アーヤと魔女

  • 徳間書店
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本棚登録 : 689
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198634476

作品紹介・あらすじ

身よりのない子どもたちの家で育った女の子アーヤは、ある日、魔女の家にひきとられた。魔法を教えてもらえると思ったのに、毎日こきつかわれてばかり! 頭にきたアーヤは、魔女の飼っている黒ネコに助けてもらい、魔女に立ちむかうための呪文をこっそり作り…? 「ファンタジーの女王」と呼ばれた著者の遺作を、著者が生前「世界中の挿絵画家の中で一番好き」と語っていた佐竹美保の挿絵で贈ります。豪華カラーページ多数!

感想・レビュー・書評

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  • とても挿絵が素敵な本です

    これは夢が広がるなぁ

    それを 具体的に形にしたのがアニメ

    ほぼ忠実な作りです


    使い魔猫トーマスと

    アーヤのコンビなら

    まだまだ大暴れできると思うんですが

    今のままのアーヤだと

    口の悪い印象しか残らないのが

  • 映画化されるというので、図書館で借りて読んでみた。挿絵がとても綺麗で可愛いくて、そちらがとても気に入った本でした。主人公は前向きで元気で、次は何をしでかすか、ワクワクして読みましたが、ラストが、端折りすぎでは?と思うほど呆気なくて何故そうなったかわからず不満足なストーリーでした。映画ではそこの表現が上手くできているんでしょうか⁈子供向けの本ならこだわらなくてもめでたしめでたしなのでしょうかねー。

  • ダイアナ・ウィン・ジョーンズの遺作で、ジブリがアニメ化するという記事を見て、これはイカン!とあわてて確保。
    佐竹美保さんのイラストも好きだし、手にとって嬉しい一冊だった。

    まぁ、難しいこと言わず読んで、痛快なアーヤの活躍に笑うべし!!

    ただ、“12人の魔女に追われています”と手紙に書き残したアーヤの母の魔女のこととか、何故彼女が追われる羽目になったのかなど、もしかしたらシリーズでもっともっと楽しめたはずなのでは…と思うと残念。

    魔女の出てくる物語…たくさん読んだなぁ。
    ダイアナ・ウィン・ジョーンズも、かなり読んでるはずだけれど…ブクログの本棚にはまだ載せていない。これはまたまたイカン。

  • アーヤの出生の秘密とかも知れたらよかったのになぁ!続きはないのかなぁ?

  • ストーリーが痛快で、周囲のすべての状況を結局思い通りにしてしまうアーヤの賢さと大人相手に物怖じしないたくましさが痛快だった。佐竹さんの挿絵も魅力的!

  • 図書閲覧室 トライホークス - 三鷹の森ジブリ美術館
    64号(2021年8月28日発行)
    〔連載〕 全3回予定。『魔法使いハウルと火の悪魔』『アーヤと魔女』(徳間書店)の作者である「ダイアナ・ウィン・ジョーンズさん」を紹介します。1回目は宮崎駿監督が語る作品の魅力です。
    65号(2021年11月28日発行)
    〔連載〕 イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんを、いろいろな角度から紹介します。全3回予定。2回目は『魔法使いハウルと火の悪魔』『アーヤと魔女』の編集を担当した徳間書店の上村令さんにお話をお聞きしました。
    https://www.ghibli-museum.jp/trih/

    アーヤと魔女 - 徳間書店
    https://www.tokuma.jp/book/b503211.html

  • ダイアナ・ウィン・ジョーンズ最後の作品。

    ハウルシリーズも大好きだけど
    こっちも面白かった〜!

    この作家さんの書く登場人物は
    いつもひとくせもふたくせもあって、最高。
    この本の主人公の
    「怖いものがない」アーヤももちろん、生意気でおてんばで可愛い。

    魔女のベラ・ヤーガも嫌な奴だけど憎めないし、
    猫のトーマスもまた、生意気で頭が良くて可愛いんだなあ。


    本当だったらシリーズ化される予定だったんだろうか?
    続きが読みたいけど、心の中にしまっておくことにしよう。


    佐竹美保さんのイラストがまた最高です。

  • 6歳読み聞かせ用。他のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品に比べて、非常に読みやすい本。

  • 描写が素晴らしい。映画の再現度も含めて楽しめた

  • 映画を観て、面白かったんだけれどもモヤモヤが残り、原作を読めば解消するかと思いきや、さらなるモヤモヤが(笑)
    映画化にあたり、吾朗さんの創作が入っているらしい。それがいい意味でインパクト大だったもので、原作にないのが逆に残念。
    佐竹美保さんの挿絵や、セリフなんかはかなり忠実に再現されている。

    ハサミムシの意味に、「眠っている人の耳に入って悪さをする」というのがあり、なるほどと思う。
    アーヤに好印象を覚えるのは何でかなと映画を観ながら考えていた。
    一歩間違えば嫌われ役になりそうなのに、応援したくなるのは。
    がんばるからかなあ。
    作中、かなり劣悪な労働環境(笑)にもかかわらず、なんだかんだ手を抜かず役割をきっちりこなす。

    あとは、根っこのところで他者を信じてるように感じるからかな。
    「操る」ことが彼女の能力ではあるけれど、魔法で簡単に言いなりにするわけじゃない。わかりあえると信じて、きちんと関係を結ぼうとする。

    アーヤに、すっかり操られたってことでしょうか。

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著者プロフィール

1934-2011。英国のファンタジーの女王。映画『ハウルの動く城』の原作者。

「2020年 『徳間アニメ絵本39 アーヤと魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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