エリザベス女王のお針子 裏切りの麗しきマント

  • 徳間書店 (2011年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198632380

みんなの感想まとめ

身分の低いお針子の視点から描かれる物語は、エリザベス1世の時代を背景に、貴族の生活やその裏側を鮮やかに映し出します。主人公メアリーは、女王の暗殺計画に巻き込まれながらも、命を救ったサー・ウォルター・ロ...

感想・レビュー・書評

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  • 読書日:2018年9月11日-9月16日.
    Original title:Tread Softly.
    Author:Kate Pennington.

    身分低きお針子Maryの視点から描かれる
    貴族の生活や内情、実情等に面白さを感じました。
    Elizabeth IやSir Walter Raleigh等々
    実在の人物が登場する事により、益々物語に惹き込まれます。

    Maryは仕えている館で命の危険を感じ
    Sir Walter Raleighに命を救って恩義を感じ
    ひょんな事から女王陛下のお針子として勤めるも、
    田舎の木々や花々を懐かしみ王宮を退官します。
    私であれば田舎は過去の思い出として回顧し
    この生活を存分に自分の物とするのですが……。

  • 手芸好きの私にピッタリの作品でした。
    冒険もまあまあ楽しめたし、、、
    この時代のファッションを検索してみたいと思います。

  • エリザベスとローリーのお話を上手く使って、一人の少女の成長物語として面白く仕立て上げてある。
    歴史ドラマとしても、それなりに面白かった。
    ただ、メアリーの思考や行動には共感できない部分も多くて、ちょっと苛々する。
    それから、もっとお針子としての描写があればよかったかな。

  • 布や刺繍、服の描写が丁寧でワクワクする。
    映像で観てみたい。
    女王陛下暗殺の陰謀を知ってしまったお針子メアリーのお話。もう少し荒唐無稽というか、コージーミステリぽく、主人公がアクティブに活躍する話を想像していたけれど、そうではなかった。
    (私は歴史に詳しくないけど)リアルに、実際の使用人はこうするしかなかったんだろうな、と思わされた。
    大変好みの小説でした。

  • メアリーのゆうかんな物語だと思います。

  • おわ~~~イギリスの歴史だ~~~~~

  • 時代背景やファッションについての描写が面白いけれど、主人公はやはりこの時代の女の子、エリザベス女王の周りの陰謀について知るものの、行動は起こせない。だからあんまり主人公が活躍した気がしないし、周りの登場人物もどこまでいい人なのか、読み終わってもイマイチはっきりしないのがスッキリしない原因か。

  • 著者が何を書きたかったのか、ちょっと見えにくいかな。あの時代は書きやすいのだろうけど……だから何?という感じ。でも主人公のメアリーが、時代もあって弱々しく見えるのに、実際にはここ一番!という時は常に自力で苦難を脱出しているのがよかった。もうちょっと機転の効く設定だともっと面白かったかも。

  • ダッハウの仕立て屋のような、歴史に埋もれてしまった、しかし歴史に翻弄された庶民の話を期待していたのだが、やはりそこは児童書の域なのか、ちょっと中途半端な感じがしてしまった。
    世界史ではヘンリー8世の都合でカトリックから離脱したとサラッと習っただけだった気がするが、カトリックとプロテスタントの抗争がこのようにあったとは、思っていなかった。かつて北アイルランドであった紛争を思い出した。

  •  刺繍が得意なお針子メアリーが女王を救おうと奔走するスリリングな物語。エリザベス王朝の絢爛豪華なファッションが描写されてます。
    (カウンター担当/アメリ)平成29年6月の特集「ファッションの本」

  • エリザベスがバカでつまらなかった。なんで信用置けなさそうな人に急に助けを求めるのか。そしてうまくいくのか。へんなの。

  • 主人公メアリーは、13歳。幼い頃に母を亡くし、地方貴族シドニー卿の仕立て職人として腕を認められている父と暮らしている。身分は平民だが、父と一緒に裁縫室でお針子として働き、刺繍など才能あふれ、美人な女の子。
    ある時、父が仕えるシドニー卿のもとにウォルター・ローリーが訪れた。冒険家であるウォルターは、女王に近づくために、謁見の際に身につけるマントを、父が仕立てるようたのむ。メアリーも刺繍を任され、仕事におわれる。
    しかし、波乱の時代。エリザベス女王は、ローマ・カトリック教会とイングランド国教会との勢力争いの矢面に立たされ、命を狙われる。
    その企みを偶然知ったメアリーの父はころされた。メアリーは犯人を知りながら、誰にも言えず、ウォルターに腕を見込まれ、マントの仕立てをすることになる。
    そしてトラブルに巻き込まれてゆく。

