日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか

  • 徳間書店 (2011年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198631833

みんなの感想まとめ

日本人の精神や文化がいかにして世界から尊敬され続けているのかを探求する内容です。多神教的な原始神道の寛容性や、外来文明との融合が日本の独自性を育んできたことが強調されています。特に、東日本大震災を受け...

感想・レビュー・書評

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  • 古の時代から、日本人は不変の精神を持ち続けていました。敢えていうなれば、「日本文明」にこそ「外来文明」も、習合原理に基づいて取り入れ共生して融合してきたのです。

    以下本書より抜粋
    『自らが信じる神こそが唯一神であり、それ以外の宗教は邪教であるという強い排他的性格を持つ一信教とは違って日本の風土で生まれた多神教的原始神道はきわめて寛容である。階級思想や排他思想ではない。
     仏教をはじめ、すべての外来宗教、思想、学説を習合しながら取り入れていったのである。』

     日本は数々の災難を乗り越え今日の繁栄があるのは、多神教の寛容性にあり排他思想ではないところに早期の復興を遂げてきたのではないでしょうか。

  • 東日本大震災を受け、古代から現代に至るまで記述されて残る、賞賛される日本と日本人の姿をまとめています。日本人にとっては当たり前のような感覚を改めて文章にされると、思いがけなかったりしました。日本人の知らない日本。
    この手の本に多い「それに比べて現代の日本人は…」という記述がないのは、震災後も礼を失わない被災者の姿が鮮明だからか。また日本人全てが聖人君子な訳はありませんが、それでも誇り高く真っ直ぐな先人たちの背中に頭が下がる思いでした。
    1冊丸ごと褒めてもらっているようなものなので、いやこれは良い面ばかりで悪い面も…とも思いますが、ここは自らを卑下したり思いあがるよりも、先人の姿に衿を正して見習うような気持ちで受け止めて読みたいです。
    しかし、大災害に暴動も略奪も起こらない!と世界から驚き賞賛してもらったようですが、日本人は「え、そんなところに驚くの?」と驚いたのではなかろうか。

  • 他の新書で紹介されていて読みたかった『ペルリ提督日本遠征記』の部分などが抜粋されていて得した1冊。
    どちらかというと、外国人著作の抜粋本という印象がした。

    以下、気にいったところとか。
    ・『植民地化されずに残った理由については、日本は強すぎた、中国は広すぎた、タイはずるすぎたという説がある。』
    初耳。でも中国は分割統治されていたから植民地化されていないというのに違和感だ。
    ・『日本精神のもっとも顕著な特性は「没個性」であると考える。(中略)完全な集団化と緊密な協働は個々人には直接的・即時的に利益をもたらさないが、国民の幸福にとってきわめて強力な要素を構築する。』
    ・『スエンソンの『江戸幕末滞在記』にもこう記されている。
    「彼らが文句なしに認める唯一のもの、大君から大名、乞食から日雇いに至るまで共通なその唯一のもの、それは法である」(中略)「法は比類ないほど細分化されており、例のないほど一分の隙もない。皇帝も、取るに足らない日傭人足も、誰でも法の支配に服している。その際、法は過酷なほど厳しい」』

  • 日本人の来歴を知ること。日本人として襟を正さなければと思った。

  • 日本人であることが、突然誇らしくなった。
    非常に嬉しかった。
    今までの私の中では、日本はダメだ,劣ってる、きちんとものが言えない、エコノミックアニマル,などなどマイナスのイメージばかりなのはなぜだろう。
    こんなに太鼓の昔から日本人がこれほど評価されてきたとは,全く知らなかった。それは、きっと私だけではないと思う。
    日本人としては当たり前のことで,世界の人が驚愕している。
    今まで、歴史にあまり興味を持てなかったが、この本は日本史,世界史を少しずつひも解くきっかけになりそうだ。

  • 類書は多いが、本書はよくまとまって日本ガラパゴスやら何とやらの跋扈する言論界にあって、たまには甘いものもとも思うし、書かれてあることは大筋だけだが、大切な事ばかりだ。しかし…、タイトルと装丁を何とかしてほしい。本著者の存在は大いに日本を鼓舞してくれるのだが…、タイトルがいつも大陸的にえげつない。

