ネネとヨヨのもしもの魔法

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 50
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198637255

作品紹介・あらすじ

大人たちによって「想像」が禁じられた世界。聖マルグリット学院で暮らすことになった孤独な少女ネネは、夢のなかの購買部で、"もしも"の魔法のノートを手に入れた。そのノートに、たとえば"もしも空を飛べたら"と書いたなら、本当に空を飛べるようになる-というのだ!過去の記憶をなくしていたネネは、不思議なノートをたずさえ、"失われたもの"を探すため、旅立つことを決める。世界に「想像力」をとりもどす、ネネの冒険と成長の物語。小学校中・高学年〜。

感想・レビュー・書評

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  • 「大人たちによって「想像」が禁じられた世界。聖マルグリット学院で暮らすことになった孤独な少女ネネは、夢のなかの購買部で、"もしも"の魔法のノートを手に入れた。そのノートに、たとえば"もしも空を飛べたら"と書いたなら、本当に空を飛べるようになる-というのだ!過去の記憶をなくしていたネネは、不思議なノートをたずさえ、"失われたもの"を探すため、旅立つことを決める。世界に「想像力」をとりもどす、ネネの冒険と成長の物語。小学校中・高学年〜。」

  • 表紙のイラストがかわいかったので手にとりました。

    日本の作品ですが、どことなく外国の昔からある児童文学を思い起こさせる雰囲気を持っていると思いました。

    <もしも>を想像することは大切なこと。
    自分の目で物事を見て、考えて生きてほしい。

    そんな、作者の願いと祈りがこめられた作品だと感じました。

    きっと作者はグリンスターン先生みたいな雰囲気の人なんだろうなーと想像。

  • 人生の訓示となるような言葉も織り込められ、どちらかといえば重い雰囲気のファンタジー。
    想像するということは、何事にも基本なのだと改めて思わせる話だった。

  • 2014/5/21〔水曜日〕

  • 表紙の美しい色使いと、装丁に惹かれて購入しました。
    コミックでヨヨとネネという名前を見たことがあったので
    繋がりがあるのかなぁ~と思っていましたが、
    そこのところはよくわからないです。

    まだ読んでいる最中です。
    読んでいると気持ちがわくわくしてきて
    この先どうなるのか楽しみな物語です。
    児童書コーナーにあるので、見落としがちな人もいらっしゃるかと
    思いますが、途中までしか読んでいないくせに
    人にお勧めしたくなっちゃいました!

    読み終わった感想は、最初のほうは冒険冒険という
    雰囲気でしたが、後半はそういう雰囲気よりも
    気持ちの成長とかを描いているものなのかな?と
    思いました。

    そういえばこの作者さんの他の作品も
    心の成長物語があったかなぁと思い出し納得。

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著者プロフィール

1965年千葉生まれ。
著書に「きみを守るためにぼくは夢をみる」(星海社)、「ネネとヨヨのもしもの魔法」(徳間書店)等がある。

「2016年 『僕らの惜春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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