グレートジャーニー探検記

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 77
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198635695

作品紹介・あらすじ

アフリカで誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸に拡散した道を、1993年から2002年にかけて、逆ルートでたどった関野吉晴の「グレートジャーニー」。旅のハイライトを関野吉晴自らがセレクトした、グレートジャーニー決定版。

感想・レビュー・書評

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  • デザインのクラスで文化人類学を勧められたことをきっかけとして読書。人類とはという部分についての知見を得るべく。

    ロマンの本

  • キングオブヤバい人、関野義晴さん。

    関野さんが実践したグレートジャーニーの旅は、「海を渡るためには船がいるから、それなら木から船を作るんだけど、その木を切るための斧を作るから、砂鉄を集めて…」みたいな、途方もないもの。

    超ヤバい(笑)

    学生たちをつかって砂鉄を集めている映像を見たことがあるけど、狂気の沙汰としか思えなかった(笑)

  • グレートジャーニー関野さんの世界的にも壮大なエクスペディションのダイジェスト本。

    日本と全く違う環境や風景は確かにすごいけど、何といっても現地人との交流こそが旅の醍醐味なんだなってゆうのが本書読んでの感想でした。
    最初は決してウェルカムではない現地人との交流は、強い想い、好奇心、そして忍耐あって、できること...!
    自分はそれらが不足している感があるので、逃げずにもっと頑張なきゃいけないってホント思った!
    (本の感想からちょっとズレちゃってすみません。。。)

  • ネットショッピングで名前と内容だけ見て購入したのでページ数や外観が分からず、いざ手元に届いたものを見たら想像よりも薄く、中身には写真が多く、そこに文章が載せられていて、小学校の図書室にありそうな本で、失敗したかと思いつつ読んでみたら内容が濃い!
    海や砂漠を旅する過酷さに厳しさを感じながらも憧れを抱いてしまった!
    原住民との交流はとても羨ましかった!
    ハイライトだけでなく、全行程を読んでみたくなった!

  • ベーリング海が繋がっていたことも、今は船で渡れる距離ということもロマン

  • 関野吉晴 10年かけ、徒歩や自転車など自分の脚力、カヤックなど自分の腕力、そして犬ソリやラクダなど、自分で操ることが出来る動物の力を借りての冒険。人間の秘めたる力に感動。

  • ★★★☆☆
    関野さんの旅のトピック。人類約700万年の旅を約10年かけて辿った関野さん。

    現地の人々と時間をかけて心通わす姿も尊敬します。
    (まっきー)

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著者プロフィール

1947年東京都墨田区生まれ。一橋大学在学中に同大探検部を創設、71年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。82年横浜市立大学医学部卒業、医師となり南米に通いつづける。
93年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を経てアメリカ大陸に拡散した約5万300キロの行程を逆ルートでたどる〈グレートジャーニー〉をはじめる。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発、足かけ10年の旅は、2002年にタンザニア・ラエトリでゴールを迎えた。
2002年、武蔵野美術大学教授(教養文化研究室、文化人類学)に着任。翌年より〈新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々〉を開始。シベリア経由、稚内までの〈北方ルート〉、ヒマラヤからインドシナを経由、朝鮮半島から対馬までの〈南方ルート〉終え、09年からインドネシア・スラウェシ島から石垣島まで、足かけ三年の航海〈海のルート〉を11年に終了した。

「2013年 『海のグレートジャーニーと若者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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