brother sun 早坂家のこと

  • 徳間書店 (2009年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198627768

みんなの感想まとめ

家族の絆や日常の中に潜む波乱を描いた物語は、三姉妹と父親、そして突然現れた伯父との関係を中心に展開します。早坂家の三姉妹、あんず、かりん、なつめは、母を早くに亡くし、父の再婚を経て新たな家族と共に穏や...

感想・レビュー・書評

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  •  三姉妹シリーズです。
    一軒家に暮らす早坂家の三姉妹、あんず、かりん、なつめ。母親は早くに亡くなり、男手一つで育ててくれた父は、再婚して奥さんと2歳の男の子と近所に住んでる。

     三姉妹と継母の仲も良く、歳の離れた弟も可愛がられ幸せに暮らしていたんだけど、存在も知らなかった伯父が現れて、、、ってお話しです。

     登場人物がみんな穏やかで健やかで安心して読めました。面白かったな。またいつか早坂家の三姉妹に会いたくなったら読み返そう。

  • 大好きな小路幸也を読むのははや10数冊目になるが、初めて「なんだかなぁ」という読後感となってしまった作品。

    主人公の三姉妹は皆いい感じだったし、彼氏達のいいやつぶりも好印象。伯父さんの謎に迫っていく展開も小路さんっぽくて好きなのだけど・・・

    謎の結論がね。

    自分は不倫とか略奪愛とか、本当に嫌いらしいと再認識。

    挙げ句の、書き下ろしエピローグ。。。

    ★3つ、6ポイント半。
    2021.06.04.古。

  • ちょい古い表紙
    小路幸也さんはこういう感じが好みなのかな
    3人娘と父親の家族
    その父が再婚
    ある日 突然 存在すら知らなかった伯父が現れる。それから 日々の生活が激しく動いていく。
    あまりあり得ない家族の在り方
    恋愛? 浮気?
    ちょっとすごいな
    物語も終わりにちかづいて
    あれ? まだ 波瀾万丈?
    でした。

  • 登場人物は違えど「バンドワゴン」のような家族ができあがっていく過程のいちばん最初をみているような。
    三姉妹と彼氏たちが魅力的だった。エピローグを読んで、本の中の物語が終わっても登場人物の人生にはまだまだ色々予期せぬ事が起こるんだなあと思った。
    三姉妹それぞれお嫁にいってしまっているのがさみしかったのは、読んでいた自分もあんず姉と同じく、姉妹が一つ屋根の下で楽しく過ごしているという感覚をずっと味わっていたかったからかな。

  • 小路さんの 別のを読んでみました。

    小路さんのは 不思議。
    淡々と過ぎるんだけど、
    最初は なかなか読みづらいというか、
    展開があまりないから ダルくなるんだけど、
    だんだん 気になって 続きが読みたくなるというか。

    この話も そんな感じで、エピローグまでは いい感じでした。

    最後の最後の話(エピローグ)が
    かなり残念でした。
    なんとなく そんな終わりにしなくても。。。
    なんか ガッカリというか。


    あんず、かりん、なつめが なかなか
    ゴッチャになって 書き分けてくれてはいるんだけど。。。
    私が そこまで 話に入れてなかったのかな、と思ったりしました。

  • 先が気になり、一気読みでした。
    夏になると何かが起きるという早坂家。
    最後の最後にそりゃないでしょう⁈
    私は丸く収まって欲しかったな。
    人生、何があるか分からないと、言われてしまえばそれはそうなのですが…

  • さすがは小路幸也さん、とでも言いたくなるような、ほのぼのとした家族の物語。
    最後のエピローグについては蛇足だなぁ、と思わずにはいられないのですがヾ(ーー )

