汝、隣人を愛せよ

  • 徳間書店 (2010年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198630805

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

隣人トラブルをテーマにしたこの作品は、主人公が直面する恐怖とストレスの連鎖を描いています。大学講師の真壁は、騒音苦情から始まる無言電話や嫌がらせに悩まされ、次第に家庭や仕事も崩壊の危機に瀕します。彼の...

感想・レビュー・書評

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  • 恐怖の隣人トラブル。

    第一章 亀裂
    第二章 破綻
    第三章 惑乱
    第四章 暗鬼
    終章 訣別

    大学講師をリストラされた真壁は、騒音苦情の手紙から、無言電話などの嫌がらせに悩まされていた。

    嫌がらせはエスカレートし、妻は家を出て行き、自分は不倫の道に落ちて行こうとする。

    階下の釘宮という女が怪しいと睨んだ真壁は、調べを進めると、住人の自殺とそれに秘められて事実が明らかに。


    霊の存在をに匂わせながら、ホラーなのか、サスペンスなのか、いまいちキレがないように思える読後感。

  •  これは・・・隣人トラブルって怖いね! なのか。被害妄想(統合失調症)って怖いね!なのか・・・。
     しかし、ちょっと主人公も統合失調症っぽい思考回路だなーと。ストレスもかかってるし。先日読んだ常野物語とは逆に登場人物みんながみんなちょっと問題ありなご様子。作中では各人の嫌な部分が誇張されてるけど、人間なんて自己中なもんですからねー。

  • 中古マンションを購入した夫婦。
    暮らし始めてしばらく経った頃、郵便受けに届いたのは「静かにして下さい」と書かれた無記名の手紙。
    気をつけて過ごしているのに手紙の内容はエスカレートし、ついにはひどく悪質な嫌がらせを受けるまでになってしまう…。

    嫌がらせ相手とのいざこざだけに留まらず、触発されるように仕事も家庭もとトラブルは延々続いてゆく。
    この人はどうなってしまうのかと心配になる一方、大黒柱として大事な仕事関係がおろそかな主人公に
    隣の若い奥さんにときめいている場合じゃないだろうと呆れてしまいました。

  • 2016_11_24-0119

  • まあまあかな

  • 2013.2.21

  •  ひとり息子が大学進学で家を出て、妻と2人このマンションに越してきて半年。ある日、ポストに【静かにしろ】という紙を放り込まれて以来、大学講師の真壁昌平は何者かからの嫌がらせに悩まされることになる。一番怪しいのは階下に住んでいる釘宮というおばさんだが、決定的な証拠がつかめない。マンションの理事会で訴えるも、理事長の則松はのらりくらりと真壁の訴えをはぐらかすばかりで全くとりあってくれない。事態はどんどん悪化し、ついに妻は実家に帰ってしまう。

     サイコホラーという分類になるのだろうか。完全にミステリーでもなく、完全にホラーでもなく。半分くらいまでは結構ひきこまれていたんだけどな~。リストラや不倫がどのように生かされてくるのかと思いきや、ただ主人公の質を下げていただけだった(苦笑)。最後、物語の中で沙織の扱いが雑だし。なんで突然削除したはずのファイルが復元するのか、なんで突然屋上に現れてそうなったのか。結局そこは心霊現象なのか~とちょっとがっかり。

  • 現在の日本を背景とした時代がリアルに描かれていて、どんどん入り込めた。主人公がマンションの8階に住んでいるという自分と同じ環境なのでさらに面白かった。ラストは少し無理があったが全体的に面白かった。

  • 2012/1/11

    borrow a book from Osaka Prefectual Central Library

  • 婆やに取られた本。

    住人による嫌がらせとか、霊的現象とかのミステリーです。
    ちょいちょい説明が重複するところがありましたが、連載ものだったようなのでそこは仕方ないのでしょう。

    今思ったら、ミステリー好きだけど謎解きはあんま好きじゃない作品が多いかも。




    足音の箇所読んでたら隣の婆やがドアがちゃーんってやったから本気でビビった。
    小説よりも現実の方が怖い。

  • ある日、匿名の手紙がマンションのポストに入れられていた。それから始まる数々の嫌がらせ・・・いったい誰が。
    うーんなんだろう、結局ホラーだったのかミステリーだったのか・・・両方か。
    ストーリーも人物もなんか中途半端で興味が持続しなかった。

  • サイコホラーミステリ。マンションでの隣人トラブルを巡る恐怖。隣近所がそう親しくないマンション暮らし、ってのはこういうときに怖いでしょうね。なかなかにリアリティのある物語なのかもしれません。
    さらにそこに絡んでくる幽霊話や謎の物音はホラー的であり、嫌がらせの正体が本当にあの人なの?というミステリ要素もあり。一冊で二度三度おいしいつくりとなっています。でも、実際の隣人トラブルに悩む人には、お薦めできない(苦笑)。

  • マンションの隣人トラブルものです。
    ホラーちっくなのかと思ってたけどホラー要素は薄いです。

    設定は面白かったけど、ちょっとくどいかなぁ。
    なんかメロドラマみたいだった(笑)

  • 分譲マンションでの隣人トラブルを描いたサスペンス。
    こ、これは...怖いっすよね。やはり近所にいる実在する
    人間が引き起こすトラブルや恐怖ほどシンドいものは
    ないような気がします。常に自分の胸の中がザワついて
    重く濁ったようなストレスを抱え込んで暮らすのは
    本当に堪えるでしょうね。今作はそんな生理的な
    恐怖感とストレス感を目一杯味わえる、ザワザワ、
    ザラザラとした作品です。
    しかも、怖いだけでなく、マンションに蠢く
    悪意の正体探しというしっかりミステリの要素も
    上手く展開されているので最後まで一気読み必至です。

    主人公の大学講師「真壁」が体験するコ恐怖と
    ストレスと精神的疲労は実際の生活の中で誰もが
    一度は経験しているんではないでしょうか?
    自分の身に置き換えて考えると、自分は迷わず
    スグに引っ越し派...ですね。

  • タイトルから連想される通り、隣人トラブルもの。
    こんなに怖いトコ早く出ていくに限ると思うんだけど・・・
    主人公の大学講師が被害者なのに、なぜか嫌な奴に感じた。

  • まったく予備知識なく読んだ。モンスターホラーかと思いきや、ツインピークス的なミステリー?だった。なんだかんだで主人公の大学のセンセーが仕事失ってハローワーク通いするあたりが実話系(リアル)で良かった

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著者プロフィール

福澤 徹三(ふくざわ・てつぞう):1962年、 福岡県生まれ。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルの作品を手がける。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞。著書に『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』『怪談熱』『S霊園』『廃屋の幽霊』『しにんあそび』『灰色の犬』『群青の魚』『羊の国の「イリヤ」』『そのひと皿にめぐりあうとき』ほか多数。『東京難民』は映画化、『白日の鴉』はテレビドラマ化、『Iターン』『俠(★正字)飯』はテレビドラマ化・コミック化された。

「2023年 『怪を訊く日々 怪談随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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