手塚治虫が生きていたら 電子コミックをどう描いていただろう

  • 徳間書店 (2011年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198631635

みんなの感想まとめ

マンガの表現方法や文化の変遷について深く考察した一冊であり、手塚治虫や吾妻ひでおのキャラクター文化を通じて、マンガの「文法」や「技術」の重要性を再認識させてくれます。著者は、手塚治虫がただ名作を生み出...

感想・レビュー・書評

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  • いつものキャラクター論で、それはそれでそれなりにおもしろいです。

    で、おもしろいのですが、題名の話を期待していたので、ちょっと期待はずれ感がありました。
    そして、多分、わたしにとってピッタリなのだが、今の読者からは作品が古くなりつつあると思う。明らかに。

    古典に古典としての価値があるとしても、もうちょっと、今をいれてきてもいいのかも。

  • 「タイトルは編集がつけた」と本人が言うとおり、タイトルとはあんまり関係がない、手塚治虫と吾妻ひでおとキャラクター文化の談。そもそも手塚治虫がマンガの神と呼ばれるのは単に名作を作り上げただからではなく、マンガの手法、マンガの作り方を創ったからだというのは、そういえば理解していなかった。そういう事実のもと、電子書籍という新しいプラットフォームが手塚治虫に与えられたとしたら、どんな表現が生まれただろうか。その答えはもちろんない。後人に出来ることは、歴史に学ぶことだけだ。次の時代に至る萌芽は、先と同様に今あるはず。

  • これからマンガは「紙」jから「電子」に形態変更するだろう。それにともなって表現方法も変化する。という考えの下で、今までのマンガにおける「文法」や「技術」を考察する本。
    軽く社会をぶった切ったりしながら文化論としてみても楽しめる本でした。

  • いまだに「さおだけ屋」のタイトル詐欺的手法を使うのには参った。論旨が非常に断片的なのでもう少し一貫性のある一冊にしてほしかった。
    手塚治虫再読のきっかけになりそうなだけでも良かったとしよう。

  • 手塚治虫とタイトルにはあるけれど、あまり出てこない。
    電子コミックもあまり出てこない。むしろ漫画の歴史を振り返る講義って感じか。

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター名誉教授。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『木島日記』『多重人格探偵サイコ』『クウデタア<完全版>』(KADOKAWA)他多数、評論に『暮しのファシズム』(筑摩選書)、『「14歳」少女の構造――大塚英志まんが評論選集80’s-90’s』(ちくま文庫)、『感情化する社会』(太田出版)、『大政翼賛会のメディアミックス』(平凡社)『日本がバカだから戦争に負けた』(星海社新書)、他多数。

「2026年 『「学問」の本筋 柳田國男と双極の民俗学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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