王と夜啼鳥 FLESH & BLOOD外伝

  • 徳間書店 (2012年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198635008

みんなの感想まとめ

異国の地での不本意な生活を送る海斗が、冷酷な王フェリペ二世との心の交流を深めていく物語が描かれています。スペインでの生活は、過保護な騎士ビセンテや美少年レオとの温かい日々で彩られ、彼らとの絆が海斗に新...

感想・レビュー・書評

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  • 「南の悪魔」と呼ばれ冷酷な王として名を知られるスペイン王フェリペ二世。
    不本意ながらビセンテに捕まり、スペイン暮らしを強いられていた海斗のスペインでの生活が描かれています。
    不満で一杯の筈が自分を過保護なくらい構い倒し、守ると誓って傍に居てくれる美貌の騎士ビセンテとその従者で美少年レオとの暮らしも悪くなさそうです。

    イングランド宮廷で道化師としてエリザベス一世に使えていた海斗がスペイン王にその経歴に興味を持たれ、やがて寝る前の話を所望されるまでになる。
    聞いた話や自身の体験した宮廷内での話(ジェフリーも登場します)にスペイン王も興味津々でした。
    特に義妹であるエリザベスの所業が気になったようです。
    千夜一夜物語の様に毎夜聞かされる海斗の巧みな話しに癒されたのか、頑だった王の心が僅かに開かれた感じです。
    海斗への不信感も払拭されて、最後には二人きりで庭を散歩するまでになったのですが。
    エリザベスの宮廷で「王は孤独だ」と学んだ海斗でしたが、ふと漏らされたフェリペ二世の話に王者の孤独を肌で感じ取った海斗。
    冷酷と称されなければ統治出来なかった王の孤独と妻への深い愛を秘めたスペイン国王に今までとは違う感情が湧きました。
    海斗ではありませんがこれから衰退していくであろうスペインを思えばやるせなく切ないです。

    話の中で剣技学校へ中途編入したレオの為に踊りを海斗が教え込むのですが、流れで踊り等踊った事の無いビセンテまでが習う羽目になり、それを聞きつけた王が海斗にビセンテとヴォルタを踊れと命じました。
    絶対踊らないと誓ったビセンテですが主君の名であれば如何せんそうも言っていられませんし、何より絶対という事はないのです。
    スペイン王フェリペ二世の一面を垣間見られた素敵な作品でした♡
    女装した海斗(出来たら♡)とビセンテのヴォルタ、見たいですね〜♫

  • とても穏やかで優しい気持ちになれるお話 カイトを奪ったスペインだとしても、カイトにとって心に残る思い出ができた場でもあって憎めない

  • 夏の日のスペインでの日常が蘇るかと、一番最後にとっておきました。装丁も豪華だったしね。うんと楽しみにしていた一冊です。読者も知らない夏のスペインの秘密があるかと思いきや、千夜一夜物語のような箱の中の箱のような物語設定で、イギリス組のお話をフェリペ2世と共に耳を傾けることになるなんて。ナイスガイズ満載の外伝でした。宮廷パーティシーンでのヴォルタのシーンも欲しかったと欲張りな気持ちも残しつつ。

  • すっごく面白かった。楽しそうだし、ナイジェルたちとのやりとりも微笑ましい。国同士で諍いがあっても、誰が悪いのではない。それぞれの信念があるし、それぞれいいところも(勿論わるいところも)あるんだなと改めて思う。全体的に切ないほのぼのという感じだが、面白いと感じながらも心が痛むのは、このあと離れてしまうからだろうな……

  • 面白かった。
    スペインでのお話と聞いていたが、イギリス組もきちんと登場していて二度美味しい。
    スペイン組もいいキャラが揃っていて甲乙つけ難い。
    アロンソにキュンとした。いい男である。
    それにしても話の展開がお見事すぎる。松岡先生かっこいいっす。
    でも1番最後のフェリペ二世のカボチャパンツに全部持ってかれたけど!(笑)

  • スペイン王・フェリペ二世に泣かされました。
    そして、決して彼らを憎めぬカイトにも共感し、切なくなりました。
    いよいよアルマダ戦か、、、楽しみ。そして切ない。

  • FLESH&BLOOD外伝 スペインでの滞在中のカイトの話だが、カイトの語りの中でジェフリーもちょっとは登場。この作者の歴史へのこだわりには相変わらず脱帽。楽しかった。イラストも素晴らしかった。こちらも忠実にフェリペ2世が提灯ブルマをはいてて、立派です。

  • スペイン組が大好きなので、個人的には非常に嬉しい外伝でした。
    しかも単行本なので、彩さんのイラストも大きめで楽しめます。
    雑誌の方も購入すると、船遊びとリンクしてますので更に楽しめるかと。

    二度と戻ることのない場所なだけに、読んでると何とも切ない
    気持ちになってしまうのですが、それでも読めて良かった。
    並行世界のお話なので、史実とは異なる未来があることを祈りたいです。

    そしてそして、メインのカップルの慎ましやかなラブに悶々……。
    BL界においては希少なプラトニックカップルなので、最近では
    もうキス程度でドキドキして大満足してたりします。
    本当に結ばれるときを想像しただけで、御飯3杯くらいいけそう。

  • もう何も言うまい・・・・
    イヤでもこれだけ。
    アロンソとカイトがヴォルタを踊るシーンは何度読んでもニヨニヨしてしまう・・・

  • スペインでの海斗の物語と聞いたのでどうかなと思ったけれど、回想シーンでジェフリーとの甘い部分があったので買って良かった。その部分の挿絵も良かったし。アロンソとビセンテの関係がキッドとナイジェルに思えるくらいで面白くてちょっと萌えた...。レオが海斗に心を開いた所で裏切った様に行ってしまったからレオの傷心と許せない気持ちが少し解っただけに切なかったし、アロンソが本編で好きになって来ていただけに海斗同様行く末を考えると悲しい。是非この世界では生きていて欲しいと願ってしまった。レオの結果は小冊子で解るのかしら?忘れずに全サを申し込もう!

  • スペインでの外伝。
    ダンスのあれこれも、ジェフリーとの捜索も、面白かった!
    本編がどうなるのか分からないけど、イングランド側もスペイン側もいいなーってキャラが多くて、歴史どおりいかないでほしいと思ってしまう。

  • 海斗が可愛すぎて変な汁が出そうになった。
    ビセンテは相変わらずいい男だな。最終的に彼が報われないのはわかっているのだが、何となく応援したくなる。
    イングランド組が好きなのでスペイン組には厳しい目で見たくなるけど、いいお話だったと思う。
    そして、本編を早くww

  • イングランド側が好きなのでスペインか、と思い読み始めましたが素敵なお話で、読み終わってしあわせな溜息が出ました。

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