- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198629366
感想・レビュー・書評
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【ひと昔前】
著者のやり方は高度経済成長期に通用する方法に感じます。
怒鳴って言うことをきかせる方法は一時的には通用するかもしれませんが、職人気質がない若者(ひと)には通じなくなっています。
怒鳴られることに慣れていないので、過度に反応してすぐに辞めたくなってしまうのかもしれません。
ただ、最近の若者(若者でくくるのはよくないが)は、たったひとりで海外に行って起業したり、難なくIT機器を使いこなすなど素晴らしい面もあります。じっとしてコツコツとこなす作業を苦手としているひとが多いようにも感じます。
また、個性も多様化しています。本来個性とは多様性があるものです。
いろいろな考えをもったひとがいていいのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気合と根性しかないブラック企業の課長がフレームワークを駆使していい人になっていくうさんくさい話
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作業は分担しても責任は分担してはならない。
文章はできるだけ短くシャープに書く。
書く=考える。思考がそのまま言葉に出る。文章を鍛えることで思考力を鍛える。
人間の幸せは人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされること。 -
達成できなければ解雇 に準じるほどの決意をすることをコミットメントと言う。コミットメントしていないのはただの願望の共有、絵に描いた餅に過ぎない。決意醸成スキルを持つ。
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ひろーく,うすーい内容.まぁ知識の整理くらいにはなったかな.
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著者は、㈱リクルートへ入社し、企画室、編集部、組織人事コンサルティング室課長を経て独立し㈱フェイスホールディングスの代表取締役へ就任。リーダーシップ開発と理念浸透に特価したコンサルティング並びに教育研修を提供している。
著書に「チームのルール」「33歳からのルール」「35歳からの生き方の教科書」等多数。
スキルというよりはリーダーシップで痛い目にあってきたからそれを語る資格があるとリーダーシップの本ばかり書いてきた著者。
しかし、これまでに著者を支えてきてくれた最も大きな力はスキルであった。その著者の得意科目である「スキル」にスポットを当てて本書は記されている。
スキルを具体的に使う場面をイメージさせるためにページを割き、方法論には最低限しか触れていない。
上記を土台としてどんな会社でも通用する70の技を以下の7章に分けて説明している。
①タスク・マネジメント・スキル
②ストラテジー・プランニング・スキル
③プレゼンテーション・スキル
④デシジョン・メイキング・スキル
⑤チーム・ビルディング・スキル
⑥ヒューマン・リソース・ディベロップメント・スキル
⑦コミュニケーション・スキル
こんなスキル本を探していた!!
読み進めていくうちにそれが確信へと変わっていった。
スキルといってもオーソドックスなフレームワークばかりが紹介されている。そのスキル本にも多くみられる弱点はいざ実際にそのフレームワークをどのようにどの場面で使うのかという視点が恐ろしく欠けているということ。
しかし、本書はその欠けている点にフォーカスしてあるだけあり、スキル本として頭ひとつ抜けて優れていると言える。
その紹介も実際に自分が取り組んできた実体験をもとに描かれており、かつ素晴らしいことはそれぞれが流れの中で紹介されてきていることから次はこのスキルをこの場面で!!というように体系的な流れの説明は目から鱗モノであった。
スキル・フレームワークを知っていても使えない。そんな宝の持ち腐れ的な現状を打開してくれる秀作。 -
読みやすい。面白い!
ありきたりな内容も多く、読む気にならない図も多いが、具体事例を中心として話が進むの実感を得やすい。
クライアントに対して、こーして接したら、いいのかなと考えながら読めた。 -
管理職でもヒラでもない課長にはリーダーシップとマネジメントの両方のスキルが必要。スキルが役立つシチュエーション、ときには失敗例も交えて70のスキルが紹介されている。
スキルの内容については1ページ分の説明図が中心なので、この本でスキルを学び使いこなすというよりも、既に学んだスキルを思い出すためのインデックスとして近くに置いておくような使い方がふさわしいように思う。
もしくは、70ものスキルに、何事にも対処策はあるものだと前へと進む力をもらうのもいいかもしれない。
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著者の小倉さんが今まで仕事をしてきた中で培ってきた「仕事で役に立つフレームワーク」の数々を、それにまつわるエピソードを交えながら分かりやすい言葉プラス図解付きで解説してくれていて、実際にどのような場面で使えばいいのか、ってことがイメージしやすくなっています。
実例付きフレームワークの取扱説明書、といった感じです。