パン屋のこびととハリネズミ ふしぎな11のおとぎ話

  • 徳間書店 (2013年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198637095

みんなの感想まとめ

不思議な世界観が広がる短いおとぎ話が描かれています。パン屋のこびとが守り神として存在し、彼を怒らせたことでパン生地がハリネズミに変わるというユニークなエピソードが展開されます。物語には、理不尽さや道徳...

感想・レビュー・書評

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  • それぞれのかわいらしいお話が読んでいて楽しいです。

  •  パン屋には、必ずパン生地こびとというこびとがいる。ゴキブリやネズミを追い払ったりしてくれるいいこびと。パン屋のトリップさんは、そのこびとを怒らせてしまう。復活祭のパンを作ろうと、生地を丸めテーブルに置くとパン生地がハリネズミに!

  • 「パン屋のこびととハリネズミ」シンプルなみじかいおとぎ話。

    面白い。

    こういう物語を面白いと思うっていうのはどういうことなんだろう。面白いと思う精神構造が一番興味深い。民話や物語の原型。理不尽をたっぷり含んで道徳や倫理に沿っていたり無視していたり。小説とはまったく別の論理の中にあるもの。

    パン屋に住んでいる守り神の妖精、パン屋のこびとに乱暴にあたってパン生地がみんなハリネズミになってしまっておかみさんが謝って許してもらった話。

    このうえなくうつくしい貴族の娘が没落して、カフェのウエイトレスになって、それでも優しく働き者であったために妖精から魔法の胡桃を贈られ、胡桃の光の導いた先にあった宝石で再びお金持ちになってみんなで楽しく暮らす話。

    賢かったり優しく働きものであったりちょっとずるかったり残酷だったりもする。決してヒューマニズムでも勧善懲悪でもない不思議さ。

    子どもの世界、大人の世界の外にある世界。何かとっても大切な論理が隠されているような気がする。

  • ★★★★☆
    全てがなっとくできるお話ではないが(ずるっ子なのにな~とか)、本棚にならんでいる本がすべてピカピカの筋立てでなくてもよいかも。
    (まっきー)

  • パン屋のトリップさんは、いつもブツブツもんくをいっています。ある日、パン生地こびとがパンを食べているのをみつけると、おいだしてしまいました。もちろん、そんなことをしてはいけなかったのです。次の朝、クルップさんがこねたパン生地は全部ハリネズミになってしまい…。
    昔話のような楽しいお話集。どのおはなしも楽しい終わり方をするので、なんだか気持ちが暖かくなります。

  • 盛り上がりどころがわからなかった

  • 小人や妖精の出てくる、ちょっと不思議な短編集。

  • 絵と文章(訳)がほんわかしすぎていて、そのために昔話的な要素が浮いているような…。(急に心変わりしたり誰かに冷たくするようなところ)もっと淡々としているほうが入り込めるのでは。

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著者プロフィール

東京外国語大学卒。オランダ在住時にオランダ語を学び、外務省の研修所などでオランダ語を教えるとともに、翻訳者としても活躍。訳書に「ネコのミヌース」「パン屋のこびととハリネズミ」「お話のたきぎをあつめる人」(以上徳間書店)、「王への手紙」「イップとヤネケ」(ともに岩波書店)など多数。

「2021年 『おばあさんとトラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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