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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198628673
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みんなの感想まとめ
物語は、台湾の最南端に位置する恒春を舞台に、日本人教師と台湾人生徒の恋愛を描きます。日本統治下の歴史を背景に、60年の時を経て届くラブレターが、主人公阿嘉の人生を変えるきっかけとなります。彼は夢を追い...
感想・レビュー・書評
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国境の南
この意味するところは二つある。
一つは主人公の住む土地が台湾の南に位置すること。
もう一つは、日本人から見て、台湾が南に位置すること。
いずれも彼らから見て、「国境の南」に位置していること。
この作品は、映画化した作品の小説版である。
映画は台湾で歴代首位級のヒットを飛ばした。
それはなぜか。本作を是非読んで頂きたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画を見る前にノベライズが出ていることを知り、読んでみようと思った。日本人女優も出ているし、台湾でずいぶんヒットしたというから、ぜひ見たいと思っていた。
60年前に書かれた恋文が台湾に送られ、当時の恋人に届くのか、また届いた後その後の展開を期待していた。
ところが、物語は現在の登場人物の恋愛模様が中心で、60年前の恋文とはほとんど関係がなかったので拍子抜けした。
時代背景も日本と台湾の歴史もほとんど関係がない。どうしてこれが台湾で大ヒットしたのであろうか。映画ではもっと別の要素があったのではないのか。本には書かれていない大切な部分が映画には隠れているのではないのだろうか。そうでなければ大ヒットの理由が私には見当たらない。
映画ではどういう演出・脚本になっているのか、ぜひ見てみたい。 -
台湾に来てすぐ、上司に勧められてみた映画。
正直、台湾の歴史をよく知らなかったし、中国語でも台湾語を多用する映画だったので、字幕では面白さが伝わってこなかった。
本を読んでみて、細かい行間の心情や、様々な背景についても書かれていて非常に分かりやすく、やはり映画は時間的な問題もあるのかもしれないが、展開に無理があったような気がした。
アガと友子の惹かれ合う経緯、ダダの母親の過去と手紙の送り先である祖母との関係、亡き父の台湾での恋について情報を探しまわる娘、物語が幾層にもなっていることが、小説の方が非常に明快に理解できた。
馬英久の政策と大陸との交流拡大によって、以前よりは弱くなってきている台湾と日本の関係だが、この映画は日台関係を知るには非常に良い作品だと改めて思った。
また映画をみてみよう。 -
色々と考えさせられた。
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ノベルズ本でありながら、恋愛小説としても読めるし、ある意味で正しい台湾の歴史や日本との絆も理解できる「こころ」に響く教科書としても読める。
最後の頁は落涙。 -
「海角7號」は日本統治下にあった台湾最南の町、恒春を指します(高雄州恒春郡海角七番地と表記)。
この地でかつて日本の終戦と同時に、日本人教師と「小島友子」という台湾人生徒との恋が終わりを迎えました。引き上げ船の中で、日本人教師が彼女に宛てた7通のラブレター。60年の時を経て、台湾に届きます。
その「郵便」を配達するのは、台北でミュージシャンの夢破れて故郷に戻った阿嘉(アガ)。
ミュージシャンへの夢を諦めきれず、日々郵便配達を<そこそこ>で終わらせる彼。宛先不明郵便として、阿嘉の家に置かれてしまった「海角7號 小島友子宛」の手紙。そんなある日、恒春のリゾートホテルに日本人歌手のコンサートを開催する話が持ち上がります。その際の前座バンドとして、6名の地元民メンバーがオーディションによって選ばれます。バイクの修理工、人間国宝の月琴奏者、教会で演奏する小学生、名産品の営業マン、警察官、そして阿嘉。そして、日本人歌手と前座バンドのコーディネーターとして選ばれたのは、モデルの夢が叶わなかった「友子」という日本人女性。年齢も価値観も全く異なる6名が、友子を中心に繰り広げる物語です。
これと並行して阿嘉の家に置かれてしまった海角7號宛郵便物、これは果たして無事に届けられるのでしょうか?
台湾恒春の蒸し暑い風、息をのむ程の青い空、そして底抜けに明るい台湾人の笑い声。
私たちが忘れてしまった「時間」を呼び覚ましてくれる物語でした。謝謝!<ぞう>
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