  • 布や刺繍の描写がとても美しいです。

    なるほど、主人公のまわりには王道な設定が詰め込まれています。かっこよくて頼りになるヒーローがいないだけで。

  • 新聞広告で見かけて気になっていた作品。一応子ども向けの作品ではあるけど、結構ボリュームもあるし大人でも楽しめる作品になっている。エリザベス女王の統治下のイギリス。エリザベス女王暗殺計画を知ってしまったいちお針子が巻き込まれる陰謀の渦。素敵な刺繍の描写が素晴らしく、ドレスが好きな人にも楽しめる作品。彼の考えてることはなんとなくわかっちゃったけど、だって狡猾そうなんだもん。2012/469

  • これはひどい。本当にひどい。
    ただ、あえて言うなら「ひどすぎて怒る」というよりも、「ネタになる」方のひどさ。
    全体的な雰囲気は「マリー・アントワネットに別れを告げて」に似ています。
    周囲の友達に話さずにはいられないツッコミどころの多さとめちゃくちゃな展開、タイトル詐欺と「うまいことやろうとした感」が伝わってくる秀逸な駄作。
    タイトルとあらすじから、「エリザベス女王のお針子が父親の死の真相をイケメン貴族と追いかけ、事件の解決と恋愛的ハッピーエンドを迎えるのだろう」と思った方はハーレクインに行くべきです。貴女が求めるものはそっちにあるはずです。ここにはそんな要素はカケラもありません。
    いるのは野心はないまま木の葉のように踊らされてどこから芽生えたのかわからない忠誠心と保身の両立を目指す少女と、少女の足元に転がってヤギのように鳴くイケメン(わりと最初から最後までどうしようもない)と、いまいちな暗殺者のみなさんです。
    なんだか気になってきたでしょうか。
    ツッコミスキルを鍛えたければ読むべきです。ただし、図書館で借りること。

  • 児童書のわりには面白い、というトコロ。
    BBCあたりで映像化して欲しい。

  •  舞台は16世紀のイギリス、エリザベス1世の時代。日本では本能寺の変が起こった頃なのだそうだ。ざっくり言うと、とある貴族のお屋敷で職人頭の父とともにお針子として働く13歳のメアリーが、カトリックの復権を目指す一味が企む女王暗殺計画を知ってしまい……というお話。

     古式ゆかしい少女小説の雰囲気はとても懐かしく楽しめた。みすぼらしい格好をしているけど本当は美少女な主人公。それをいじめるお金持ちの女の子がいて、口は悪いけど気心知れているいとこのお兄ちゃんがいて、突如現れた王子様(王子じゃなくてウォルター・ローリーだけど)がいて。
     それにマントや衣装の描写が華やかで想像して楽しめた。でも、決定的に足りないのは恋愛要素だった。若干セクシャルな表現もあるけれど、メアリーは最後までちっとも恋愛に転がっていかず、そこにはちょっと物足りなさを感じちゃったかな。それともメアリーも実在の人物? そうではないと思ったけど。
     サスペンスとしては、子供向けの作品だとしても、ちょっと先が読めすぎるんじゃないかという気がした。あとお母さんの死は関係なかったんですかっていう。
     エリザベス女王の造型は気に入った。強さと賢さと、真実の愛を知らない悲しさと、権力を持ってしまった人間の怖さ。

  • 2013.10.15

  • ちょっと読むのが大変だったけど、なんとか。
    刺繍がとてもきれいだなって読んでるだけだけど思った

  • 私は、私らしく、私の好きなものとともに生きる。

    あの水たまりに敷いたマントだと全然気づけませんでした。反省。階級による意識の違いみたいなのがくっきり出ていて、それがまったく分かり合えない溝として描かれていたのが印象的。時代の空気というか、その頃のロンドンの悪い面が描かれていたのは新鮮。でも、何かが足りないというか、ちょっともやもやしています。

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