成長のない社会で、わたしたちはいかに生きていくべきなのか

  • 徳間書店 (2013年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198636920

みんなの感想まとめ

現代の経済や社会の構造に対する深い考察が展開されており、成長の終焉を迎えた日本における生き方を模索する内容です。著者は、資本主義の限界やデフレの影響を鋭く指摘し、過去の発展を懐かしむ一方で、未来への展...

感想・レビュー・書評

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  • 若い頃何も知らなかった頃は、日本はずっと発展し続けるし世界で重要な存在で有り続けると思い込んでいました。バブルが弾けたのはただ人々が浮かれ過ぎただけで、堅実に日本を運営していけば、また景気も良くなると思っていた懐かしいあの日。
    色々な本やニュースを見て現実として日本は既に成長は終わり、これから緩やかに衰退していくようであるという事がひしひしと分かってきました。
    発展途上の国々を食い物にして肥大してきた資本主義も、人類全体に発展がいきわたりつつあるこの地球では、搾取すべきフロンティアが無くなりました。既に食い尽くされたパイの残骸を追っても何も出てこないわけですね。
    コロナよりずっと前の本なのでまさか現在がこんな事態になっているなんて想像もつかなかったでしょうが、普遍的な経済の内容で分かりやすいので読んで損はないと思います。

  • ・お金は幻想。マネーはガス。

    ・資本の蓄積が、資本主義の使命

    ・不足しているものを蒐集するには、市場経済が一番。

    ・デフレというのは、近代(成長)システムが成り立たなくなったということ。

    ・ゼロ金利の預金は、日本国に住んでいるショバ代。

    ・資本主義にとって絶対に必要なエンジンは、未成熟な空間。

    ・消費=使い切る 投資=将来消費する為に、迂回生産をする

    ・テレビゲームによって、若い人の読書や勉強時間が奪われる。

    ・先進国であれば、誰が経営者であっても、
     企業利益が出るような構造になっていた。

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著者プロフィール

水野 和夫(みずの・かずお):1953年生まれ。博士(経済学)。早稲田大学政治経済学部卒業。埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て、内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)、内閣官房内閣審議官(国家戦略室)、法政大学法学部教授などを歴任。著書に『次なる100年:歴史の危機から学ぶこと』(東洋経済新報社)、『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(日本経済新聞出版社)、『資本主義の終焉と歴史の危機』『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』(以上、集英社新書)など多数。

「2024年 『世界経済史講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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