古い腕時計 きのう逢えたら...

  • 徳間書店 (2011年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198632649

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

「もし一日戻れたら」というテーマを基に、7人の主人公がそれぞれの物語を語る作品は、現実的なエンディングや驚きの展開が魅力です。各話は独立しているものの、エピローグでの意外なつながりが新鮮で、思わず心に...

感想・レビュー・書評

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  • バッドエンドならバッドエンド、全部繫げるなら繫げろよ、と思うことしばし。
    いろいろ軽い…というより足りない感じ。

  • 途中で読むのをやめました
    最初の片思いの話は、何だこれだったのですが、2話目はもうダメだこれは好きになれない、と本を閉じたました

    自分には合わない話でした
    この作者の本はもう読まない

  • 毎回導入部は同じ、やり直しが上手く行くよう応援するも(犯罪関係はダメよ)ラスト付近の挿し絵になんだか、「じぃ~ん」そっか~、そっちか。 最後にまぁ~るく収まる感じは良かったかな。

  •  うーん。[号泣必死の時間SFファンタジー]と背表紙にあり期待して読んだが、どこが号泣なのかわからなかった。 昨日に戻れたら・・・という設定に対し、やり直しの一日の展開がベタ。人間ってそんな単純思考じゃない。
     世にも奇妙な物語が好きな方にどうぞ

  • 惜しい、とても惜しい!

     もし一日戻れたら、という永遠のテーマを7人の主人公が語る。ハッピーエンドばかりではなく、むしろ現実的なエンディングで新鮮な驚きの連続のまま読了を迎える。

     でも、エピローグ付近で大きな変化球が。全てではないものの、7話がある意味唐突につながるんだな。

     この唐突さが驚きに転じるから良いものの、もう少し全体をつなげておいてくれれば、伊坂作品並みのピッタリパズル感が感動的なんだけどなぁ。

     同じテーマでショートストーリーでオチが様々で、読みやすいから一気読み一時間作品だ。オススメだね。

  • 7つの物語。その主人公は、人生を左右するような出来事に遭遇し、その機会を逃してしまう。激しく落ち込みながら、ふと腕時計を見ると針が止まっていることに気付き、通りがかりの時計店で修理をしてもらう…。読んでいるときは、たいしたひねりもないし普通だなぁ、って思っていたけど、最後まで読んで、これはただの短編集ではなく、微妙につながった連作?であることに気付いた。これは浅そうでけっこう深いのかな?そこまで気付いたものの、つながりの時系列がちょっと複雑で、他の方のレビューやネタばらしを読んで納得。

  • 中丸裕樹は大学入学から一月たち苦手な英会話の授業を助けてくれた七島珠美が自分と同じくアメフトファンと知り好意をよせた。ある日彼女が目の前で事故にあい、助けられなかったショックと後悔に苛まれる。父の形見の腕時計がちょうど事故の時間で止まっていたので修理に出すとその日で閉店だという時計屋の主人は−(「片想いの結末」他6編)

    ◆やり直したからっていつでもうまくいくとは限らない、こういうタイムリープもん大好き(笑)そして、地味にそれぞれ微かに繋がってるとこも好き。


    【以下ネタバレ】 もしも事故から彼女を救えたら(片想いの結末)、
    ホームランを打てたら(四番打者ら逆転ホームランを打ったか?)、
    病気の相方を舞台に連れて行ったら(最後の舞台)、
    競馬で万馬券が取れたら(起死回生の大穴)、
    受賞結果と病床のおばあちゃんの見舞いどちらを優先するか(おばあちゃんとの約束)、
    自分の起こした事故の目撃者が強盗に襲われるのを助けるべきか(明日に架ける橋)、
    人助けか試験合格か(運命の予感)。
    みんなやり直しの時間もらえて前とは違った行動をとるのに、必ずしも「幸せな」結果ではない。

    時計屋の、わざとらしい決め台詞もしつこくてちょっと鼻につくけど(笑)、みんなやり直した結果に「これで良かったんだ」って気持ちに整理がつくんだからどれも「きちんと正された時間」なんだろう。

    片想いは成就しなかったけど「誰も」足を切断するはめにならなかった。ランニングホームランにはならなくても励まされて手術に臨んだ。優勝出来なくても念願の最後の舞台に立った。万馬券をとったものの先に盗んだ罪悪感で全額寄付して自分はすってんてん、それでも…家族は残ってる。

    受賞は逃した、でも荒れずにおばあちゃんの臨終に立ち会えたし嘘をつかずに謝罪もできた、心残りはないはず。もう少しでひき逃げ時効、でも目撃者が目の前で強盗に…都合がいい、と逃げ切らずに二度めは助ける、さらにはドナーカード…彼の心臓がホームラン未遂に励まされて万馬券の寄付によって少年に移植されたんでしょう。助けたネコの飼い主がお礼にいって結ばれたのかな?望み通りにはならなくても「自分にとって大事なのはなにか」気づかせられる不思議な腕時計が代々受け継がれていくんだね

