- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198631123
作品紹介・あらすじ
「僕を、後ろに乗せてくれませんか?」岩山のそれが悪運の始まりだった。頑なで孤独な中年・岩山は、バイクでロングツーリング中の青森で、自傷癖を持つ歯科大生・斗児を拾ってしまった。代々歯科医院の家柄から外れようとする息子に、父の追手が迫る。わけあって、東京駅になんとしても向かわねばならない斗児。亡き父との残酷な過去が影を落とす岩山。そして始まった奇妙な二人旅の途次、彼らはさまざまな父と子の姿を目にすることに…。
感想・レビュー・書評
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バイクによるロングツーリングを期待したら、徒歩、電車、トラック、バスで移動?でも、やっぱりライダーでないと理解できないだろうなという箇所の多い本。
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2011/8
とりあえず題名と装丁で本を手に取っているので、2/3ほど読んだときふと著者近影を見たその衝撃ったら!笑
テーマはザ・父と息子です。
一人の男として、選択し成長していく息子の旅立ち、
そして不器用に見守り、旅立ちを送る父親たちのお話です。
最後に東京駅で迎えに来てくれてる予感がしたら本当に来てくれてて嬉しかった。こういうご都合主義だけど、すっきりしちゃう偶然の演出すきなんです。 -
東北などを舞台とした作品です。
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バイク小説なのにバイクはほとんど出てこない^^;
文章も粗いし期待したほどじゃなかったけど、この著者は好きです
著者プロフィール
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