減速思考 デジタル時代を賢く生き抜く知恵

  • 徳間書店 (2011年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198632519

みんなの感想まとめ

デジタル時代における思考の重要性を考えさせる一冊です。情報が溢れる現代において、知識や思考の本質について再評価する機会を提供します。読者は、マルチタスクやデジタルデバイスの利用が思考や学習に与える影響...

感想・レビュー・書評

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  • Googleで検索すれば、なんとなく分かった気になるこの時代において、『知識』ってなんだろうとか、コンスタントに情報にアクセスできるようになったスマートフォンって、単なる『邪魔』なんだっけとか、ソーシャル時代において、人々の『思考』ってどう見るべきなんだろうかっていう質問に、偏りなく考えるキッカケをくれる良書です。

    Googleのシュミット・CEOが言ったそうです。

    『誰もがいつでも全てを知り、手に入れ、記録できるとどうなるのか。社会はまだ理解していないと思う。わたしたちは、社会全体で、こういったことについて考えなくてはならない。』

    入試の答えをリアルタイムでネットで調べようとしたり、大学では担当教授に答えがネットにないと堂々と言える時代です。なにかを創造しようとする意義だとかを、真剣に考えるいいキッカケをもらったようで、とても良い読書時間でした。

  • デジタル賛美の流れに対し、それとは一線を画した、深い思考のススメ

  • * マルチタスクは記憶や学習の機能が損なわれる
    * 紙の上の文字は考えて読む
    * 4歳までにテレビを見る時間が1時間増えるごとに7歳までに注意力欠如が現れる割合が9%増える
    * 遊び中心の就学前教育を受けた方が社会への適応度が高い
    * 身の回りのありふれたもので遊んだ方が好奇心や創造力独創的な思考がはぐくまれる
    * コンピューターの利用は算数や国語の成績と明確に反比例している
    * 上機嫌でいる時新しい情報を受け入れやすい
    * 常識を逸したアイデアを求めるなら30歳以下の人たちを探すべき
    * アイデアをはぐくむ10のヒント
    - ユーモアを活用,間違いを犯す,眠る,夢想する,音楽
    * 飛行機の上から眺めるといろんな問題がちっぽけに思えてくる.距離とともに考え方は変化する
    * 深く考えるための10のヒント
    - 空間が必要,流水の近く,歩く,走る,見晴らしのいい部屋,庭仕事,睡眠,紙を使う,横になる,昼食でワイン,誰かに話しかける
    * 最高のアイデアを得られるのは職場以外
    * 大洋は無限を感じさせる,桟橋は夢を見させ,内省を促す
    * 視界に緑があるだけで集中力が増す
    * グーグルでは意図的に机が配置.中央が最も生産性が高い
    * ルーティンを変える
    * 深く考えるための10の方法
    - 時間や空間を作り出す
    - なんでも貪欲に吸収する
    - アイデア日記をつける
    - 先入観にとらわれない
    - 浴室を活用する
    - 辛抱強くなる
    - 抑制しない
    - 失敗を受け入れる
    - 時間を共有する
    - 仕事を休む
    * 退屈は最初は苦痛だ,しかし,不安な時期を乗り越えれば新しい視点から見ることができる
    * ビルゲイツは半年ごとに7日間秘密の場所に身を隠している
    * ジェームスダイソンは5127のプロトタイプを作った
    * デジタルデバイスに接しない時間を1,2時間でもいいので作る
    * 少なくとも1週間の本物の休暇を年1回とる
    * むずかしいことに取り組もう

  • 訳書が苦手ならこともあって読むのに苦労した。が、非常に良い。デジタルデバイスの普及により便利になったが集中力の低下している現代人には、時間の使い方、余暇の過ごし方、仕事の仕方を見直すきっかけになる内容。たまにはデジタル禁止の日を作れば自分の何かが変わってくるかもしれない。

  • 教育、情報、ビジネスに問題提起。スクリーン文化に警鐘。本来やる必要のない「やらなくてはいけない」仕事に忙殺される昨今、ちょっと前を振り返り、ちょっと先を見通す考える時間の確保を提唱。脱スクリーン!

  • 深く考えるためにはデジタルデバイスは不要ということ

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