのジャンルの本を少なくとも3冊(本当5冊程度必要じゃないかと)読む。
    ■集中して一気に読む
     数ページずつ読んでもあまり頭に入らない。前後関係がはっきりしているうちに一気に読むと内容が入り易い。一気に読み終わった後は、その余韻?に浸っているうちにアウトプットすべき。

  • 購読しているメルマガで紹介されていました。
    書かれている情報がおもしろそうだと思い、
    書店で数ページ読んでみました。
    “はじめに”や“10大著者”、
    “ビジネス書のマトリックス”
    それだけでも価値があると思い、購入。

    “ビジネス書を徹底的に楽しむ方法を提案する
    エンターテイメント指南書”
    私のようにビジネス書の楽しさに目覚めた?ような人間に
    ピッタリの情報でした☆

    ビジネス書の分類的なことを試みたいと考えていましたが、
    この本のマトリックスでしっかり整理されているので、
    その必要性はなくなりましたね(^_^)v
    インプット(読書)としたら、
    アウトプット(行動、内容をまとめる)することの
    重要性を確認できました!
    ビジネス書の意義を伝える内容となっているので、
    ★4とします。


    ■私が共感したのは…
    ・ビジネス書には仕事や人生のあらゆるシチュエーションで
     役に立つ知識が書いてあるし、
     ビジネス書で身につけた知識を
     正しく仕事や人生において実践することで、
     生きるスキルがアップする。
     それどころか、
     …人生の目的を見つける方法が書いてあるビジネス書や
     人生の目的を実現するための方法が書かれたビジネス書、
     人付き合いのなんたるかを書いたものや、
     仕事の効率をアップするための本、
     会計や法律や投資の知識が学べる本、
     イラッとした時に感情をコントロールする方法から
     働く気力が起きない人にやる気を出させる本、
     朝起きられない人のために
     早起きする方法を書いた本まである。
     なんたる親切ぶりであろうか。
     親や学校の先生ですらここまで懇切丁寧には
     教えてくれないだろうと、思われるほどだ。
     (P.9〜10)

    ・私が本を書く理由として、
     1.世の中の人を幸せにするモノを書く
     2.世の中の失敗した人を元気にする本を書く
     3.子どもの役に立つ本を書く
     という3つを自分のポリシーとしている。(P.14)

    ・感銘を受けた本に出会ったならば、
     そうした本は、できれば3回読んだほうがいい。
     そうすることで、本の内容はあなたの一生モノの
     知的財産として活用できるようになる。
     (P.85)
     
    ・ビジネス書を読んで知識という栄養を入手したら、
     かならず日々の業務に活かし、
     仕事の筋力を鍛えるのである。
     あくまで知識を金にする、スキルアップするという
     目的のための手段としてのビジネス書であり、
     ビジネス書を読むこと自体が目的ではない。
     わかりやすくいうとインプットしたら
     必ずアウトプットもしなければ、
     消化不良を起こすか知識ばかりの
     頭でっかちな人間になってしまうのである。
     (P.105)


    ■私のアクション
    ・ビジネス書のすばらしさを多くの人に広める!

    ・“読書メモ”、“レビュー”を継続していく!
     
    ・本から得た知識を“行動”に移す!

    ・感銘を受けた本を、定期的に再読する。


    私自身、基本的に“飽きっぽい”ので、
    感銘を受けた本であっても、
    繰り返し読むことはあまりしていませんでした。
    でもこの本を読み、
    自分の知識として定着させるために、
    アウトプットや再読をすることの大切さを、
    再認識できました☆

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著者プロフィール

◎1973年生まれ。作家、出版プロデューサー、経営コンサルタント、富裕層専門コンサルタント。複数の会社に出資するエンジェル投資家でもある。
◎ベンチャー起業家、経営コンサルタントとして数多くのベンチャー企業経営に関わりながら、世界中の成功本やビジネス書を読破。近年は富裕層の思考法やライフスタイル、成功法則を広めるべく執筆活動をしている。
◎現在は自ら立ち上げた出版社でクリニック経営者、オーナー経営者、不動産投資家などの出版及びプロモーションのアドバイスなどを行っており、その活動は「出版ブランディング×Web」のクロスメディア「パブリア」に詳しい。
◎著書は、シリーズ10万部突破のベストセラーとなった『成功本50冊「勝ち抜け」案内』(光文社)の他、『今いますぐ本を出しなさい ビジネスを成長させる出版入門』『ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち』(秀和システム)など多数。

「2022年 『富豪作家 貧乏作家 ビジネス書作家にお金が集まる仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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