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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198633608
みんなの感想まとめ
緊迫感あふれる物語が展開される中、主人公が山岳で繰り広げる壮絶な戦いが描かれています。福島県北部の嶺雲岳を舞台に、悪人集団とそれを追う謎の集団、そして巻き込まれた民間人たちの視点が交錯し、緊張感を増し...
感想・レビュー・書評
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歌舞伎町で中国マフィアから薬を奪って福島県北部の嶺雲岳に逃げ込む遠藤率いる無頼者の集団。一方、この山で夫植村を失い命日に弔うために登った真弓と娘の佳子が巻き込まれる。植村の友人で元自衛隊特殊部隊の深江が真弓たちを救う為に山に入る。壮絶な戦いで人は傷付くは死ぬはでページ捲る手に力が入る。深江は満身創痍になりながら、危機は何度もありながら強い。特殊部隊ってレンジャーとは違うのか?こんな強い隊員を養成する自衛隊の凄さって本物って疑問も。山が部隊であるというだけで純粋に山岳ミステリーではなかった。
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悪人集団とそれを追う謎の集団。
たまたまその日居合わせた民間人数名と主人公の漢一人。
山でおきた三つ巴の戦いのお話。
作者お得意の登山のお話かと思いきや、出だしからいきなりのトップスピードで話は進んでいきます。
ほぼ最後までノンストップ。
推理小説ではなく戦小説となっております。
悪人目線、主人公の漢目線、巻き込まれた民間人目線とそれぞれの角度から入れ替わり表現されておりますのでとてもリアル。
ハラハラ一気読みスカっとしたい人におススメの一冊。 -
読んでて、以前読んだ深見真氏の「ゴルゴタ」の興奮がよみがえりました。大倉崇裕さんの「凍雨(とうう)」2012.3発行です。山で遭難した子供を捜索中、子供は助けたものの土砂崩れで死んだ夫の慰霊登山で入山した植村真弓と娘佳代。その二人が暴徒に襲われる場面からスタートします。死んだ植村と幼馴染の元自衛官の深江信二郎が一人で暴徒に立ち向かいます。ガスが、雨が、闇が・・・、唯一山が深江に力を!一気に読了しました。
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山が舞台のハードボイルド! 対決場面での視点の切り替えが多く最初はとまどった。がすぐになれました。とてもスピード感があり一気読みでした。おもしろかったです。
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山岳アクションものという認識で読み始めましたが、
(もちろん、それは大きな要素ではあるのですが)
それだけではない重厚な読み応えのある作品。
単身、真弓と佳子を救おうと奮闘する深江。
満身創痍でもあきらめないその執念は、人質となった
2人への深い愛情に裏打ちされている。
そんな深江の抱える十字架があまりにも大きすぎて、
なんともやりきれない。
彼に平穏な生活が訪れる日が来てほしいと心から願う。 -
山岳サスペンス。
主人公、「もぐら」の影野ばりの不死身っぷり。強い。。人がどんどん死んでいくのも、もぐらを思い出させた。
読みながら、身を切る寒さが伝わってきて身震いした。その寒さの分、温かい終わりだったと思う。 -
山岳サスペンス。謎の武装集団に捕らえられた親友の妻子を救出に行く主人公、という筋書きは「ホワイトアウト」だなあ、と思いましたが。こちらも面白さとスリリングさは負けていません。なんといっても主人公の強さが素晴らしい!
