飛田の子 遊郭の街に働く女たちの人生

  • 徳間書店 (2013年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198636517

みんなの感想まとめ

働く女性たちの人生を通じて、特定の街の文化や人間関係を深く掘り下げている作品です。登場人物それぞれの物語が織り成す中で、彼女たちの生き様や葛藤がリアルに描かれ、特に女性間の複雑な関係性が印象的です。ま...

感想・レビュー・書評

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  • 飛田新地の料亭の元経営者がつづった人間ドキュメントです。

    ♡ブログにて詳しいレビューしています♡
    https://happy-books.hateblo.jp/entry/books-tobitanoko

  • アトピーなどで肌が弱い子や90分のサービスや会話が苦手な人にはソープなどより向いている
    ともかく稼げる
    ストップウオッチで時間管理
    稼げるようになると慢心、店の他の子は売り上げ減りギクシャクする
    女の子同士の掴み合いの喧嘩も

    飛田の基本料金は15分一万一〇〇〇円、20分一万六〇〇〇円、30分二万一〇○○円、60分四万一○○○円。このうち呼び込みのオバちゃんの取り分、千円を引いた額を、店と女の子で折半します。
    この効率 のよさがソーブランドからの転身組が多い理由です。仮にソープで手取り二万円を稼 ぐためには、90分みっちりサービスをしなくてはならないのです

  • 飛田の料亭の経営者の手記
    働く女性の人生や女性間の確執がリアルに描かれている
    短期で大金を得る仕事の中毒性もよく理解できる

  • 384.9

  • 人生いろいろ。

  • 前作に続く、飛田経営者の、今度は経営を終える頃の約1年を女の子たちとの話を交えて書いた本。

    こちらも前作同様、飛田を知る一冊ではありますが、どちらかというと働く女性に焦点を当てています。
    飛田で働く子たちはどんな気持ちで働いているかは、インタビュー本があるのでそちらを読めばいいと思います。この本はどちらかというと、そんな女の子たちとのひと騒動(?)を親方という立場で書いています。

    こういうの読んでて思うのは、やはり人を惹きつけるのは顔だけじゃないなあと。
    笑顔や視線や挙動や意気込み、ありとあらゆる、ちょっと仕草が相手の心を動かすのですね。
    某毒婦の本でも思いましたが、こちらは見た目も上クラスの方々がそれをやるのですから。
    そんな人たちがゴロゴロいる飛田。一度行ってみたいなとも思わせます。変な意味じゃなく。

  • 前作よりは読みやすい。色々な人がいるんだなと思いつつ。

  • いろんな女の子がいるんやなあ…

  • 今度は飛田で働く女の子達に焦点を当てている。
    その、受け止め方と言うか、ちょっと衝撃的ではあるが、性風俗に関わっていると言う一点を除けば、全く、うちの女性部下達と重ね合う。
    人生色々。
    生々しいだけに、面白い。

  • 『飛田』という街で働く女性達とそのスカウト。やはり、女性の多い職場なので波乱万丈である。『飛田で生きる』から『飛田の子』を読んだ事により、私がインターネットを通じて知り得た飛田新地の情報が全く違った事に驚きを隠せない。幻想から現実を見せられた感が半端ない。

  • 著者は飛田で実際に「料亭」を経営していた人。前著では地震が料亭を経営するまでの経緯や、料亭経営の苦労を中心に書いていたが、今回はそこで働く女性たちに焦点を当てている。内部からの視点なので、描写が非常に詳細で興味深い。

  •  前作の「飛田で生きる」より、働く女性にスポットを当てた本。

     飛田の本としては、最後の色街がありますが、この本よりは飛田で生きるの方が出来がよい。
     今作のように助成費と理非鶏にスポットを当てるのは飛田という町の本質を知るのには役には立たないが、何故働いているのか?働いたらどうなるのか?と言った点は良くわかる。

     風俗で働いた人間は男女間での幸せから遠くなると言う印象があるが、そのことにふれたメグの話。


     飛田のことに興味がある人にとって読むか値があるかどうかと言えば、前作で足りるといえるでしょう。
     前作と今作を読めばより深く飛田のことがわかると言うことはありません。
     この本はただ風俗業で働く女性の話になってしまってますから、飛田ということはあまり関係なくなっているからです。

     ただ、色々考える本ではあります。

  • 「飛田で生きる」の続編的存在の本。前作を読まなくても読める独立した本。大阪で飛田を知らない男はいない。そこの女性の話。ウラ話といえばウラ話だが、特別意外性の有る話でもない。もっとドロドロした話があればもっと面白かったのに。

  • 大阪にある遊郭・飛田。
    私は大阪に長く住んでいたけれども、そんな場所があることを知らなかった。
    著者は、差別されてきた飛田のことを知ってもらうために、この本を書いたようだ。
    こんな世界があるんだ・・・とか、身を売る理由もいろいろあるのね・・・とか、そんな感想を持った。
    一番びっくりしたのが、主婦がパート感覚でお金を稼いでいること。
    そんなに大金が短期間で稼げるのか!? とびっくりした。
    それは魅力的ですが、自分には割り切れないと思った。

  • 下手な小説よりもずっと興味がそそられるものだった。
    不思議な世界やなーと、あらためて感じる作品であった。

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著者プロフィール

大阪府出身。繊維製品卸問屋勤務を経て、飛田新地の料亭経営者にへ。10年間店の経営に携わった後、名義を知人に譲り、現在女の子のスカウトマンとして活躍している。著書に『飛田で生きる』。

「2016年 『飛田をめざす者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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