防波堤 横浜みなとみらい署暴対係

  • 徳間書店 (2011年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198632878

みんなの感想まとめ

物語は、横浜みなとみらい署の暴力団対策係に所属する諸橋夏男警部を中心に展開します。彼の過去には、暴力団によって両親を失った悲劇があり、その経験が彼の強い正義感と暴力団への怨みを育んでいます。短編集とし...

感想・レビュー・書評

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  • ハマの番長の短編集(それは元横浜ベイスターズの三浦)

    もといハマの用心棒の短編集

    相変わらず今野敏さんは短編も面白い

    それにしても今野敏さんはいくつシリーズを走らせているのか、おそらく現役作家としては最多じゃないのだろうか

    隠蔽捜査、安積班、任侠シリーズ、丸暴甘糟、ST、ヒグっちゃん、碓氷、みなとみらい、わー(まだまだたくさんあるのはわかってるがもう面倒臭くなったの「わー」です)
    凄いのはきちんと書き分けができてるってことなんよね
    しかも脇を固める刑事たちも含めてなんだから
    ほんとにもう何百人というキャラクターを被らずに走らせてるんよ
    もちろん中には似たような人もいるにはいる
    いるにはいるけど現実の世界だってそのくらいのちょっと似てる人はいるだろってレベル

    これもう何かしらの賞をあげてもいいんじゃなかろうか
    手始めにまずは国民栄誉賞とか(手始めにして最高峰かよ!)

    まぁ現実的なところで「ひまわりめろん特別賞」をあげます(急落)

  • 防波堤
     横浜みなとみらい署暴対係
    ○ 防波堤
    ○ 噛ませ犬
    ○ 占有屋
    ○ ヒットマン
    ○ 監察
    ○ 鉄砲玉
    物語の一つ一つが諸橋夏男警部に絡む事件である。
    諸橋警部は子供の頃両親が暴力団に殺された。両親は飲食店を経営していた。そこにヤクザが現れた。当時横浜に進出してきた広域暴力団の下部組織がミカジメを要求してきたのだ。父親はそれを断った。正義感が強く、頑固な父だった。それからありとあらゆる嫌がらせが続いた。客足が遠のき店はたちまち傾いた。それでも父親は頑張り続けた。一度暴力団の言いなりになったら、あとは際限なく食い物にされるだけだ。暴力団の嫌がらせはエスカレートした。そして母親が乱暴されたのだ。父の目の前で複数の酔った組員に襲われた。母は精神的におかしくなりついには自殺した。耐えに耐えていた父もついに爆発し、組事務所に単身乗り込んだ。出刃包丁を持っていた。母親の死で自暴自棄になっていた。結局組員に撃ち殺された。撃った組員は銃刀法違反で捕まったが、殺人罪には問われなかった。父が包丁を持って乗り込んだことが問題だったのだ。その後諸橋は県警に採用される。一貫してマル暴を志望し続け、やがて念願が叶った。この流れを知ると諸橋警部の暴力団に対する怨みは当然の行動に思えて来る。よくぞ刑事になったと思うしかない。また今後の作品を読んでみたいと願わずにいられない。頑張れ、諸橋警部。

  • 諸橋は、玄関を出ようとした。「邪魔したな」
    「真剣な眼をされている」
    神野の言葉に諸橋は振り返った。
    「気をつけてください。あっしは、その眼が気に入っているんです」

  • 2021年11月3日
    短編集。
    お約束の面白さ。
    人物も性格も立場もそれぞれで、真剣に横浜を守っている姿が頼もしい。
    大事件になる前に情報を集めて、最小限の被害にする仕事。
    予防策は手慣れたもの。
    ところが敵もさるもの、すきあらばついてくる。待った無し。知恵とスピード、はったりの丁々発止。緊縛の警察の仕事。

  • <短>
    横浜みなとみらい署。割と分厚かった前の二冊と比べると少し薄いなぁと思ったらなんと短編集であった。前の二冊が本格的な長編小説だったので,この三冊目も当然同じような本なのだ,と疑いなく読もうとしたら短編だったのでびっくりしたのだ。もっともそんなことをせっせと感想に書くやつ(僕の事です)もかなり目づらしいのだとは思っている。

