人生に七味あり

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 114
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198633059

作品紹介・あらすじ

私、樫村徹夫(44)の人生の一大事だった。営々と勤めてきた銀行が他行に吸収合併されたのだ。同僚たちの退行が始まった。送別会の帰途、私は辻占いの老女に七味とうがらしが待つと言われた。うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみが振りかかり、本当の人生が始まるという。私もついに飲食フランチャイズ会社のCFOに転身したが、隠蔽された百三十億円もの含み損が発覚、社は倒産の危機に…。CEOを押し付けられた私と社員が七転八倒の果てに見たものとは?人生と仕事に苦闘する、すべての働く人に贈る勇気と希望の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 2018.2 池井戸さんのストーリーには遠く及びませんな。

  • また読みたい

  • たまたま筆者の本を読んだので、小説も読んでみようと思って借りた1冊。病院の待合室でほぼ読めました。
    面白かったのですが、次もこの方の作品を読もうかどうかは少し迷っています。
    あまり仕事を扱った小説は読みたくないなぁという考えで、この方がどうのこうのという話ではありません。

  • 2016.10.21
    面白かった!経営者はやはり会社、否、社員を大事にしてる人でないとダメだね。それといかにして社員をやる気にさせるかだね!
    しかし、女性の部屋に行ってあれはないなあ•••。
    でも、七味はなるほどと思う。
    うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ。

  • 少し安っぽい企業再生かな?
    池井戸潤のほうがハラハラドキドキ感が強い感じがする。

  • 簿外債務を抱えた企業の再建に奔走する正直者の銀行マンの物語です。危ない誘惑を断ち切りながらよく頑張った。

  • 可もなく不可もないという感想。著者の「激情次長」が秀逸過ぎた故に霞んだ。ビジネスマンには、誠実さと明るさが何よりも大切と再認識できる。

    勤務先の役員が貸してくれた。彼が本書を好きと知り、少し嬉しくなった。

  • コテコテのハッピーエンドは好みじゃないけどまあアリなのかなと。思えば事件が解決するのもハッピーエンドと言えばそうなのかもしれないし。

  • 人生にはその名の通り、越えなくてはならない七つの味がある。うむ。勉強になった。

  • 半沢尚樹のような人物。

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著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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