課長のスキル どんな会社でも通用する70の技

著者 :
  • 徳間書店
3.32
  • (4)
  • (11)
  • (15)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 113
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198629366

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【ひと昔前】
    著者のやり方は高度経済成長期に通用する方法に感じます。
    怒鳴って言うことをきかせる方法は一時的には通用するかもしれませんが、職人気質がない若者(ひと)には通じなくなっています。

    怒鳴られることに慣れていないので、過度に反応してすぐに辞めたくなってしまうのかもしれません。

    ただ、最近の若者(若者でくくるのはよくないが)は、たったひとりで海外に行って起業したり、難なくIT機器を使いこなすなど素晴らしい面もあります。じっとしてコツコツとこなす作業を苦手としているひとが多いようにも感じます。

    また、個性も多様化しています。本来個性とは多様性があるものです。
    いろいろな考えをもったひとがいていいのです。

  • 気合と根性しかないブラック企業の課長がフレームワークを駆使していい人になっていくうさんくさい話

  • 作業は分担しても責任は分担してはならない。
    文章はできるだけ短くシャープに書く。
    書く=考える。思考がそのまま言葉に出る。文章を鍛えることで思考力を鍛える。
    人間の幸せは人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされること。

  • 達成できなければ解雇 に準じるほどの決意をすることをコミットメントと言う。コミットメントしていないのはただの願望の共有、絵に描いた餅に過ぎない。決意醸成スキルを持つ。

  • ひろーく,うすーい内容.まぁ知識の整理くらいにはなったかな.

  • 著者は、㈱リクルートへ入社し、企画室、編集部、組織人事コンサルティング室課長を経て独立し㈱フェイスホールディングスの代表取締役へ就任。リーダーシップ開発と理念浸透に特価したコンサルティング並びに教育研修を提供している。

    著書に「チームのルール」「33歳からのルール」「35歳からの生き方の教科書」等多数。

    スキルというよりはリーダーシップで痛い目にあってきたからそれを語る資格があるとリーダーシップの本ばかり書いてきた著者。

    しかし、これまでに著者を支えてきてくれた最も大きな力はスキルであった。その著者の得意科目である「スキル」にスポットを当てて本書は記されている。

    スキルを具体的に使う場面をイメージさせるためにページを割き、方法論には最低限しか触れていない。

    上記を土台としてどんな会社でも通用する70の技を以下の7章に分けて説明している。
    ①タスク・マネジメント・スキル
    ②ストラテジー・プランニング・スキル
    ③プレゼンテーション・スキル
    ④デシジョン・メイキング・スキル
    ⑤チーム・ビルディング・スキル
    ⑥ヒューマン・リソース・ディベロップメント・スキル
    ⑦コミュニケーション・スキル

    こんなスキル本を探していた!!
    読み進めていくうちにそれが確信へと変わっていった。
    スキルといってもオーソドックスなフレームワークばかりが紹介されている。そのスキル本にも多くみられる弱点はいざ実際にそのフレームワークをどのようにどの場面で使うのかという視点が恐ろしく欠けているということ。

    しかし、本書はその欠けている点にフォーカスしてあるだけあり、スキル本として頭ひとつ抜けて優れていると言える。

    その紹介も実際に自分が取り組んできた実体験をもとに描かれており、かつ素晴らしいことはそれぞれが流れの中で紹介されてきていることから次はこのスキルをこの場面で!!というように体系的な流れの説明は目から鱗モノであった。

    スキル・フレームワークを知っていても使えない。そんな宝の持ち腐れ的な現状を打開してくれる秀作。

  • 読みやすい。面白い!
    ありきたりな内容も多く、読む気にならない図も多いが、具体事例を中心として話が進むの実感を得やすい。

    クライアントに対して、こーして接したら、いいのかなと考えながら読めた。

  • 管理職でもヒラでもない課長にはリーダーシップとマネジメントの両方のスキルが必要。スキルが役立つシチュエーション、ときには失敗例も交えて70のスキルが紹介されている。
    スキルの内容については1ページ分の説明図が中心なので、この本でスキルを学び使いこなすというよりも、既に学んだスキルを思い出すためのインデックスとして近くに置いておくような使い方がふさわしいように思う。
    もしくは、70ものスキルに、何事にも対処策はあるものだと前へと進む力をもらうのもいいかもしれない。
    11-84

  • 部下との接し方など、自分にはまだ早い内容とも思われたが、プレゼンテーションや戦略などの内容は参考になるかもしれない。

  • 著者の小倉さんが今まで仕事をしてきた中で培ってきた「仕事で役に立つフレームワーク」の数々を、それにまつわるエピソードを交えながら分かりやすい言葉プラス図解付きで解説してくれていて、実際にどのような場面で使えばいいのか、ってことがイメージしやすくなっています。

    実例付きフレームワークの取扱説明書、といった感じです。

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小倉広事務所代表取締役 心理カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ、組織人事コンサルタント。
大学卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室課長など企画畑を中心に11年半勤務。ソースネクスト株式会社(現東証一部上場)常務取締役、コンサルティング会社代表取締役を経て現職。 リクルート社在職中の昇進うつを機に心理学と心理療法を学び始める。日本アドラー心理学会正会員、日本ゲシュタルト療法学会会員。現在、研修講師として年間300回登壇し、一年先まで予約が取れないほどの人気を博している。 著書に、『任せるリーダーが実践している 1on1の技術』『任せる技術』(日本経済新聞出版)『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)など多数。著書発行部数累計は100万部超。

「2021年 『コーチングよりも大切な カウンセリングの技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小倉広の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×