    今野便覧作品の多くは,シリーズものであっても一冊だけを読んでも十分面白い様に人物や組織や場所の背景を毎冊毎度丁寧に説明している。そして,その説明文がほとんどコピペなのは皆さんもご存じでしょうw。まあコピペでもいいと僕は思う。何回も同じ内容を読むと僕の様な還暦過ぎた,へちま頭でも覚えていられる様になる。ここ大事ですんでw。

    ところが今作では,それまで語って来た諸橋の父親の死因について全く違ったストーリーが語られてしまっている。これはもう別の話だとしか思えない様な内容になってしまっている。一体どうした事だろう。沢山の編集者や校閲者を経て本になっているはずなのになんでこんな間違いと云うか,とても混乱する内容のまま本を出してしまったのだろうか。「ミス」ならあまりにずさんなり!それともゴーストライター今野便覧は何人か居る説!ってやつのボロがついに出たか! ハッキリして欲しいものだ。

  • おもしろい!短編がたくさんで、いつでも読める。時間なければ、1話だけって感じでね(*^▽^*)
    諸橋係長と、城嶋の組み合わせが、絶妙。
    暴力には、ちょびっとの暴力と、知的戦略。
    とっちゃんの、とぼけっぷりと、
    「世間話ですが~」
    で、教えてくれるのも(*δ,δ)σス・キ・ヨ♪♪

    防波堤 神野の手下、岩倉が、他署に引っ張られる。
    祭りのテキヤの中間をしていたが、別の組が、乗っ取ろうとした。手下は、たきがわエンタープライズの社員の隠れ蓑着用。警察は、被害者まで調べす。諸橋h、気づく。神野に感謝される。

  • 今回も面白かった。短編集はさらっと読めるから好き。ハマの用心棒大活躍。

  • シリーズ3作目は短編6編。今野さんだし、2作読んで馴染みが出てきたメンバーだし、ほんとの親分さんも健在だし、あの悪役も登場するし、非常に読み易くて面白い6作。でも、どれも簡単で物足りない感あり。やはり長編がいいな

  • 今野作品は登場人物が魅力的ですね。

  • 横浜みなとみらい署暴対係シリーズ 第3弾

    6つの短編作
    ・防波堤
    ・噛ませ犬
    ・占有屋
    ・ヒットマン
    ・監察
    ・鉄砲玉

    ハマの番長こと諸橋を嫌う田家川組との争いあり、任侠人・神野の画策ありの定番作。

    もう少し長めでもいいかな♪

  • 情報は命

  • 正義の定義は一言で表せないですがもう一人の主役神野の道と諸橋率いる警察のいく道は違うけれど、横浜を守る、というところは共通。
    男の世界って感じですっきり読みやすいです。

  • 2016.11.16
    一度読んだことのあるような、否、読んだことのある本でした。

  • シリーズ3作目と知らずに読了。軽く読めて、義理人情のヤクザさんが出て、面白い。

  • 短編小説
    みなとみらい署 諸橋、城島、
    神野

  • 横浜みなとみらい署マル暴諸橋係長のシリーズ第3弾。事案が暴対法関連のみなので、隠蔽捜査シリーズのような深さには欠けるが、警察も色々であるからこのような話もまた良い。しかし隠蔽捜査でもこちらでも繰り返される所轄と本部管理部門(それも実はそれほど判らず屋という訳ではない)とのいざこざは同様に繰り広げられるのである。

  • 暴力班係はどんどん暴力団と違いがわからなくなってくるみたいですが、普通の家庭生活は送れそうにないですね。

  • みなとみらい署の短篇集。
    暴力団が嫌いな「ハマの用心棒」が、実際は、昔気質の
    「ヤクザ」には、ある種の信頼をおいている というところが、面白いと思うものの、違和感も感じる。
    ただ、こういった短篇集は気軽に読めて、好み。

  • こっちがシリーズ3作目。
    待てなくて読んだと思ってたのが2作目で、順番合っていました。
    よかった。

    これは短編。
    サラサラ読めてしまいます。
    もちろん面白いですが
    ひとつひとつ濃い事件じゃないから結末がすぐ着てしまって。

    また長編読んでみたい。次回作はいつ出るのかな。

  • 地元の古い体質のヤクザの小さな組(組長と組員1人だけ)にまつわる話を集めた連作短編の装ひ。
    軽すぎる、けどまあ悪くない、といふところか。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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