- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198636043
作品紹介・あらすじ
「獄中から伝えるビジネスモデル」は、おそらく世界でも稀な刑務所内から発信するビジネスガイド。「Q&A」は、ビジネスに関する読者からの相談を中心にまた、これからのビジネスを考える上で、ヒントになるであろうものを選んだ。さらに、夏野剛さん、西村博之さん、藤沢数希さん、船曳建夫さんに解説をお願いした。
感想・レビュー・書評
-
世の中の学生や社会人の悩みに、ホリエモンこと堀江貴文氏が答えている。内容は就職や起業に関するもので、具体的で積極的な質問もあれば、中には後ろ向きな質問も少なくない。
どちらかというと堀江氏は、質問者の立ち位置に立って答えるというより、オレだったらこうするというスタンスで返答をするので、簡単に実践するのはなかなか難しそうだ。
しかし、多くの人たちが大金を手にしたい、儲けを増やしたいと思っている事に、少し違和感を覚えてしまった。
自分の場合、決して収入は多くはないが、常々身の程にあった生活を心がけているため、今までそれほどお金に困った事はない。少ない給料でも支出を減らす工夫をすれば、ソコソコ楽しい生活は出来るもんですよ。
夢は世界征服、とかなら話は別ですが。
お金とは、ドライブに例えるならガソリンのようなものだと思っている、ドライブの目的は決してガソリンをたくさん入れる事ではないでしょ。
どこに向かって走るのか、だれと一緒にどんなルートで行くのか、そこに行って何をするのか、待ってる人にはどんなお土産を選ぶのか、の方が重要で楽しい事なのではないでしょうか。
読みながら感じたが、堀江氏はいろんな事に興味を持ち、その興味の対象の中に不満を見つけ、そんなマイナス要素をビジネスチャンスに変える事が出来る人なのだ。
それは自身の中にある大きな夢や志が、合理的かつ独創的な考えと、素早い行動の原動力になっているのだと思う。
『金持ちになって君はどうするの?』
キャッチーだけど非常に的を得たタイトルだよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020年2月10日読了。2011年6月に収監・2013年3月に出所した堀江氏が獄中でメルマガなどを通して発表していたビジネスアイデア・Q&Aに4人の著名人によるホリエモン評を加えた本。とても面白い。Web上で流れてくる氏のTwitterによる発言・色々出している本や彼の風貌などから「いけすかない男」の印象が拭えないが、理詰めに何事も考え自分の中で検証し、かつ根がお節介なので言わなくてもいいこともとりあえず発言する人なのだ、ということが分かってくる…。自分もたぶん実際に会ったら熱烈なファンになってしまうんじゃないかな。惰性とかプライドとか、色々なものを自分の人生から剥ぎ取っていくと最後に残るのは「これが好き・これをとにかくやりたい!!」という馬鹿みたいな愚直な思いでしかなく、それを持たずに時間をただ浪費するのはもったいないことだ…とも思う。
-
堀江さんの有料メールマガジンを書籍化したもの。
堀江さんの書籍は初めてだったので、堀江さんの考え方に触れられてよかった。題名にインパクトがあり、題名だけでも考えさせられる本であった。 -
こんなにアイデアがあるのか〜と感心した。トイレビジネスが印象的。
-
面白かった。特にQ&A。内容が頭に残ってる感じじゃないのでまた読み直したい。
-
金持ちになった先にあるもの、自分は何をしたいのかを問いかけられている。お金はあくまでツールである。お金を儲けてから何をするのか、これが大切なことだということを考えさせられる1冊です。本のまとめ、ブログは以下に載せています。
http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=83&catid=2 -
あまりレビューを読まずにネットでBuzzってるのを条件反射的に買ってしまう情弱なので、普段だったら買わない系の有料メルマガの再編集本だったわけですが、とても読みやすくでも思考実験的にも楽しい書籍でしたw 結果オーライw
ホリエモンのビジネスモデルもよいのですが、Q&Aコーナーの質問を読んでホリエモンになり切って回答を考える遊びに最適です(2013.07.15読了)