政治家抹殺 「再審請求」で見えた永田町の罠

  • 徳間書店 (2013年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198636234

みんなの感想まとめ

検察を中心に、日本の政治の裏側が描かれた本書は、政治家や官僚の興味深いエピソードを通じて、現代の政治風土を浮き彫りにします。特に、田中角栄や中川一郎の言動からは、政治家の役割分担や責任感、さらには権力...

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤さんと鈴木さんの対談形式。

    メインは、検察の話だがそれ以外の政治家・官僚ネタのほうが
    面白い。

    田中角栄の失敗は、役割分担をきっちりとしていたこと。
    中川一郎は「俺は大丈夫。何かあったら鈴木が捕まってくれるから
    俺は心配ない」とまで言ってくれたこと。

    佐藤本ではおなじみ、西村欧州局長。
    小渕総理に激怒され「西村、ご苦労!」と言われて(ご苦労は、
    お前は首だの意味)ここでもアルマジロのように丸まって
    死んだふりをするとこ。

    民主党時代の玄葉外務大臣。前原さんへの嫉妬が強く
    自己中心的という指摘。今の若い政治家は、大体そういう傾向で
    お互いへの尊敬が少ないという指摘。
    中川一郎は田中角栄が逮捕された時は、自分の党の代表が
    留置所にいるのだから、自分だけ布団で寝ることはできない、
    今日だけは畳の上で寝る、と言ってたそうです。
    こういう気持ちの政治、政治家が出てくることを期待したいですね。

    ただもう少し、内容に変化をつけて面白さを出した作りにして
    ほしかった。

  • 政治家抹殺 「再審請求」で見えた永田町の罠。鈴木宗男先生と佐藤優先生の著書。出る杭は打たれるということわざがあるけれど出る杭は打たれるが徹底されているのが日本社会。出る杭は打たれることを恐れない勇気ある人たちがしっかりと守られて活躍できる社会にならないと日本はいつまでも進歩しない時代遅れのまま。出る杭を打とうとするのはいつだって既得権益にまみれた古い常識にしばられた人たち。古い常識にしばられた人たちが打たれるようでないといつまでも変わらない。

  • 政治家・鈴木宗男氏と作家・佐藤優氏との対談に加え、後半部は気鋭の弁護士やジャーナリストによる『鈴木事件』の詳細な見解が掲載されております。衝撃の『尋問シナリオ』や『明日はわが身』という内容も刺激的。

    この本を見ているときに鈴木宗男氏の林野庁の行政処分を巡る汚職事件が2審も敗訴したことを知り、複雑な気持ちになりました。本書は日本の権力の中枢にいた鈴木宗男氏と、『知の怪物』という異名を持ち、作家になる前は外務省の分析官としてロシアと対峙していた佐藤優氏による対談が前半部です。

    『あの政治家はなぜ表舞台から抹殺されたのか?』
    ロッキード事件、角福戦争、佐川急便事件、加藤の乱、日歯連事件、自殺、陸山会事件、民主党内紛……そして、鈴木宗男事件。日本の政治と官僚の関係と、『明日はわが身』という身をもった警告が語られており、今回もまた非常にスリリングで、面白かったです。

    さらに、巻頭のカラーページに掲載されている検察官の『尋問シナリオ』がとても衝撃的で、一人の人間を陥れるためには組織、国家はここまでやるのかと、慄然たる思いにとらわれてしまいました。さらに、後半部では識者の見解が掲載されていて、鈴木氏の再審請求を行った弁護団による事件の詳細な全貌や、この事件を追い続けているジャーナリストの魚住昭氏の見解もとても参考になりました。鈴木事件から学ぶべきことはまだまだ多い、その思いをなおいっそう新たにいたしました。

  • 孫崎さんは、かつて、極秘指定解除になってもいない外交上の極秘情報を首相でなかった橋本龍太郎さんのところに横流ししていたことがありました。 当時の小渕首相のところへもっていくといっておきながら。これが相手国にばれたら、日本の外務省国際情報局には永遠の情報がはいらなくなってしまうところでした。情報の最前線にいた人間とは思えない行動でした。 p134

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著者プロフィール

昭和二十三年北海道足寄町に生まれる。四十四年衆議院議員中川一郎秘書。四十五年拓殖大学政経学部卒業。五十二年農林水産大臣秘書官。五十五年科学技術庁秘書官。五十八年衆議院議員初当選。平成元年防衛政務次官(宇野内閣・海部内閣)。二年外務政務次官(海部内閣)。四年自民党副幹事長。六年衆議院議員 沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員長。九年国務大臣 北海道・沖縄開発庁長官(橋本内閣)。十年内閣官房副長官(小渕内閣)。十一年自民党総務局長(小渕総裁・森総裁)。十四年衆議院議員運営委員会委員長。十七年新党大地結成。同代表就任。二十一年衆議院議員八期当選。衆議院外務委員長。二十二年在職二十五年永年在職議員表彰。二十三年新党大地・真民主結党。同代表就任。二十四年新党大地に改名。同代表就任。

「2014年 『「日本の分」について考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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