所轄魂

  • 徳間書店 (2012年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198633219

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

親子の絆と捜査の緊迫感が交錯する物語が展開されます。父親である強行犯係長の葛木と、キャリア管理官として捜査に臨む息子の俊史が、共に殺人事件の犯人を追う姿が描かれています。警察内部の緊張感や、捜査中の人...

感想・レビュー・書評

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  • 山岡にムカつき過ぎて…
    紆余曲折、ハラハラあったもののまるっと終わってまぁよかった。
    犯人が用意周到すぎでは?という気はした。

    恥ずかしながら暗渠という言葉を初めて知りました。

  • 捜査一課と所轄の対立。
    キャリアの息子とノンキャリアの父親。
    馴れ合いがなくて良かった。
    立場が違いながらもお互いを尊重して理解しあっていて良かった。
    対立していた捜査一課も良心の呵責はあったと見える。
    トカゲの尻尾切りの意味合いもあるやもしれぬが。
    結果だけを見ると事件自体はそれほど複雑ではなかった。警察は翻弄されたけれども。地道にやっていれば報われるのかもしれない。

  • 警察内部のギスギスした捜査もなかなか面白く読めました。
    人数集まると揉め事起きるけど葛木親子や大原の有能さでうまく転がっていく展開の仕方は良かった。
    父親と息子の関係がとても良く羨ましい限り。
    次作では孫は生まれて爺馬鹿になった葛木が見られるのかな(笑)

  • 失踪都市の前作、葛木親子の初のタッグ

    3つの殺人事件が発生するも、手がかりがなかなかつかめず、ほんの小さな手がかりから容疑者を追い詰めるが本当に犯人なのか確証が持てない。

    親子と所轄刑事の仲間の信頼関係によって犯人に迫る‼

  •  所轄魂というタイトルに込められた思いが全て。
     これも仕事小説として読んだ。
     

  • 父子の絆が眩しいな。

    全編通して緊迫感十分な良作。

    凶悪犯罪をしでかして、法の裁きも受けずに自ら生命を投げ出すことの身勝手さに、かなりの憤りを感じた。

    ★4つ、9ポイント。
    2014.10.03.図。

  • 親子関係にはにかみの表現に面白味が、一課の仕事ぶりにも何と無く理解が、人間味もじーんと、ワクワクしながら面白かった。

  • 妻に勧められて読み始めた笹本稜平。ハマってしまいました。
    しばらくはこの作家で楽しもう!

  •  親子の掛け合いの台詞が多すぎるし長い。この内容なら半分のページ数で足りるのでは?これだけのページにしたいのなら、他の人物像の厚みを付けたらをどうよ!

  • キャリアの息子・俊史が管理官にやってきた.スタッフとして息子の配下で捜査にあたる父・葛木邦彦の話だが、本庁から来た山岡の強引な手法に父子が手を焼く.逮捕した幸田の供述に疑問を感じた葛木が所轄のメンバーからの支援で真犯人を確定するが、展開の素晴らしさに手に汗握る内容だ.

  • ・良くできた刑事小説。事件の構造も二転三転する捜査の状況も面白かった。笹本稜平こんな感じの小説も書けるんだな。親父が刑事一筋だったにもかかわらず息子があんまりにも素直に育って良い青年になりすぎてるし、息子の成長を嬉しく見守る父親もなんだかしっかりしすぎて読んでてくすぐったかったけど最後まで楽しめた。

  • 定年に近付こうとしている所轄の刑事葛木は妻を亡くし、本庁の捜査一課から希望して所轄配属に回してもらう。息子の俊史は警察のキャリアで殺人事件が発生した葛木のところに管理官として帳場のトップしてくる。そこへ応援として捜査一課13係の猛者達のグループも応援にくる。その犯人の目星がつかないうちに第二の殺人、第三の殺人事件が起こる。やっと捜査線上に幸田という青年が上がりマークしていくが指紋という物的証拠が出て逮捕する。しかし葛木がこの青年と任意で調べたところシロと判断する。この取り調べに13係長の山岡があたり、自白させてしまう。現場とキャリア、本庁と所轄、そして対マスコミと警察を蝕んでいる硬直化が出ており、また昔ながらの気骨を持った所轄の刑事、立場が逆転している親子関係と結構面白く読ませて貰った。

  • 所轄刑事の父、キャリア管理官の息子が同じ捜査本部に立つ。

    親子間の会話が凄い。正論尽くめなので、多少背中がむず痒く感じることはあるものの、ここまで徹底されていると清々しいかな。たまにはこういうのもアリだと思う。最後、バタバタと展開が慌しかったけれども、捜査方針を立てる経緯とかが詳細に描かれていて、興味深かった。実際もこんな感じなのだろうか?

  • これまでの作品はほぼ読んでおり、はずれがなかったことから期待していたのだが、本作は期待はずれだった。
    とにかくリアリティに欠ける。人物関係に相当無理があると感じた。推理物としても後半の展開が強引過ぎてとても不自然だと思う。
    本書の前に読んだ「未踏峰」は非常によかっただけに残念。

  • 面白い警察小説。
    捜査一課と所轄の軋轢を、真っ向から取り上げる。
    葛木親子のきずなと、警察官としての在り方が、すがすがしい。
    事件そのものも謎めいていて、最後まで興味を引く。
    所轄魂を見せつけるラストが、痛快。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-6664.html

    • KOROPPYさん
      森村誠一も、山岳小説を書いてたんですね。
      私はこのジャンル、笹本稜平で知りました。

      『帰るべき場所』、お気に召すといいのですが^^
      森村誠一も、山岳小説を書いてたんですね。
      私はこのジャンル、笹本稜平で知りました。

      『帰るべき場所』、お気に召すといいのですが^^
      2012/10/10
    • honno-遊民さん
      さっそく、『還るべき場所』読みましたよ。単なる山岳小説でなく、読み応えのある傑作ですね。照会してくれたKOROPPYさんに感謝!
      さっそく、『還るべき場所』読みましたよ。単なる山岳小説でなく、読み応えのある傑作ですね。照会してくれたKOROPPYさんに感謝!
      2012/10/25
    • KOROPPYさん
      楽しんでいただけたようで、よかったです^^
      楽しんでいただけたようで、よかったです^^
      2012/10/25
  • はじめての作家だったけど、面白かったー♪
    王道の警察小説。
    出来すぎ感と息子の出来た人間っぷりがイマイチだけど。。。

    他の作品も読んでみようっと。

  • 捜査過程の人間描写は相変わらずうまい。ただ肝心の犯人が最後自殺で、同期不明はないよな。

  • 7月-4。3.0点。
    親子で刑事。父は所轄でノンキャリ、息子は
    キャリア。同じ捜査本部で、連続殺人を扱う。
    進みが遅い。ラストはあっけないし。
    イマイチかな。

  • 話の展開にはややスピード感に欠け、じれったい所はいつもと同じだが、主人公が粘り強く事に当たっていく展開はいつも通り清々しかった。

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。ミステリーをはじめ警察小説、山岳小説の名手として絶大な人気を誇る。主な著書に『ソロ』『K2 復活のソロ』(祥伝社文庫)他。21年逝去。

「2023年 『希望の峰 マカル―西壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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