舟をつくる

  • 徳間書店 (2013年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198635640

みんなの感想まとめ

自然の素材を使って舟を作り、日本を目指すという途方もない挑戦を描いた作品は、手作りの魅力と人間の創造力を感じさせます。読者は、砂鉄を集めて斧を作るなど、昔ながらの製法に驚き、現代の便利さに埋もれた自分...

感想・レビュー・書評

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  • 武蔵野美術大学って変わった人が多いのか?(褒めてる)
    この間読んだ「家をせおって歩く」の人も武蔵野美術大学だったぞ。

    今回は自然にある物から全てを手作りして船を作って日本を目指す!という途方もないチャレンジをした人の絵本。
    自然にあるものって、砂鉄集めて斧作るところからよ?
    びっくりよ。
    すっごいの。
    もう語彙力崩壊。
    もうどこから何から話したらいいのかわからないくらい、ただただすごいとしか言いようがない。

    発起してから6年位の歳月をかけて日本にたどり着いたんだってさ。
    全てのページ読むごとに「すごいねぇ」と言いながら読み進めたのよ。

    この便利な世の中でこんなとてつもないチャレンジをした絵本、読んでみてほしい。
    そして語彙力崩壊した私のかわりに素晴らしいレビューを書いてほしい笑

  • 文明の利器に埋もれた私たち。マッチ1本とて作れない。自然の素材から舟を造るなんて、どこから手をつけていいのやら見当もつきません。
    でも、昔ながらの製法を守っておられる人々もいる。いざという時に生き残れるのは、やはりこういった人々なんだろうな。
    グレートジャーニーの師だったとは驚きです。そちらの本も手にとってみたいです。

  • 日本人はどこから来たのか?東南アジアから黒潮にのって?それを調べるために舟をつくる。舟をつくる道具からつくる。浜辺で砂鉄を集めて斧をつくるところから。
    (isisi)

  • 自然から取って来た素材を使って最初から最後まで自分で作った物、って私たちの生活の中でどれだけあるだろうか?
    家庭菜園をしている人は食べものは自前だと言うかもしれない。
    それでも包丁、まな板、鍋、調味料は自分で作った物ではないだろう。

    この本は、かつて人類が日本列島に渡って来た海路を自分たちで作った舟で辿ってみる、その舟を造る過程の写真絵本である。
    舟を造るのに必要な物はなにか?
    表紙を見てわかるように、もちろん木だ。
    でもその木はどうやって切る?
    斧がいる。
    ではその斧はどうやって作る?
    鉄が必要だ。
    ではその鉄はどうやって手にいれる?

    こうして舟をつくる工具から自然からの素材で自分たちで手作りしていく。

    試みも面白いし、写真も良い良書。
    おすすめ!

    なお、この舟の活躍の様子は『海のグレートジャーニー』で!

  • グレートジャーニーの関野吉晴さんが、昔の日本人のルーツが海上を東南アジアから黒潮にのってやってきたルートを辿る為に、舟をつくる。その行程を写真と文章で表しています。出来るだけ古代の製法そのままに、海岸の砂鉄を集め、「たたら」という製鉄をおこなって刃物をつくり、スラウェシ島の船大工達に手伝ってもらいながら、作ります。その規模の大きい事!砂鉄は50人で3日がかり。炭焼きは3トン。たたら製鉄は100人で一晩中火に風を送り、この作業を4回とか。始めから壮大ですが、スラウェシ島へ行ってもそう容易く作業は進みません。それでも地元の人達は歌を歌い、冗談を言って乗り越えていくのです。スタッフとなった大学生達も日本の大学で関野氏に呼びかけられた時は何一つ自分で材料から作ったものなど身につけていなかった若者達です。今はもっと便利な工具もあるけれど、あえて遠回りをしたという舟つくりに、新しい土地を求めて旅した日本の祖先に思いを馳せます。すごいという事は中学年でもわかるでしょうが、縄文時代を学ぶ高学年からでしょうか。

  •  日本列島に人類がやってきた足跡をたどる旅。東南アジアから黒潮にのって島づたいに日本列島にたどり着く海上ルート。舟をつくるための道具を作るところから。

  • 再読。
    舟をつくるために、その道具から作ろう。
    自然から採取したもので作ろう。

    気が遠くなりそうな工程を楽しみながらすすめている様子がよく分かる。
    改めて思う。

    私たちは自分1人では何も作れない。
    全てのものは、自然の恵みを分けてもらって出来上がっている。
    昔の人はすごい!

    職人と呼ばれる人々への畏敬な念が湧きます。

  • 舟を作る木を切る道具から作り、丸木舟で大海原へ漕ぎ出すまでの写真絵本。全てを自分の手で作ったもの、ありますか?

  • 舟をつくるのに道具から手作りします。
    その工程にすごいとびっくりしました。

  • 武蔵野美術大学文化人類学の教授・関野吉晴さんが、学生の前野次郎さんたち約200人の人々と共に舟・縄文号をつくる話。
    「自然の中から自分たちで素材を採ってきて、機会を使わずに自分たちがつくった道具でつくる」というルールで、人類が日本列島へやってきたルートのひとつ海上ルートを再現しようと考えたのがきっかけ。そのためとはいえ、まず砂鉄を集めて工具を作るところから始めるのが凄い!旅の計画・参加の呼びかけからゴールの石垣島に近づくまで3年半……本当に大変。でも同時にとても楽しそう。こんな経験してみたいなあ。

  • かっこいい。
    出来れば、航海中の話も聞いてみたい。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784198635640

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