所轄魂

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 176
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198633219

作品紹介・あらすじ

城東署の強行犯係長・葛木が加わる殺人事件の捜査本部に、警視庁捜査一課からキャリア管理官の一人息子・俊史が着任した。同時にチョウバ壊しで知られる捜査十三係の鬼係長・山岡も派遣されてきた。その恰好の餌食とされた葛木父子の、警察官魂が試される。

感想・レビュー・書評

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  • 所轄 vs 本庁捜査一課、ありがちな警察ネタだし、ややくどかったが読み応えとして好かった。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14324401.html

  • 捜査一課と所轄の対立。
    キャリアの息子とノンキャリアの父親。
    馴れ合いがなくて良かった。
    立場が違いながらもお互いを尊重して理解しあっていて良かった。
    対立していた捜査一課も良心の呵責はあったと見える。
    トカゲの尻尾切りの意味合いもあるやもしれぬが。
    結果だけを見ると事件自体はそれほど複雑ではなかった。警察は翻弄されたけれども。地道にやっていれば報われるのかもしれない。

  • 警察内部のギスギスした捜査もなかなか面白く読めました。
    人数集まると揉め事起きるけど葛木親子や大原の有能さでうまく転がっていく展開の仕方は良かった。
    父親と息子の関係がとても良く羨ましい限り。
    次作では孫は生まれて爺馬鹿になった葛木が見られるのかな(笑)

  • 失踪都市の前作、葛木親子の初のタッグ

    3つの殺人事件が発生するも、手がかりがなかなかつかめず、ほんの小さな手がかりから容疑者を追い詰めるが本当に犯人なのか確証が持てない。

    親子と所轄刑事の仲間の信頼関係によって犯人に迫る‼

  •  所轄魂というタイトルに込められた思いが全て。
     これも仕事小説として読んだ。
     

  • 父子の絆が眩しいな。

    全編通して緊迫感十分な良作。

    凶悪犯罪をしでかして、法の裁きも受けずに自ら生命を投げ出すことの身勝手さに、かなりの憤りを感じた。

    ★4つ、9ポイント。
    2014.10.03.図。

  • 親子関係にはにかみの表現に面白味が、一課の仕事ぶりにも何と無く理解が、人間味もじーんと、ワクワクしながら面白かった。

  • 妻に勧められて読み始めた笹本稜平。ハマってしまいました。
    しばらくはこの作家で楽しもう!

  •  親子の掛け合いの台詞が多すぎるし長い。この内容なら半分のページ数で足りるのでは?これだけのページにしたいのなら、他の人物像の厚みを付けたらをどうよ!

  • キャリアの息子・俊史が管理官にやってきた.スタッフとして息子の配下で捜査にあたる父・葛木邦彦の話だが、本庁から来た山岡の強引な手法に父子が手を焼く.逮捕した幸田の供述に疑問を感じた葛木が所轄のメンバーからの支援で真犯人を確定するが、展開の素晴らしさに手に汗握る内容だ.

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。壮大なスケールで冒険・謀略小説を、重厚で緻密な警察小説を構築し、多くのファンを抱える実力作家。おもな著書に『グリズリー』『マングースの尻尾』『サハラ』のほか、『還るべき場所』『春を背負って』『その峰の彼方』『未踏峰』『南極風』『分水嶺』『大岩壁』といった山岳小説や、海洋を舞台にした『遺産』、『素行調査官』『駐在刑事』『越境捜査』『所轄魂』といった警察小説のシリーズなどがある。

「2019年 『危険領域 所轄魂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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