さよなら的レボリューション 再見阿良(ツァイチェンアリャン)

  • 徳間書店 (2010年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198629830

感想・レビュー・書評

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  • 東山彰良さん2冊目
    《流》が面白かったので…。
    主人公は今時の若者。日々に不安、葛藤を抱えながらも抜け出せずにいる。そんな中、軽い気持ちで中国の地に足を踏み入れる。そこで様々な事に、人に出会う。
    中国かあ~!

  • 台湾旅行の後、台湾出身ということで読んでみた。
    これは面白い。
    若いころのどろどろした感情をさらっと描写していて惹きこまれてしまった。女の子に振り回されるヘタレ主人公が危なっかしい仕事に巻き込まれて、中国の裏の歴史や登場人物とのからみを重苦しくなりそうなのにそうならないのは作風なのかしら。中国語が時々出てくるのも勉強になった。

    また他の作品も読んでみようと思った。

  • "ここは日本じゃない。そんなことはわかっている。僕は今日、ぴかぴかパスポートを無愛想な役人に見せて飛行機に乗ったのだ。それでもこの初対面の男に言われるまで、自分が日本以外のどこにもいなかったことに気がつかなかった。ここは日本じゃないーーー彼の声がなにかのはじまりを告げるホイッスルのように耳のなかで鳴り響いた。不思議な感覚だ。いままで容赦なく飛び交っていた銃弾がいきなり空中で静止したような。その銃弾に顔を近づけてとっくり眺めたり、指でちょっとつついてみたりもできる。そう、ここは日本じゃないのだ。"


    好きな女の子に会う口実で中国語を学んでいたらいつの間にか中国大陸に渡り訳ありベンツで疾走していました、というお話。
    後半から中国が抱える問題も絡み、ちょっと重たい雰囲気に。

    弁当工場の妙にリアリティある労働現場の描写や、お立ち台に登って裸踊りをするときの昂揚感が面白かった。
    主人公は段々と成長していくが、好きな子に振り回されてその言動一つ一つに一喜一憂していた頃の主人公が懐かしく、読後は少し寂しい気持ちになった。

  • 男目線の青春モノ。テンポはいいけど、夜の匂いが強いかな。

  • 2024/6/21
    後半失速したが、良い読み物だった。

  • 2020年 97冊目

    図書館でみつけた東山彰良シリーズも4冊目。
    慣れてきました。何に??という感じだけど、私の好み的に読んでいてワクワクする本ではありません。

    このところずっと伊坂さんと東山さんのそんな感じの本を読んでいるけれど、何かが見えてきたわけでもありませんw

    気に入らない本を読むのは時間の無駄という人もいるけれど、気に入らない本を読み続けてその世界に浸るのもそれはそれで思い出に残る気がします。
    だからなんだと言えばそれまでだけど、読書ってそんなものだなと思う今日このごろです。

    2020年の12月は私にとってそんな時でした。






  • 3.7 恋と冒険の物語。どこにも着地しないが、最後まで読ませる。結局生きていくのに、予定調和のハッピーエンドもオチもいらないというメッセージなら優れた話かな。

  • 中国の歴史や文化、土地、人種等を、主人公を通して見ている感じで、インスタやWeb検索を参照しながら読んでしまった。隣国なのに何も知らない広大な国。流を読んで興味が湧いた本だが、もっと知ってみたいと思うキッカケになった。

  • 何を求めて生きるか

  • イタキャラがいとおしくなる。

  • 若いからこそできる、その瞬間そのものが革命なのかも。イタイ所が多いけど、悩みもがき、大人として確実に成長している主人公はキラキラしていました。しかし、読んでいてあまり良い気分になれなかったです。主人公の青春の1ページとして語るには、中国文化の事など難しい課題の内容もあったので。

  • 913.6 ヒ 登録番号8171

  • 元引きこもりで、三流大学に通う主人公が中国人留学生に恋したり、いきおいで中国に留学しちゃったりする物語。
    なんかゆるいんだけど、リアルで、すごく今の時代の雰囲気を感じた。

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著者プロフィール

東山彰良(ひがしやあきら)
1968 年台湾生まれ。福岡在住。
2002 年に第 1 回「このミステリーがすごい!」大賞の銀賞・読者賞を受賞し、翌年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。
『路傍』で第11 回大藪春彦賞、『流』で第 153 回直木三十五賞、『罪の終わり』で第 11 回中央公論文芸賞、『僕が殺した人と僕を殺した人』で第 34 回織田作之助賞、第 69 回読売文学賞、第 3 回渡辺淳一文学賞を受賞。
そのほか『怪物』『わたしはわたしで』『邪行のビビウ』など著書多数。
猫とお酒をこよなく愛し、ラジオ番組のパーソナリティーも務める。
絵本の翻訳は本作が初めてとなる。

「2024年 『まぼろしの雲豹(ウンピョウ)をさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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