  • 「片想いの結末」ほか全7編。
    同じ腕時計を持つ主人公たちが修理のために
    時計屋を訪れ、次の日取りにいくと…。
    不思議な時間が流れる1冊。

    もし、過去に戻れるなら、いつに戻りたいだろう。

  • 2話目で投げてしまった。
    どうも説明的な文体が合わず。

  • 思っていたほど全部が同じ展開ではなくって、きれいすぎず綻ぶところはよかったかな。ただ文章があまり好きではなかったのと、仕方ないとは思うんだけどいかにもな「良い話」っぷりが。読みやすいとは思います。

  • 何でもうまくいくご都合主義的タイムリープものだと思ったら、各話の最後は必ず何となくうまくいかない結末。
    ただこの手の本で良いところは最後に伏線を回収する帳尻あわせのエピソードがあってとりあえずハッピーエンドで終わるとこだと思う。

  • 〈内容〉時間を巻き戻せる不思議な力を持った古い腕時計――手にした人たちは人生をやり直し、幸せを掴めるのか? 感涙のミステリー!

  • 時が1時間だけ戻ってくる、不思議な腕時計。
    折角1時間戻れるのに
    上手くいかないお話ばかりで。
    と、ちょっとヤになっていたら
    最後に綺麗にオセロが全部ひっくり返るように、
    物語の結末が変わる。
    そうなりますか、ほう。
    最後まで読んでよかった。

    素敵なお話。
    オレンジの暖かい光がとても良く似合うお話。

    売れない芸人の話が一番大好き。

  • 新刊コーナーから、何となく。「号泣必至」とはならず、そんなにうまくいくわけないじゃん、って突きつけられるのは、初めは辛かったけれど、読み進めていくと、あれ?って気づくところが、良いです。こういうのが醍醐味。
    ただ、文章は好みではない、かな。
    2012/11/19読了

  • 7つの短編集。
    古い腕時計を手にした主人公たちが、運命の1日を腕時計の力でやり直す物語。

    文体が学生の作文のようで、少々合わなかった。

  • よくある時間SFではありますが、なんとなくほんわかします。
    前日に戻って、「間違った時間が正されます」が、本人の思い通りにいくわけではなく。。。そんな短編集。。。
    それぞれ、どこかでつながっていて、悲劇にはならない。
    何かホッとします。

  • 短編にするために話が単純に聞こえるが最後の落ちで心が温まる。

  • 時を巻き戻る不思議な腕時計にまつわる、6つのストーリー。

    もしあの時こうしていれば…誰しも一度は思うその一瞬にタイムトリップできる、古い腕時計。

    6つだけ存在する不思議な腕時計が起こす奇跡と涙の物語。

    短編集だけど、物語の裏でそれぞれの話が繋がっているのがよかった

  • とてもファンタジー
    もしあの時ああしていたら、こうしていれば、挙げればキリがないけれど人にはこういう経験って誰にでもあると思うんです。
    そういう希望ないし願望を代弁してくれているような、そういうおはなしでした。もしかしたらそれが望んだ結果だけじゃないにしても、やっぱりやらないよりはやった方がいいし、後で後悔することもないんじゃないかなって、思いました。後でするから後悔なんだけども。

  • 一日だけ時間を戻せることができる『古い腕時計』を、偶然にも手に入れた人たちの7つの奇跡の物語。
    「片想いの結末」
    片想いの女性が目の前で事故にあってしまい助けることができなかった青年のお話


    「四番打者は逆転ホームランを打ったか?」
    ここぞというときに打てないバッターと心臓手術を拒む少年のお話


    「最後の舞台」
    最後のチャンスにかけるお笑いコンビ。相方はガンで余命幾ばくもない


    「起死回生の大穴」
    経営していた店を潰し妻も子も何もかも無くした男性が万馬券に人生をかけるお話


    「おばあちゃんとの約束」
    できそこないの青年が26歳に作家デビューして80歳になるおばあちゃんに物語をプレゼントしようとするお話


    「明日に架ける橋」
    轢き逃げ事件の時効目前にびくつく青年のお話


    「運命の恋」
    最後のプロ棋士戦でのお話、そして運命の女性と出会い結婚するまでのお話


    まちがった時間を正すことは出来るのか……。


    パラレル世界で繋がる腕時計にまつわるお話
    心が暖まります
    必ずしも報われる訳ではないけど


    2012/03/20

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著者プロフィール

1961年、東京都に生まれる。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1997年、『六枚のとんかつ』にて第三回メフィスト賞を受賞、デビュー。児童向けの「青い鳥文庫」や「YA!ENTERTAINMENT」でも活躍。

「2013年 『古い腕時計 きのう逢えたら…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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