いますぐ アメリカ発の金融大崩壊に備えよ 忍び寄る最悪危機

  • 徳間書店 (2012年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198633929

感想・レビュー・書評

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  • 4つのバブル(株式,住宅,個人債務,消費)が崩壊を始めている。
    2つのバブル(政府債務バブル,ドル通貨バブル)
    アフターショックの各段階(前中後)を可能な限り無傷で生き抜く手伝いをしたい。
    バブル同士の複合作用を理解しているものは,皆無
    特定の変換点を予測するのは難しい→過大評価されているというトレンドをつかむ

    住宅バブル 2000年から2006年住宅価格→倍増
    消費バブル→個人消費は米経済の70%で裁量的→生活必需品でさえ簡単に節約する。
    住宅ローン業界のイノベーション→ローンの代理店乱立→哀れなローン契約者

    フリードマン「企業収益の伸びはGDPの伸びに比例。企業収益3倍,株価14倍→GDPは低いため,株価はバブル状態」

    低成長経済の中で通過供給量を劇的に増加→通貨価値の下落→インフレ
    インフレのタイムラグ→通貨供給量増から2年

    欠陥のある税制=政府支出に見合う税収を集められない→インフレの力を借りる政府
    借金と紙幣増刷→借金の方が経済に対するダメージが少ない
    弾ける前のバブルを見破るのは難しい。
    海外投資家はアメリカ以外のどこに資金を振り分けるのか?→短期債権と貴金属
    アメリカ財政赤字年間1.6兆ドル→債務残高14兆ドル
    日本のバブル→株式と不動産のみ,円通貨と個人債務と政府債務はバブルなし

    対GDPの政府債務→政府債務を実際より低く見せるために使われる。
    高インフレ問題の過去の解決→増税と歳出削減

    心理的6つのステージ
    ①否定→株は底をうった。住宅価格は最安値だ②市場サイクル→株式市場低迷を市場サイクルが原因とする。必ず回復する③幻の世界恐慌④基本への回帰→過去に戻るとの口実の下,根源的な変化を最小限にし,心の安寧⑤想像上のアルマゲドン⑥革命的行動

    ヨーロッパ諸国と日本→輸出依存度高→株は下落,政府債務の不履行はない。
    中国の成長率が5%になったとき→単なる政府主導のバブルであったと気付く。

    株式市場から脱出する準備をしておく→2015年か16年にはドル通貨バブルの崩壊→あなたが考える妥当な期間内に株を現金に換えておくこと
    インフレと高金利→不動産の在庫が増える→バーゲン価格で入手できる機会あり
    終身生命保険より定期生命保険
    金→ドル通貨バブル崩壊前ならいつでも上昇中
    建設業界→新築より修繕分野が有望

  • デビッド・ウィドマー (著), ロバート・A・ウィドマー (著), シンディ・スピッツァー (著), 峯村利哉 (翻訳)
    リーマンショックを的中させ、多くの投資家を救った気鋭のアナリストが、今、起こっていることを分析、最終震源地となるアメリカと世界経済に次にやってくる危機を予言し、いかにして資産を守るかを伝授する。

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