  • 東日本大震災直後の日本人の行動から。
    過去に日本に来た人たちの発言を遡って日本はすごい国なんだよと説明していただける話。
    これが自分達で知ることが出来ずに異国の人に教わらなければ知ることができなかった辺り、全く持って教育制度もあれだし、自分の不勉強が申し訳なく感じる。

  • 日本は素晴らしいという内容の過去の文章を引用した筆者の感想文。
    ひたすら誉めちぎられます。

    そんなことないったらーという複雑な気持ちになります。
    何度も繰返し同じ筆者の文章が出てくるのでちょっと飽きます。

  • 自宅ソファーで読了(6/100)
    読んでいて悪い気はしない。無意識な意識の中に刷り込まれている
    美意識を再確認。
    けど・・・失われつつあるんだろうし、悪もあるんだろうし。ね。

  • なんか日本を好きになったし、日本をいかに知らないか思い知らされた。

  • 日本人、日本をほめている記述を主に集めて引用して構成してある感じ。

  • 今まで、「日本人は諸外国に迷惑をかけ続けた」としか習ってこなかった自分にとって衝撃。
    著者のみの意見でなく、基本的に、いろんな文献における、日本人に対する記述を引っ張ってきている点がミソ。
    東日本大震災をきっかけに出た本だそうだ。
    自信を持つために読む本であると同時に、我が身を振り返り、日本の現状を見、考えるきっかけにする本でもあると思う。

  • チェック項目40箇所。3.11の震災時の日本人の相互扶助の精神や略奪、暴動が起こらなかったことへの感動。幕末の頃から変わっていない。あらゆる不幸や苦難に耐え、いつも平静な態度を保ち、秩序を守っている。一切の悪口を嫌悪する。窮状を語っても感情に走らない。魏志倭人伝にも日本人の素晴らしさが書いてある。盗みを極度に嫌う。人のものを欲することが最大の悪と認識。正直・忠実。震災でパニックになったのはむしろ国外。他国人の不幸を憐れみ同情する日本人の心は明治の時代から奇跡と思われていた。博打を忌み嫌う。婦人は親切で優しい。貴婦人は夫の名誉を心がけ貞淑。親しみやすい。名誉心強い・・・恥の文化。名誉>富。己の非を守ろうとしない・・・言い訳しない。賢明にして思慮深い。礼儀正しい、従順。好奇心に富む。勤勉。戦争には勇敢。日本人は体罰をしない。(1887)和を大事にする。没個性・・・競争より団結、協働。世界大戦時のルーズベルトの死について・・・ヒトラーは喜び、鈴木首相は弔意を表す談話を発表。おまわりさん・・・敬意、愛情のこもった呼び名。日本の皇室は世界で一番長い。世界唯一。他国ではできない。知識欲旺盛。しつけの違い。体罰よりも言葉。甘やかされない。10歳でも判断力、賢明さにおいて50歳に見える。仁>和。仁は孔子もうまく説明できない。和を保つには「私」を抑え「公」を大事にする。和を保つには我慢が肝心。常に相手の立場に立って考えるため思いやりが至上の価値。人間と自然の和、自然との調和の思想も育てた。西洋の日本化・・・1を100にする力。日本は太古から芸術性が高い・・・浮世絵。下層クラスでも花が好き。文化レベルが高い。目よりも心で接して理解できる国・・・(ドラッカー)。インドの独立は日本のおかげで30年早まった。太平洋戦争がもたらしたアジアの民族主義への影響。日本はアジアで唯一自由を失わなかった・・・自由を与える義務がある。外敵に滅ぼされたことがない。西洋と東洋を結び付けられる。宗教対立・流血の歴史なし・・・一切の神を統一。誕生=生まれ変わり。魂は再生する。死者悉皆成仏・・・敵国の死者も弔う。

  • 思ったよりも情報量多かった。
    魏志倭人伝の頃から日本人は性穏やかで清潔だったんだって。
    へー、へー。

  • 読み終わって背筋を正さなければと思いました。ポール・リシャールの「告日本國」泣けます。

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著者プロフィール

1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』『世界から絶賛される日本人』『韓国人に教えたい日本と韓国の本当の歴史』『中国の正体知ってはいけない「歴史大国」最大のタブー』『新型肺炎感染爆発と中国の真実』(以上、徳間書店)、『もしもの近現代史』(扶桑社)など多数。

「2021年 『中国人も知らない歴史のタブー ジェノサイドの中国史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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