幸村去影

  • 徳間書店 (2013年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198635985

みんなの感想まとめ

戦国時代の武将、真田幸村の大阪の陣に焦点を当てた物語が描かれています。読者は、幸村の戦略や葛藤、そして彼が直面する困難を通じて、戦国時代の緊張感を感じ取ることができます。特に、家康との対峙における幸村...

感想・レビュー・書評

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  • 大坂の陣。真田幸村の活躍を描く。
    死に場所を求めるのが目的なのか、簡単に持論を引っ込めて諦観しているように見えた。
    もっと足掻いて、もがいて、必死に戦ってほしかった。
    前半の戦闘シーンはワクワクしたが、後半は政治的な駆け引きが多くて読みづらかった。

  • 大阪入城からの幸村について。全軍を統率したなら歴史はどう変わっていたのか想像しながら読むのが吉です。津本陽の文体は重く、歴史資料を並べている様な時もあります。中盤までは読みにくいですが、後は一気に。

  • 真田幸村(の戦歴)と言えば…、
    上田合戦(関が原の合戦)と、大阪の陣ですが…、
    (それ以外は、人質や配流のため表舞台に立たず)
    本作品は、幸村目線の大阪の陣を描いています…。

    大阪の陣の醍醐味は…、やっぱり、家康の知謀と、
    それを翻弄する、幸村の戦巧者だと思いますが…、
    その醍醐味を味わぅには、やはり、
    各々の心理を深堀りしなければならなぃでそぅ…。

    その点からすると、
    本作品は、その辺りが非常に弱ぃと感じました…。
    なので…、戦の駆け引きや緊張感も伝わってこず、
    全体的に、盛り上がりに欠ける作品だったかな~。

    あれっ? 津本さんって、こんなに、
    人物像や臨場感の薄ぃ作品を、書いていたっけ~?
    ってところが、正直な感想でした…。
    期待外れといぅよりも、あれれ?って感じでした。

    ただ、改めて読んでみると…、
    大阪の陣の頃は…、家康を除くと、幸村も含めて、
    戦国時代の名立たる武将のジュニア世代だけに…、
    各武将に対する馴染みも薄く、緩~ぃ雰囲気も…。

    もろもろ踏まえると…、大阪の陣は、
    戦国時代の歴史小説の題材としては、
    あまり馴染まなぃのかもしれなぃ…。
    三谷さんは、どぅ描くんでそぅね…?

  • 真田幸村の大阪冬の陣、夏の陣での戦いぶりを描く。最初から最後まで家康の首を狙い続け大阪場内で思う通り戦いを進められ無い中で葛藤しながらも一貫して死を覚悟し戦い抜く姿が眩しい。戦国時代最後の武将かな?

  • 幸村大阪城入城から冬の陣、夏の陣まで。
    特に夏の陣は力が入っている。
    歴史に「if」はないけれど、もし真田幸村が大坂方を完全に掌握していたら、冬の陣で天守閣に打ち込まれた大筒が淀の方を落命させていたら、と思わずにはいられない。大坂方の馬鹿さ加減が際立つ、一方で真田幸村の散り際が凄まじい。夏の陣の野外決戦は一読の価値あり。

    • めがねくんさん
      「if」にもう一つ。秀頼が英邁であることと外交力のある参謀が必要でねぇ。幸村が戦術的な勝利を重ねたとしても、大多数の諸大名を味方につけること...
      「if」にもう一つ。秀頼が英邁であることと外交力のある参謀が必要でねぇ。幸村が戦術的な勝利を重ねたとしても、大多数の諸大名を味方につけることができなければ、WWⅡの日本と同様に必敗するんでねぇ。
      「大坂方の馬鹿さ加減」って、どこの組織も一緒でねぇ。結局、そんな組織は偉い人がちょろっといても、ダメなもんはダメで、滅びる定めってことなんでねぇ。
      2013/08/05
  • 大阪入城後の真田幸村。真田丸の攻防。前田家、藤堂家の部隊との戦い。大坂方の講和。埋められた堀。和議の決裂。道明寺の戦い。後藤又兵衛の死。大阪城の決戦。真田の赤備えの奮戦。

  • 津本さんの真田モノは数年前に読んだ「真田忍侠記」以来です。
    甲州弁?(信州弁?)の台詞が特徴的です。

    大坂の陣が舞台なのですが、本当に大野治長らといった秀頼の側近が、アホすぎて情けなくなります。
    もし幸村や又兵衛に戦略の全権がゆだねられていたら・・と、思わざるを得ません。

  • 全くつまらない。津本陽、退屈過ぎる。この作者のクセだが、やけに背景説明時の人物や固有名詞が多過ぎてストーリーに没頭できない。もっと勉強しなさい。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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