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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198631093
感想・レビュー・書評
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いささか残酷に過ぎる描写は、西欧のこの手の娯楽ファンタジーにありがちなもので、どぎつすぎて辛いが、いったん物語の流れの面白さに引き込まれると、大長編をぐいぐい読ませるごつい面白さがある。次を読まねば。
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残念な描写のラストだった下巻。しかし先の気になる終わり方であり、またラスト以外は素晴らしい物語だったので、下巻を読みました。
しかし、下巻が始まってまた直ぐに残念な描写…ほんの数行なんですが、ファンタジー小説ではこの描写はとてつもない違和感を覚えさせます。例えたった数行でも。ここはまた、たったひとつの単語が、とてつもない違和感を放っています。う〜ん、原作者も訳者も、なぜこの言葉を使ったんだろう…
それ以外の物語は大変面白いんです。「え!?」という驚きの展開もあり、前巻と同じく徐々に世界観が広がっていき、どんどん物語に引き込まれていきます。しかし、最後までファンタジー小説に似つかわしくない描写が頭の片隅に残ります…。大人向けの小説だったら良かったんですが、ルビをふっていて、表紙も子ども向け。それなのに、中身は子どもを読者に想定してないような描写。う〜ん、残念… -
内容紹介を、表紙裏から転載します。
『魔女メガンは、〈世界の背骨〉から来たという少女と共に、リオナガンの高地を一人旅する養い子イサボーのあとを追いはじめた。
メガンと分かれて隠れ谷を出た〈見者〉ジョーグは、旧都ルースシャーを目指す旅の途中で、大きな〈才〉を持つ少年トーマスと出会う。トーマスが手をふれると、どんな病や傷も治ってしまうのだ。
一方ケリラの町で、イサボーは捕らえられ〈大審問官〉ユッタ男爵の手は逃れたものの、裁判で死刑の判決を受けていた。
はたしてイサボーはメガンが託した使命を果たすことが出来るのか?魔女たちの復権はあるのか?魔女や妖精を迫害する王妃マヤの正体は?
エリアナンの魔女たちの世界がつまびらかになり、読者をぐいぐい引き込むシリーズ第二巻!』
これ、上・下巻ともあまり分厚くないんですよね。一冊にまとめてくれても良かったのではないかと・・・。元々原作は一冊だったんだから。
この世界のことがだんだん分かってくると、オーストラリアの歴史と重なる部分がやっぱり多いなあと思います。紹介にもあるように、この巻でいろいろな謎が明らかにされます。
王妃マヤの一族と〈はじめのカヴン〉とが相容れないことに、納得できてしまう・・・。マヤと父の関係も辛いものがあり、マヤって嫌な女だと最初のうちは思っていたのに、マヤにもなんとか道が開けると良いのにという気持ちにもなります。
以前読んだ上橋菜穂子さんの「隣のアボリジニ」を思い出します。土地をいつの間にか白人に占拠され、僻地に追いやられたアボリジニのこと。
メガンやジョーグという年長者がすごく超越した能力を持っているかというと、そうでもないことがもどかしいような、でもそういうのって良いなと、読んでいて気持ちが揺れます。普通の人よりはずっと力があるけど、全能ではない彼ら。敵対する相手も力があるわけで、結局お互いを圧倒するようなことが出来ない。けっこう行き当たりばったりに戦わざるをえません。
とりあえず「下」でしたが、話は全然キリが付いていません。3へ続く・・・、という終わり方です。
あまり分厚くないのに怒涛の展開で面白いです、続きが楽しみ!
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