野宿もん

  • 徳間書店
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本棚登録 : 69
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198633417

感想・レビュー・書評

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  • 野宿イベントや旅行記

    僧侶が全国行脚しようとして大変だったという話を聞いたり読んだりしたことがあるが、
    こちらの女性はなんと楽しく野宿をされることだろう。

    「一人っきりであることがどこか嬉しい。」
    「しっかりと一人で過ごすことで、やっとわたしは、他人と関わり合いたい、と思い」
    「そして野宿中に出会うのが、立派でなさそうなひとならば、なお嬉しい」

  • 野宿の魅力をこれだけ語っている本もないだろう。俺も野宿再デビューするかな(笑)

  • かとうちあきさんの「野宿入門」と「野宿もん」、同時に図書館から借りて、「野宿入門」を読んだ後、「野宿もん」をさっと読み終えました。若いときはいろんなことが楽しくて仕方ないものと思います(^-^) でも、キャンプ場でのキャンプや、自宅の敷地内での野宿などはある程度安全・安心ですが、不特定多数が出入りする場所(特に都会の公園や公共の敷地)での野宿はいかがなものかと思いました。老婆心というのでしょうか~w。

  • 寝袋で野宿しながら旅をするというコンセプトの本。大変そうだけどちょっと楽しそう。

    寝袋いもむしみたいなひょうしも面白い

  • ふわりとした語り口で紹介される野宿体験の数々。どれもが20代の女の子の行動とは思えないエピソードです。徒歩と野宿で青森県から下関まで横断するなど、普通の人はなかなかここまではできないハードな体験だと思います。
    本書を読み終えた時、もしかしたら野宿をしてみたくなるかもしれません。

  • 1作目「野宿入門」を読んでいたのに2作目がでたのに気付かなかった!
    でも早く読んだからって何にもならない本だった(笑)
    ユルいエッセイとみなさんおっしゃいますが、読んだらほんとにゆるかった。
    ためになることなどなにも書いてない。けれど、人生に意味ばっかり求めなくてもいいんじゃないかという気持ちにさせられます。
    本屋さんで野宿するというイベントはよかったですね。本屋の店長の、広い料簡がスバラシイ。やっぱり本屋さんは文化の発祥地です。

  • ゆるっ。
    ゆるすぎる。
    同じバックパックもの(?)の深夜特急のあとだから、余計に?
    しかし、たまにはこんなゆるゆるなエッセイもいい。
    リラックスできる。

    ま、野宿って、実際はかなり緊張の連続なんだろうけど、こんなにゆるく楽しく読ませてくれて、ありがとう。

  • みんなで野宿をしよう!
    きっとたのしいことがいっぱいあるよ!と言う本。

  • とりあえず、かとうちあきは「まあまあいかれてる」と、思った。そして何の因果か、明日は「9月19日は(9を90度左に回転させ)「のじゅくの日」。」ということらしい。詳しくはhttp://weblog.nojukuyaro.net/2012/09/post_451.html

  • ミニコミ誌『野宿野郎』編集長が我々にゆる~く生きる為のヒントを教えてくれるエッセイ集であり、体験記であり、旅の記録でもあります。ここで書かれている知識を実際に使う事にはなりたくないというのが本音です。

    これは「野宿野郎」というなんともはやなタイトルの雑誌の編集長が行く先々での野宿体験をゆる~く書き記したエッセイであり、旅の記録であると思います内容はそんなに重いものではないので、1時間もあれば読めると思われます。やむにやまれず野宿をされる方と筆者のように趣味の一環(彼女の場合は半ば「仕事」ですが)で野宿する方の違いは何なんだろうなぁ、などとそんなことを考えておりました。

    「ヤンキーと野宿は親和性が高い」やおまわりさんとの攻防戦など、もしかしたらこれからの自分の人生で役に立ちそうな、もしくはそうでもないような知識が掲載されてあったりと、非常にゆる~いもので、1ページも悲壮感は漂ってこないので、これを手に取ってみようという方は安心して読んでいただきたいと思っていますが、日本はまだまだ先進国で法の力が行き届いてるなぁと感じることもありました。これが日本以外だと、シュラフひとつで野宿している女性はまずありえないと思うのが僕の現在の感想であります。

    『俺が俺が』の競争社会から自分を一歩引いた目で俯瞰してみるためにはやはりシュラフ一つを持って野宿をしてみると言うのがこれからのトレンドになれば面白いのかなと感じつつ、似たようなことを経験した身としては『明け方はかなり寒いし、北海道や東北で冬やったら確実に凍死するだろうな』と思いながら、筆をおくことにいたします。

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著者プロフィール

1980年、神奈川県生まれ。人生をより低迷させる旅コミ誌『野宿野郎』編集長(仮)。著書に『野宿入門』(草思社)など。好きな盆踊り会場は「錦糸町の河内音頭」、好きな音頭は郡上おどりの「猫の子」

「2015年 『今日も盆踊り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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