日本海軍はなぜ敗れたのか 連合艦隊誕生から敗戦までの軌跡

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198629113

感想・レビュー・書評

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  • 日本海軍に興味のある人にとって、読む価値はあると思う。

    明治時代、海軍兵学校、海軍大学校がどのようにしてできたのか。
    歴史的にキチンと紐解いて、丹念に辿っている。

    海軍の草創期のトップであった西郷従道や樺山資紀などが、
    陸軍の経験者だったというのは大変興味深い。

    それから、海軍が兵站を軽視しがちだった理由、
    明治天皇の言葉によって硬直化した組織など。

    歴史から敗戦理由を探る、面白い本だろう。

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著者プロフィール

実名:熊谷光久。山口県防府市出身、昭和11年、福岡県久留米市生まれ。先祖は熊谷直実。昭和34年、防衛大学校(3期)卒業後、航空自衛官として防空の第一線指揮官勤務。航空幹部学校参謀養成課程を経て、防衛大学校助教授、防衛研究所戦史部所員、統合幕僚学校教官などとして軍事史の研究・教育に携わる。平成3年、定年退官後、軍事史家・軍事評論家として軍事関係の研究と著述活動実施。『日本軍の人的制度と問題点の研究』(国書刊行会)、『日本軍の精神教育』(錦正社)、『軍学校・教育は死なず』(潮書房光人新社)、『琉球・沖縄受難史』(新人物往来社)、『司令官たちの決断』『日本海軍はなぜ敗れたか』(徳間書店)、『詳解作戦要務令』(朝日ソノラマ社)、その他の著書および論文研究書多数。

「2023年 『新装版 軍用鉄道発達物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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