- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198630966
感想・レビュー・書評
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こちらも充分おもしろかったが、パラレルに進んでいる部分と時間がずれて動いてる部分の境が少々分かりにくく、その点において前作『拝金』に劣る。
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前回の方がスピード感があった。書きたいことが違うんだろうけど、前回より事実を押さえないと理解できない部分が多い。内容は濃いんだろうけど、じっくり読ませるせいで文章力に粗が目立つかな
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主役は孫正義です。そして拝金が小説というよ知識として得るものが多かったので成金を読んだのですが、これは知識の部分はあまりないかもしれないですね。しかし、小説としては面白いです。2時間ぐらいで読めました。
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前作「拝金」のほうが読み応えがあった。前作は自分の体験をベースに組み立てていたので、単なる小説とは違うプラスアルファがあった。しかし、今回はそれがないため、地力が出てしまうのは仕方ない。
話としてはどろどろとした策謀が渦巻いている。「ソーシャルネットワーク」ほど人間臭くもなく、浮き世離れしている。
前作とは異なり、前向きな終わり方をしなかった。前作のビフォアストーリーなので仕方ないが爽快感がなく残念。 -
前作ほどのスピード感やリアリティは感じなかったが、
おもしろかった。
前作で謎だった部分が書かれているので、
本書のあとに前作を読み直すとまた楽しめそう。
(時間的に私はまだやってませんが。) -
前作『拝金』の前日譚。起業し乗っ取られ復讐し牙を研ぐ。多分に小説という形でしか盛り込めなかったノンフィクションな情報を取り込みつつ、読んでてワクワクするフィクションに仕上がっている。心の中に、飽くなき飢えを抱くハリガネムシを飼った男たちの壮絶な戦い。そして、前作『拝金』をもう一度読み返したくなる。「はじめるために、終わらせるんだ」「なあ、金になるから価値があるのか? 値段をつけられることではなく、値段をつける側になることのほうが、ずいぶんとましなことだし、もっと言えば、本当の価値とは誰からも値段をつけられないということだと、僕はそう思うけどね」「鼻水垂らして、よだれだって流していいから、悔しくて、つらくて、どうしようもないなら、思いっきり涙を流してよ、みっともなく泣きごとや、うらみつらみや、愚痴だっていいから、泣いて、泣いてよ、命令よ」「だが、厳重を期せば、相手は情報略取の代償として『時間』を失う。そしてな、私らの仕事はその時間が何より貴重なんだ。情報それ自体を守るのではなく、相手により多くの時間を消費させる。それが情報戦で勝つコツだよ。」「2人はいまでこそ善人のふりをしているが、素顔は悪人なのだ。悪だからこそ、何度も何度も修羅場をくぐり抜け、強者になれたのだ」
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相変わらずのスピード感で3時間で読破。「拝金」の続編だが時代は拝金より10年くらい前の若かりし頃の「オッサン」の話。この経済小説をきっかけに経済にめっちゃ興味わいてきた。
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11冊目。
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自分が幼稚ということでもないと思うのだが、あまりの秀逸作ぶりに驚いた。先に「拝金」(徳間書店・堀江貴文)を読んでいたので、余計に引き込まれるような感覚があった。
また、拝金→成金という順番での出版というのも、計算し尽くされている気がした。
ホリエモンの文章には、いつも勉強させられる。メルマガも情報満載だもんな。 -
前作の方が面白かった気がするな