日輪にあらず 軍師黒田官兵衛

  • 徳間書店 (2012年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198634728

みんなの感想まとめ

戦国時代を舞台に、黒田官兵衛の成長と葛藤を描いた物語は、彼が織田信長の思想に触れ、同国人同士の争いを終わらせるために奮闘する様子を描いています。信長の光に魅了されながらも、豊臣秀吉との関係に失望し、最...

感想・レビュー・書評

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  • 戦国武将のまさしく智の人ですよね。

  • 信長に太陽を見た。その後継者は秀吉と考えたが、ただ日の光を反射する鏡でしかなかった。
    見誤ったのが官兵衛の不幸か。
    山崎の戦いからは駆け足。

  • 羽柴秀吉の軍師として有名な黒田官兵衛について書いた本です。

    最初本のタイトルを見て、日輪である羽柴秀吉のようにはなれなかった、という意味かと思いましたが、この本では日輪とは織田信長のことを指します。

    世にいうような悪賢い黒田官兵衛というよりは、非常にクリーンな勘兵衛が登場します。

    羽柴秀吉は子供がいないので物欲がなく、気前がよいのが素晴らしかったとしていますが、その反面、子供ができると良い点が全て吹っ飛んでしまう、というのは面白い見方でした。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-5f3e.html

  • 姫路城を預かっていた官兵衛さんが、外国から日本を守るためには同国人同士が争い合う戦国時代を終わらせなければならないと言う織田信長さんの思想に触れて開眼。
    軍師としての頭角を現して行くお話。

    豊臣秀吉さんも最初は良い人なんだけど、全国統一してからはダメなおじちゃんになっちゃって、官兵衛くんはガッカリ…。
    やはり人は生まれ育ちも大切なんだと思いました。
    成り上がりは、やはり成り上がりなわけで…。
    下剋上の時代だからそれなりに上には行けるけど、秀吉さんはあまりにも伸び幅が広すぎた。
    最後は日輪だったのは信長さんだけで、秀吉さんはその残光でしかなく、官兵衛さん自身にいたっては……てな感じで終わりました。

    官兵衛さん初心者には、読みやすくて、わかりやすい本だったよ。
    俗エロな部分もないしね♪

  • 来年のNHK大河ドラマは岡田准一主演の黒田官兵衛だそうですが、今年の『八重の桜』同様、特定の原作はないんだとか。
    黒田官兵衛を描いた他の作品を読んでいないので比較はできないが、本書は割とあっさりめに話が進んでいくように思う。

    信長という日輪の輝きに魅せられ、秀吉にその残照を求めつつ、己自身は最後まで光を放つことがなかった黒田官兵衛をよく描いていると思う。

    そんな自分が大河ドラマの主人公になることを、官兵衛はどう思っているのだろう?

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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