    東京バンドワゴンと比べても読みやすくいいなぁ、と思います。

  • 早くに母を亡くした三姉妹の父が

    若い女性と再婚し、弟ができた。

    そこへ伯父が現れるのだが

    その存在を知らされていない姉妹。

    というのも、父と伯父の間には確執が・・・

    普通だとドロドロの展開なんだけど

    小路さんが書くとほのぼのとしているのは

    登場人物のキャラ設定なのかもしれません。




    賛否両論あるみたいですが

    私はエピローグは無くてもいいなぁと思いました。

  • いくつかの家族にまつわるほんわかとしていてでもどこかハラハラさせる物語。「でも、心配しないより、した方がいいじゃん」家族なんだから。

  • 家族みんな仲良しのように描かれているけれど、話がややこしくなったのは過去においても今においてもコミュニケーションが取れていないことが原因では・・・。と思ってしまった。
    夫婦も兄弟ももう少し話していれば誤解したまま20年も過ぎなかっただろうし、3姉妹それぞれがちょっとずつズレた認識を持っているのも、自分が経験したことをきちんと最後まで話さないからだし。「秘密にしておく」ということの罪深さを思い知るなぁ。
    見方を変えれば、コミュニケーションがもう少しでも取れていれば事態は大きく動くんだってこと、話し合いが大事なんだってことを読み取ることもできる、かな。
    なんだか大げさに語られている謎はじつはそんなにすごいことじゃなかったっていうのが、この物語をほのぼの系たらしめている要因だろうか。

  • 「辛いけど、実は、嬉しい」
    わたしたちと、同じものを共有できるようで、嬉しいって。不謹慎だけど、家族の仲間に入っていけるようで。

  • 小路幸也さんは母親や父親がちがうきょうだいを書くのがすきなのだろうか。『東京バンドワゴン』シリーズにしてもそうだし、『ナモナキラクエン』もそう。宮下奈都さんとの共作『つむじダブル』だってそう。これもそうだね。姉妹の両親が違うわけじゃないけどうまくミスリードしようとしている。そういうモチーフを使ったら得てして暗くなりそうなところを暗くならないように書く技術は天下一品。2013/432

  • 人生山あり谷あり。何せ、人生は何が起こるかわかったものじゃないから。でも、今のところ皆がそれを望んでいるということは、毎日をそこにすすみながら歩いて行くということだ。そうやって暮らしていくことだ。だとしたら、皆が望むその場所に辿り着くことは不思議でもなんでもない。

  • あんず、かりん、なつめ(名前が可愛い!)の3姉妹と若い義母と結婚した父、そしてその間に生まれた年の離れた弟の陽。20年ぶりに現れた伯父。タイトル通り早坂家の家族の秘密の物語。中盤は伯父さんと父の秘密を、3姉妹が彼氏達も巻き込んで追うのだけど、冗長な感じがしてちょっと焦れた。最終章は陽が成長し、3姉妹がそれぞれ幸せな家庭築いているという終わり方で良かったのに、無理やり起こしたみたいな一波乱は蛇足な気が。読後もやもやしたものが残ってしまった。

  • 幸せな一家。小路幸也作品の、いかにも明るく溌剌とした力強い幸せな家族像が凄く好き。

  • 血縁に関するエピソードが詰まった本。視点がいくつか移り変わるので、登場人物の外面と内面のマッチやギャップを楽しく読みました。

  • 三姉妹に訪れた環境の変化…
    それぞれの立場から見た家族の姿…
    それでも最後には大団円となるのは読後ならではピンときたタイトル「brother sun」!
    タイトルの意味が判った時に心が晴れ晴れと広がっていくようです

  • やっぱり、小路さん…、短編サザエさんものは、うまいッ!!!

    『東京バンドワゴン』シリーズよりも、より庶民的で好感度もグぅ~!!!

    それだけに…、最後のエピローグは…いらないかも…。
    シリーズ化して…三姉妹のそれぞれの結婚までのエピソードを、
    読んでみたかったです…。

  • 三姉妹それぞれの感じる家族の姿を描いたリレー短編。
    柔らかい空気感の心地よい話が
    最後の一篇でザラリとした後味。
    刊行書き下ろしらしいこの一篇は私の好みとしては無くてよかったなぁ(なけりゃ☆☆☆☆)。
    付け足したくなる気持ちもわからないではないけれど。

    【図書館・初読・7/20読了】

  • 展開も人物の描きこみもものたりない感じでしたが、全体を流れるさわやかな空気感はなかなかよかったです。

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著者プロフィール

一九六一年旭川市生まれ。札幌の広告制作会社に14年勤務。退社後執筆活動へ。
二〇〇三年『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』(講談社)でデビュー。著書に『HEARTBEAT』(東京創元社)、『東京公園』(新潮社)、『東京バンドワゴン』シリーズ(集英社)など。ほかに『うたうひと』(祥伝社)、『空へ向かう花』(講談社)、『brother sun 早坂家のこと』(徳間書店)などがある。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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