敵サイドのキャラクターも魅力的。決して好きにはなれないけれど、それぞれの物語にはちょっと思い入れてしまう面もあったりして。なのでこのラストには少しホッとしました。 -
あれ?山岳ミステリーかと思って読んだら、サバイバルだった。反社会的勢力同士の抗争に巻き込まれる主人公の圧倒的強さは気持ちがよかったけど、かなりの人があっさりと死んでいる。大倉崇裕さんは情の深い作品が多いので、意外だった。一気に読めたけど、やはりいつもの作風の方がいいなぁ。
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アクションはドキドキしながら読めたけど、深江についてもっと知りたかった。
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山岳物が最近多くなってきた大倉崇裕です。
個人的には面白かったし、映像化したら面白そうだなと感じた。
ただ、主人公がスーパーマンですからね~コレは続きが読みたいです。
1人ですべてやっつけちゃうのが凄いっす。 -
大倉崇裕による山岳ミステリ・・・・なんですかね?なんとなく今までの「山岳もの」とちょっと趣が違うような。
怪しげな男たちにより次々と殺害されていって、母娘が人質にとられ・・・という結構緊迫感はあるんですが、別に山岳である必要はあんまり感じなかったような。
「山岳」という特殊な環境でっていう特徴がいまいちでていなかったように感じました。 -
6/18 読了。 久々のハードボイルドでした
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ワケアリの主人公、今は亡き主人公の親友が残した妻とその娘、見知らぬ男たちとそれを追う集団がとある山を舞台に…という山岳冒険小説。面白くないわけではないんですけど、この作者はよほどスーパーマンが好きなのが、以前の作品でも感じましたが、主人公のあまりのスーパーマンぶりが人間離れしすぎていて素直に話しに入れませんでした。
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嶺雲岳を訪れた深江は、亡き親友植村の妻子を見かけ・・・
山岳物だと思いきや、ヤクザの抗争に巻き込まれ、ビックリ。
それなりにドキドキしたけど、ふーんって感じ。 -
標高1922メートル。福島県北部に位置する単独峰・嶺雲岳。
友人であった植村の命日に、この山を久しぶりに訪れた深江信次郎は植村の妻・真弓と娘・佳子の姿を垣間見る。
一方、無頼の男たちを束ねる遠藤達也も入山。
彼らを追う中国人組織も現れ、激烈な銃撃戦が開始された。
深江と母娘、はその争いに巻き込まれてしまう・・・。
大倉さんの山岳系。ですがびっくり!今回はアクションでした。
何やら物騒な男たちと、その追手。いきなり戦いが始まり、どういう関係?
と思っていたら、主人公の深江も参戦。そして明らかになる壮絶な過去。
いやぁ、読まされました。ハラハラドキドキ。
でも次はミステリが読みたいです。 -
山岳ものかと思ったら、全編を通じて人がバタバタと殺されていくハードボイルドな作品で、筆者はまた新たな方向に進もうとしているのだろうか?
個人的には以前の落語ミステリーや、オチケンのような軽いテイストが好きなので、そちら系も書いて欲しい。
深江の人物像を浮きだたせるためか、いくら親友だとしても特殊部隊配属などとは明かさないだろう、などいくつか疑問点も。
真弓には母の強さと女のしたたかさを感じた。 -
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凍雨―。降られると、雪より辛い、冷たい雨。地元のタクシー運転手の声が、深江の脳裡にこだまする。標高一九二二メートル。福島県北部に位置する単独峰、嶺雲岳。この山を久しぶりに訪れた深江信二郎は、亡き親友植村の妻真弓と、遺児佳子の姿を垣間見る。一方、無頼の男たちを束ねる遠藤達也も入山。彼らを追う中国人組織も現れ、激烈な銃撃戦が開始された。深江と母娘は、その争いに巻き込まれてしまう。山が血で染まっていく…。奴らの正体は?深江と母娘の過去の因縁とは?気鋭が冒険小説に新境地を拓いた、傑作長篇。
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山が丸ごと戦場と化したような凄絶な物語である。植村の命日に事故現場に参るために山を登り始めた妻・真弓と娘・佳子、そして(別行動だが)親友の深江だった。これをひと区切りとし、新しい毎日に踏み出すはずだったのだが、それはそう簡単なことではなくなってしまったのだった。中国マフィアと遠藤たちのグループの死闘に巻き込まれ、結果的には両グループ対深江、という構図になってしまう。深江の群を抜く思慮深さと山を知悉した行動力の的確さとその勇気に舌を巻き、遠藤たちの統一感はないが人を殺すことに躊躇いのない行動にいらいらさせられ、一瞬一瞬の判断にはらはらさせられ続ける。肩に力が入り、気の抜けない一冊だった。 -
2012/04/07読了
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